甘酸っぱい日々

面白くても何ともならない世界で 何とかしようとする人達のために

「激アツ9期ライン」 8月27日 ライスのシチサンLIVE

2010-08-31 01:19:45 | ライスのシチサンLIVE
今回の前説は、
メメ「まいっちんぐ~?」
客席「せきまちこ先生~!!」
メメ「コロコロ~?」
客席「田所~!!」
田所さんには、どうしてもいい言葉が見つからなかったらしいです(笑)
メメの前説はいつも楽しいなぁ♪


・登場するなり、ざわざわ笑いが収まらない(笑)
 「ピンポーン!オレの服が面白い!!」

・いろんな柄がケンカしちゃってる

・ライスだけじゃなくてよかった感(笑)

・準レギュラーみのちゃん来れない疑惑

・松橋さん登場に大盛り上がり!
 コーナーつぶし(笑)
 関町「なんであいつあんな厚着してんだよ!?」

・じゃあオレはあいつで決~まり♪
 不良マンガの1シーン

・アニメキャラクター3匹(笑)

・「なんか面白いことやってよ?」→いやすでに面白い(笑)

・ツアー楽しそうだなぁ!!
 去年も言いましたが、芸人さんとツアーに行けるというそれ自体もちろん楽しみなんですけども、それと同じくらい、夏っぽいことができるというのがうらやましいです。
 夏らしいことしたかったなぁ……

・ドラマってすごいなぁ…と思った矢先、俳優気取りエピソードにどん引いた私(笑)

・ある意味もうすでに合格

・関町を探せライブやって下さいよ!絶対面白いもん(笑)

・わかんないよ、1話で死んでるかもしれない

・関町さんの「映画とか決まったらどうしようかなぁ」という一言に、悲鳴があがる会場(笑)
 あ~面白かった!!
 みんな、関町さんのこと大好きなはずなのになぁ。それなのにこの扱いなんだもんなぁ(笑)

・レッドカーペットステージ残念だなぁ…

・コーナーに入る直前、
 関町「ねぇ、誰か来てくれるんでしょうかねぇ!?」

・田所さん、お願いですから「コーナーの方に参りましょ~う!」って言ってくださいよぉ。
 私あれ大好きなのに~。

~そしてコーナーだよ~

・田所さん、平然と言ってますけど、「激アツ9期ライン」ってなんですか?(笑)

・まさかの鬼ヶ島野田さん!!来てくれたら嬉しかったのにな~

・最近のシチサンの新定番、おげんこ(笑)
 100パーでひっぱっているおげんこ。

・颯爽と登場した江崎さんがかっこいい!!

・史上最低の茶番の回、懐かしいなぁ…大好きだよぉ。

・指紋認証ゲーム(勝手にそう呼んでます・笑)で派手にふっとぶ4人がすごかった!!
 ちょっと綺麗ですらあった(笑)

・江崎「ルールを!!ルールを教えてよ!!」

・キャラを貫き通すR藤本さんが素晴らしかったです(笑)

・なぜかレシートに固執する松橋さん

・関町さんが「某動画サイト」とぼかすのに、堂々と「youtube」と言ってしまう田所さんと江崎さん(笑)

・2期生のマネ大会

・関町「これじゃぁもしもシリーズだよ!!『もしもベジータがビートたけしだったら』だよ!!」

・あのスネに直撃するやつなに!?本当にこわかった!!
 冗談じゃなく、事故の香りがした。無事でよかったね(汗)

・頭ぶつける文田さん(笑)

・金成さんにやらされても平然とする文田さんに、逆にびっくりする金成さん(笑)
 文田さんはそういうキャラで行くんですね(笑)

・そして、みのちゃん来てくれてありがとう!!
 そんな恩人に対してひどい仕打ちの面々(笑)

・残念ながら来れなかった方々のメールも楽しかったなぁ!!
 
・鬼ヶ島野田さんは残念でした(泣)
 是非次回は来てほしいです!こうやって、違う事務所の方とも自由に交流できるようなライブであってほしいです
 
・天津木村さんとも、ずっと交流が続いているみたいですごく嬉しいです。

・林さんは毎回毎回……(笑)

・そして岡部さんの独壇場で終了となりました!

放送終了後は、写真抽選&告知。
写真には、出演者が決まっていなかったので、本来はライスしか映っていないはず。
なんですけど、近くに居た人と一緒に写真を撮っていたみたい。
遠くからだったのでよく見えなかったんですけど、多分いごしょー根建さんとか、天狗川田さんとかが映っていたみたいです。
田所「背後霊がたくさん映ってる。特に真ん中のやつ(川田さん)が一番やっかいなやつ」(笑)

告知では、松橋さんが、2日にやるユニットライブの告知を。
そして、一緒にやるメンバーに、は○にゃがいるということで(一応伏せさせてもらいますね)、「あの話が聞けるかもよ~!」と。
客席あ~。
それを聞いたみのちゃんが、「オレは嬉しいよ!」と。
「あんなに奥手だった、か○だが。ねぇ~。」と、本当に嬉しそうに話していたのがすごく印象的でした。
松橋さんの「まだわからないけどね」というフォローもありつつ。

最後は袖にひっこむ直前、関町さんの「どうも~♪」でしめ。かわいかったです。



散々書いといてなんですが、やっぱり私はお呼ビンゴ好きじゃありません……。
今回も、始まる前に、「お呼ビンゴだったら来なかったのに…」と正直思ってしまいました。
でも今回は今までで一番楽しかったかもしれません。
結局、私がどうしてお呼ビンゴをあまり好きじゃないのかと考えると、呼ぶだけでちゃんとトークが出来てなかったからなんですよね。
呼ぶだけよんでおいて、一人ひとりにスポットライトが当たっていない感じがしていたんです。
そういえば、そもそもこのお呼ビンゴの前身になっていたのは、私が初めて行ったケチャップナイトでした。
その時に、「せっかく呼んだのにあまりトーク出来てない人達かわいそう…」とか、「来るのたいへんだったんだろうなぁ」とか余計なこと考えちゃったんですよね。
考えてみれば、あの頃から私のこの企画に対する心象はよくなかったんでしょうね。
……本当に私、お笑い見るのに向いてないんだろうなぁ(苦笑)
だから今回は、まぁ来た人は少なかったですが、でもその分一人ひとりとトーク出来たり、いじったりできていたので、私はすごく楽しかったなって感じました。


ライスのシチサン自体久しぶり。
加えて、私は6月に行ったきりだったので、生で見るのも久しぶり。
さらに、会場は始めて行くJ-POP CAFE。
だからちょっと不安でした。
それなのに、ライブが始まって二人が出てくると、なんだか一気に安心した。
会場も違うけれど、ここはホームだなって思った。
このライブにいると、ホームに戻ってきたような、そんな温かい感じがしました。
彼らが自分の手で、信頼を得て、成長してきたホームグラウンド。
これからも、思い切り力を出しきって、このライブを盛り上げてくれることを期待しています。

「CR海物語」 8月26日 コント☆広場

2010-08-28 22:13:36 | ライブ感想♪
ものすごく久しぶりに、コント広場に行ってきました。
今までなかなか都合がつかなくて、だいぶ間が空いてしまったと思ったら、今回の出演者なんと22組(笑)
ライブ時間2時間超(笑)
そんなライブでしたっけ?(笑)
でも、普段なかなか見ることのできない人達のネタを見られて、とても楽しかったです。
やっぱりAGEAGEとかあると、パソコンでもネタを見る機会はあるので、どうしても企画ライブ優先でネタ後回しになってしまうんですよね。
だから、時々はじっくりネタを見る機会が重要だなぁと思いました。
気になった人達だけざっくりと!

かたつむり林さんが面白すぎました(笑)
自由だなぁ~!

シソンヌはじろうちゃんが絶好調でやりたい放題!あ~、本当に涙でそうになるくらい面白かった!
次の出番のチョコプラが、袖で爆笑していました(笑)

やりきるアホマイルド。

ガリットチュウは、いつものパターンでした(笑)
今回は、「ロックフェスに行った女子大生まゆみ」
まさにここでしか出来ないネタですね。外に出したら絶対に怒られる(笑)
本当におかしくてずーっと笑ってました。
今回のシメは、
「ヤワなハートがしびれる~心地よいガリットチュウ~♪」

2700は、右ひじ左ひじ交互に見て~♪でした。
なんども見てるのになんでこんなに面白いのかなぁ(笑)

ライスは、この前のホラーコントのために作ったという新ネタでした。
すごかったです。
ネタが終わった後、客席が一気にざわっとなって、鳥肌が立ちました。
ひやっとして思わず自分の腕をさすってしまいました。本当に怖かった…。
こういう瞬間を味わえるのがすごく嬉しいです。だからやめられない。
これからもこういう、驚きとか感嘆とか、そんなのをずっと味わわせてもらいたいです。

グランジは大さんが言っちゃいけないようなことばっかり言う(笑)
遠山さんのお母さん役、なんとなく似合うんだよなぁ(笑)

犬の心も全く見たことないネタでした(というか新ネタライブなので本来はそれが正しい・笑)
すごく面白かったです。
いつもの押見さんのウザい感じなのかなぁ、と思ったらその予想をするりと裏切られる。
中盤からの流れが最高でした。
ただなぁ、ちょっとしつこいよなぁ(笑)

今回の中MC、1回目はライスとパンサーでした。
どりあんず平井さんとプールに行ってきたという尾形さん。
尾形「でも、あの人ダメだな!人のケツばっかり見てる!」
関町「それは男性の?」
向井「男性なわけないでしょ!それは関町さんでしょ!?」
関町「俺もしてねーよ!!」(笑)
田所「もうそういうキャラになっちゃってるんだもん」
この前、向井さんもプールに行った。
関町さんは2回海行った。
そのうちの一回は、ボンさんと阿部さんと。
ボンさんが目立って顔指されて、その隣にいる阿部さんも気付かれて、関町さんを見ると、みんな「いよいよこいつ誰だ?」みたいな雰囲気になるそう(笑)
関町「男か女かもよくわかんねーし!」
ここでみんな爆笑(笑)
向井「わかるわかる!こういう女の子いますよね!!」
田所さんは?と聞かれて、全然行ってないと思われてるかもしれないけど、実は海たくさん行っていると言い出す。
向井「えっ、そうなんですか?」
田所「うん、あの、CR海物語」 ←言いながら笑っている(笑)
次のブロックのコンビを向井さんが紹介して、「それでは、7組つづけ…」と言ったところで、袖からスタッフさんが声をかける。
みんな「え?なに?」と袖に行き、そしてその女性スタッフさんを舞台に引っ張り出そうとわちゃわちゃ(笑)
DH億さんの名前が入っていなかったそうで、
向井「億さん?億さんが一番初めに来るの?」
関町「DH億のこと億さんっていうのやめようよ!奥さんみたいになる!!」(笑)

もう一つの中MCは、犬の心とグランジだったんですけど、ここには書けない発言ばっかりだったので割愛させていただきます(笑)

たくさんネタ見れて嬉しかったです。
ここからみんなネタを練り直したり、外で出したり、そんな変化をみれるのも面白いですよね。
コント広場には行ける限り行こうと思います!楽しかったな♪

神保町花月 『テルニ』

2010-08-17 22:20:42 | 神保町花月
仲良し9期の、わちゃわちゃお祭り公演に行ってきました。
全ての面で満足、と言えるほど、素晴らしい公演でした。
もしかしたら再演するかも?というお話があったそうです。
このお話は、内容を知ってしまうと、面白さが半減どころかほぼなくなってしまうようなものです。
そのため、今回見ていなくて再演を期待される方は、この先をお読みにならないようお願いいたします。
今回も、詳しい内容は省き、感想のみつらつらと。








まず私は、松橋さんにありがとうと、心からありがとうと言いたいです。
本当に、素晴らしい作品を書いてくれてありがとうございました!!
大満足でした。
神保町花月という劇場って、不思議なところで。
この劇場に求めてることって、人それぞれ違うんですよね。
それじゃあ劇場側がどうとらえているのかっていうと、劇場側もだいぶ幅をもたせたいろいろなことをやっていて。
だから、結局個人で色々な意見が出てくる。
私としても、今回二つの思いがありました。
せっかく神保町花月なんだから、普段はなかなか見れないシリアスな表情が見たい!というのと、
やっぱり神保町花月なんだから、笑わせてくれないと!というのと。
だから、この二つを同時にやってくれた松橋さんに、もう感謝というかなんというか、逆に私の思いが伝わりすぎてちょっと怖いくらいです。私、どこかで松橋さんに話したっけ?って(笑)
松橋さんは、神保町でしかできないことをやってくれたなと。
だからこそ、神保町に何を求めるかによって、賛否両論出てきてしまうのは仕方ないことなんだろうな。
ただ私は、本当に嬉しかったです。

私は、関町さんが大好きです。
でもこの公演を通して、もっともっと好きになりました。
この人は本当になんなんだろう。どんな役でも平然とやりきってしまう。
一番初めの、月野に語りかけるときの優しい感じが大好き。
怒りに声を震わせてる時も、かすれた声での「うまそうだろ…?」も大好き。
そして、いじめられている時のかよわい感じと、10年後の狂気のギャップ。
シーンが変わって、半田がいる部屋に入ってきたときの、「失礼するよ」からのスーツにやられました。
本当に素晴らしかったです。
見終わった後、心底この人に売れてほしいと思いました。
もちろん前から思ってましたが、それ以上に。
あぁ、もう。今まで色々あったけど、こんなに売れてほしいと思ったことないよ。
いろんな場所に出ていってほしいし、いろんな場所で活躍してほしいよ。
遠山さんだって、外部の劇団さんのお芝居に出たことあったじゃない。
この演技のポテンシャルといい声を、無限大ホールという小さな場所での茶番のためだけに使うのは、本当に宝のもちぐされのような気がしてきた。
ただ、関町さんご自身は、あまりそういうのに興味なさそうですけどね。
以前のシチサンでも、しっかり稽古をやれと怒る演出家先生に対し、自分は芸人だからときっぱり言っていましたし。
芸人ということにプライドを持っているというか、その演技力を生かして茶番をやっちゃう、という才能の無駄遣い感に面白さを感じてるということなのかな。
長々書いてしまいましたが、とにかくすごかったということです。
土曜2回目のエンディングでにしじが言っていましたが、60ページほどある台本の中で、関町さんが出てこなかったのはほんの2,3ページだったそうです。
ほとんどすべて出ずっぱり。
脚本家と演出家の期待が感じられました。
いや、もしくはこの二人がただただドSなのかもしれない。
この際、それでもいいです(笑) やりきった関町さんに、ただただ拍手です。

私は今回、初日、そして土曜1回目2回目を見に行きました。
その土曜2回目で、まさかのサプライズ。
関町さんと児玉さんが、役を交換したのです。
初めのシーン、後ろ姿のシルエットが青い光にぼんやりとうつる感じなのですが、そこでもう幕あいたときからシルエットが違うんだもん。
振り返ったら児玉さんで、本当にびっくりしました。
これは、脚本家と演出家の悪ノリだったそうです!!
そして、これを本当にやろうと決めたのは公演始まってから。
しっかり練習する時間のない中なのに、それに加えて児玉さんのセリフ覚えに協力しない同期のかたがた(笑)
前日の夜練習に付き合ってくれたのは、ゲストの望月さんだったそうです(笑)
全体的に考えてみると、いい試みだったなとは思います。
この公演にはリピーターの方もたくさんいらっしゃったでしょうから、こういう工夫があれば、より新たな面白さが生まれるんだろうなと。
でも、中には、関町さんが主演だと聞いて楽しみにしていたのに、見られなくて残念だった方もいらっしゃるかもしれない(私もそうですが・笑)
また、児玉さんが主演をやるんだったら、その回を見に行きたかったと思った方もいらっしゃるかもしれない。
そういう面では、少しどうなの?と思わざるを得ない気持ちも、正直のところあります。もちろん、それを言ってしまったら、サプライズと悪ノリが意味をなさなくなってしまうとは思うのですが(笑)
ただ、このお二人の演じ方の違いを見れたのはとてもお得だったなぁと思いました。
特にそれが顕著に表れたのは、半田への復讐のところ。「そんなに大切なら、ちゃんと守れよ」ってところ。
関町さんは、優越感に浸ったような笑顔でそのセリフを言い放ち、うなだれている半田の頭上に、彼女の服をはらりと落とすんですよね。
その静かに狂気に満ち溢れた関町さんが上手すぎて鳥肌が立ちました。
対して児玉さんは、そのセリフを怒ったような強い口調で言い放ち、彼女の服を半田に投げつける。
全く対照的でした。
こんな違いが見られたのもいいところかなと思います。

橘さんは、出番こそ少なかったものの、とても重要な役だったなぁと思います。これは橘さんにしか出来なかっただろうなあと。
エンディングで、「同期とやったという感じがせんわ!」とすねていましたが(笑)、でも橘さんがいなきゃ成立しなかった話だと思いますよ!
餅ナスザーサイという言葉を執拗に言わせる、脚本家演出家のいじめに、よくぞ耐えてくれました(笑)

横山さんすっごくよかった!!
あの優しい雰囲気だからこそ、どこか憎めない、そして苦しむ様子が伝わってきました。いいなぁよっこん。

そして、いじめる演技が上手すぎる文田、西島の性格悪いコンビ。
それなのに、10年後の春崎に追い詰められるシーンは棒読みなんだもんなぁ(笑)正直、これが一番の笑いどころだったかもしれないよ(笑)
根建さんと赤羽さんは、この二人よりも安定感あったと思います(笑)
特に好きだったのが、「おめでとう、何でもない日だけど」と「そんなに大事なら、ちゃんと守れよ」の言い方。ぞくっとした。

今回、ストーリー、そして演技と同じくらい印象に残ったのは、照明の美しさでした。
一つひとつの照明がとても鮮やかで、なおかつ繊細でした。
演出家さんが、細かいところまでこだわっていらっしゃるんだなぁということが伝わってきました。
好きだったところはたくさんあるんですが、中でもとても好きなのが、春崎が車に飛び込もうとするところ。
照明とSEだけで、車が通っていることがわかるんです。
実際に車が見えるような気がするんです。
あれは本当にすごかった。
もう一つ、最後に春崎が丘から飛び降りるところ。
飛び降りる寸前、というより、飛び降りた直後に照明が消えて、辺りが真っ暗になる。
そのタイミングが絶妙で、飛び降りた瞬間の春崎のシルエットがまるで残像のように目に焼き付いて離れませんでした。
あとは、美しいオレンジ色の夕焼けとか(だからこそ春崎がいじめられている残酷さが際立つ)、
父と話している部屋の窓とか(照明で窓作っていたんですよね)、
原が警備しているオフィスでの懐中電灯とか(すごく巧妙でした)
言い出したら書ききれないくらい、全て好きでした。
照明以外で言わせてもらうと、後半の映像は本当に素敵でした。
モノクロの世界に、色がついた。
たったそれだけのことなのに、こうも綺麗に感じるのか。
それはもちろん画像が美しかったからというのもありますが、「これから何かが始まる!」という、わくわく感があったからだなぁと。
ここすごく感動しました。
演出家先生はシチサンで、「もう二度とやりたくない」と何度もおっしゃっていましたが、そんなのもったいない。
ぜひまた挑戦していただきたいです。


私は、夏が大好きです。
四季で、夏が一番好き。
それは、夏は他の季節よりもみんながはしゃいだり、盛り上がったりするけれども、そのお祭り騒ぎが終わった後、一抹のさみしさやわびしさがあるからだと思うんです。
最後の花火は、その一抹のさみしさを表現してくれていたように感じました。
同期だらけ、やりたい放題のお祭り公演。
はしゃぎすぎた後の、お祭りが終わるさみしさが胸に迫ってきた。
それを美しい花火で実感し、「あぁ終わってほしくないな」という思いが残ったので、なんだかじわじわと泣きそうになってしまいました。
夏だからこその美しさ。最高でした。
何度も反芻して、何度も楽しみたい。
素敵な夏の思い出を、ありがとうございました。

8月2日 キングオブコント2回戦

2010-08-04 01:07:48 | ライブ感想♪
去年から念願だった、KOC2回戦に行ってきました。
去年、どうしても行きたいのに行けなかったので、今年はなんとしてでも行きたいと思いまして、あらゆる予定を根回しして行ってきました(笑)
全体で見れば、とても面白かったです。
面白いコンビたくさんいた。
絶対こんなネタやったら通らないでしょ、って思ってしまうような方のネタもすごく楽しかった。
だからすごく満足です。
……ただ一点をのぞけば。
私にとって、一番思い入れのある方々については一番最後にさせていただいて、
とりあえず私が気に入った方々について、出番順に書かせていただくことにいたします。
ネタのタイトル適当です、ご了承下さい。



○緑橋トップチーム:コント「君」
KOCのHPに所属事務所が書いていないのでわからないんですが、アマチュアの方かな?今まで聞いたことないお名前だったので。
あ~、本当に素晴らしかったですね(笑)
よく、4番目の出番でこんなネタをやろうと思われましたね(笑)
バカすぎて、泣きそうになるくらい笑ってしまいました(笑)
ここで盛り上げてくれたことによって、この後の全体が盛り上がったんじゃないかと…言い過ぎ?(笑)

○ゆったり感:子供の質問
とても受けてたのに!なのに!
一番始めの出だしのところで、お二人のセリフがかぶってしまったんですよ…
後半持ち直したんですが、ここで減点されてしまったのでしょうか。もったいないなぁ…

○風藤松原:ことわざ
先日オンバトでやっていた漫才ネタをコントに。
松原さんがさらにバカっぽいキャラ付けでした。
「3人よれば?」「THE ALFEE」
大好き(笑)

○ジャングルポケット:夏休みの自由研究
どかんどかん沸いてたなぁ。

○オクヨコ:誕生日のサプライズ
すごくよかったのに、オチまでたどり着かなかったんです。
あと一歩!本当にもったいない…
どなたか、このネタのオチご存じの方いらっしゃったらぜひお教えください。気になって仕方ありません(笑)

○おりはるこん:対決
こういうことやっちゃうタイプ結構好きだわ。

○スパローズ:野菜万引き
最初の一言が素晴らしかった!!超笑った!!

○フラミンゴ:女だろ?
客席を味方につけてた感じがした。
見るたびに上手くなってる気がする。

○イシクラノオノ:学級閉鎖
人力舎あまり詳しくなくて申し訳ないのですが…
多分、人力勢の残っている方々の中で、一番若いのかな?
とっても面白かったです。

○烏龍パーク:義母
すごく受けていたのに落ちたコンビ。

○魔族:プレイ
バカすぎる!!こういうの大好き!!(笑)

○スナッチ:電車
最初の一言でつかんだ勝利ですね。
でも最後、ハケるときにぶつかっちゃったところで、「コスい!」って思っちゃってごめんなさい(笑)
あれはコスったんじゃなくて、本当にぶつかっちゃったんですよね!!
ごめんなさいごめんなさい、普段そういうことしてる人ばっかり見ているので(笑)

○朝倉小松崎:新任の先生
すごく受けていたのに落ちたコンビ、パート2。
これ、去年の3回戦でもやっていた。
いや別に、それが悪いと言いたいんじゃなくて、それなのにどうして今年は落とされたんだと思って。
とってもいい出来でしたよ、盛り上がってたし。
このネタ見るたびに思うんですけど、朝倉さんが一番最後に弾いている曲がいい曲すぎて本当に感動する(笑)

○カレー:心が読めるの?
もう何も言うことない。
素晴らしいです。
非の打ち所がない。
カレーさんのネタ、まだそんなに知らないのに言うのもあれですけど、
でも言わせていただくと、今まで見たネタ全部が全部、私の好み直球ど真ん中ストライクです。
今回、もちろん一番の目当ては違う人達だったんですけど、それでも出場者を見て、「おっ、カレーがいる!」とわくわくしました。
その期待を全く裏切らないんだもん。素晴らしいよ。
そういえば、カレーを初めて知ったのは、去年の3回戦でした。
いつもはそんなこと思わないんですが、そのときだけなぜか、出番を見て、
「休憩あけ一発目なんてかわいそう。落ちちゃうんだろうな」と思ったんです。
なんでそんなに気になったのか自分でもわからないんですが、でも確かにはっきり覚えてる。
そしたらそんな私の思いをふっとばすような結果を出して、それ以来一気に気になり始めたのです。
今考えてみると、運命の出会いだったのかもしれないですね…☆
……すみません、なんでも運命って言いたいお年頃なんです(笑)

○アンジャッシュ:面接と万引き
抜群の安定感。

○ムートン:放課後の教室
超面白かった!!
「でもさ~ぁ~?」

○ジグザグジギー:お会計
一度オンバトで見たことあるだけだったのですが、その時の印象は、言葉使ったネタをやる人達だなと思っていたので、まさかこんな力技で来るとは思わなかったです(笑)
意味わからないけど面白かった(笑)

○ダイノジ:借金のとりたて
全然うけてなかったなぁ…
もっといいネタがあったのでは?と思ってしまう。

○イワイガワ:レストラン
前半ちょっと乗り切れてないかな?と思ったけど、後半一気に巻き返して来ましたね。

○バイきんぐ:コンビニ強盗
すごく受けていたのに落ちたコンビ、パート3。
絶対行ったと思ったのになぁ。
落ちる理由が見つからないわ。これは少しかわいそう…

ざくっとこんな感じでございました!!




○ライス:人形
最初に、結論から言わせて頂きますね。
とても受けていました。
噛んだわけでも、ミスしたわけでも、すべったわけでもありません。
それなのに、落ちました。
とても残念です。
本当に残念です。

今回の出番が、風藤松原・ライス・ジャングルポケットという並びでした。
正直に言わせていただくと、私は風松の時から、次のライスが気になってしまって、THE ALFEE以降のネタがあまり頭に入ってきませんでした(笑)
心臓の鼓動が高鳴っているのが自分でもわかって、なんで私まで緊張しているんだろうと考えると、ふがいなくなってきて泣きそうになってしまったり(苦笑)
そんなに不安な中ライスのネタが始まったんですが、
でもそんな私の不安を吹き飛ばしてくれるくらい受けていたんです。
田所さんの表情とか声の調子、一つひとつに確実に笑いが起きていて。
ライスのキャラを知らない人達もきっと大勢いただろうに、それでもこんなに受けるんだ、と。
新鮮でした。
とっても盛り上がっていました。
二人とも気合いが入っていて、怒鳴り合うところはすごい声量だった。
ただちょっと言わせてもらうとすれば、それが初見の人にはびっくりしちゃったかもしれないし、あとは気合いでちょっとだけ早口になっちゃっていたかなぁと。
でもそれも、あの盛り上がりを打ち消すほどの欠点には思えません。
だから、ネタが終わった後、これなら絶対大丈夫だと思ったんです。
それなのにこの結果なんですもん……。
お二人の心境はわかりません。
私なんかが察せられるもんではありません。
でも、あくまで私の感じたことなんですけども、お二人にとっては去年より今年の方がつらいのではないかと思ってしまうんです。
去年は噛んだりミスしたりっていうのがあったけれど、でも今年は違う。
やることやりきって、それでもダメだったんだもん。
そんなのってないですよね。
まるで、今まで彼らのやってきたこと全否定されているような気がしてしまって。
なんでしょうね。
これは人それぞれ色々な思いがあるかも知れないのですが、
私としては、ライスにすぐに決勝に行ってほしいという思いはないんです。
ただ、少しでも多く勝ち上がってほしい。
そして、一人でも多くの人に、ライスが面白いコント師なんだってことを知っていただきたいんです。
それだけなんです。

あ~あ、私、カレーさんのファンになりたいなぁ(笑)
こんなに頑張ってて、こんなに面白いのに結果が出ない人を応援しているより、
KOCでもオンバトでも結果出して、そして私の好みにストライク投げ込んでくれる人達を応援してた方が、楽しいんじゃないかなって(苦笑)
でも、そんなこと言ってても本気でそうしないってことは、結局私は結果どうこうよりも、ライスが好きだってことなんだと思います。
売れている芸人さんのファンになった方が、よっぽど気楽だと思います。
こんな思いをすることなんてきっとなかったでしょう。
でも、私は一度その流れを全て経験しました。
一組の芸人さんが、ファンダンゴというCS放送で力をつけ、それでも大きな大会で決勝に行くことはなかなかできず、やきもきし、でもやっとその大会で優勝し、テレビに出てくれるようになった、その過程を全て見てきた。
一度全部味わったんです。
だからそれで満足して、その人達だけを見ていればよかった。
それでもこっち側の人を応援しに戻ってきたってことは、結局私はこうやって応援してることが、楽しいってことなんだと思います。

結果発表の直後は、頭が真っ白で何も考えられませんでした。
でも今は、悔しいながらも少しずつ受け入れられるようになりました。
今回はたまたま、審査員に受け入れられなかっただけ。
ライスの持ち味を大事にしつつ、でもKOC向けに寄せたネタを作って、一年間しっかり温めてくれることでしょう。
あの会場に居て、今までライスのことを知らなかった方々が、
「人形のホモネタやった人達、落ちちゃったけど面白かったよね~」
と思ってくれたら、
一人でも思ってくれたら、
私はそれで満足です。

今度こそ、今度こそ、
来年の、3回戦で会いましょう!!