甘酸っぱい日々

面白くても何ともならない世界で 何とかしようとする人達のために

ライスのシチサンLIVE ~5年ぶりに復活!クリスマスお呼ビンゴ~

2018-12-24 23:30:00 | ライブ感想♪
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『ライスのシチサンLIVE ~5年ぶりに復活!クリスマスお呼ビンゴ~』
2018/12/24 19:00~ @幕張イオンモール劇場

☆来てくれた芸人さん
 みのるチャチャチャ♪
 LLR福田
 囲碁将棋根建
 さらば青春の光森田
 ブロードキャスト!!房野
 竹内健人
 サルゴリラ児玉
 ゆったり感中村
 犬の心押見

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今日一番笑ったのは、間違いなく、房野さんが登場するなり言い放った、
「ライスさぁ、いつまでこんなことやってるの?」(笑)
房野さんの一言に、全てが凝縮されているかのようでした。
無限大でこれをやっていたのはそれこそ8年くらい前。
当時のメンバーが一堂に会することはなかなかなくなってしまったけれど、集まれば当時の空気に戻る。
いつまでもこんなことやって、終わらない青春を見せてほしいのです。あー楽しかった!


なんと5年ぶりになるお呼ビンゴ。
でもさすがに、クリスマスイブに幕張という「悪条件が重なった(田所さん談)」開催に(笑)。
もしライスしか来なかった場合は、
関町「まあみなさん、何かしら僕たちに向かって投げるものは持ってますよね」(笑)
場所は幕張になったけれど、以前のように、舞台上に畳を置いてくつろげるようにしてくれ、
テーブルの上にはシャンメリーやチキンでクリスマス感を演出。
そしてあの懐かしの電気ビリビリも登場(笑)
この雰囲気を見ると、5年ぶりなのに、5年もたったとは思えない。

悪条件のため、今回は本当に安定を狙ったメンバー中心にメールを送っていました。
なので、毎回のように
「ミスで出演者がいない状態になってしまいました。あなたが来てくれればライブが成り立ちます」というメールが送られてきたのに、
登場しても特にライスに説明を求めない出演者のみなさん(笑)
その結果、お呼ビンゴ初参加のさらば森田さんだけが「なんすかこれ?なにやってんすか?」という事態となっていたのですが、
本来ならこの戸惑いのリアクションが正解です(笑)。
5年ぶりなのに、他のメンバーの慣れすぎっぷりが本当に面白かったです(笑)
出演をお願いするメールには、今までのように、ライスが両手を合わせてお願いするポーズの写真が添付されていたのですが、
それを見たみのちゃんが、
みのる「逆効果だよこれ」
関町「まあ、確かに、仁の顔ふざけてるもんね」
全員『お前もだよ』
この一斉にツッコミする速さ!最高でした(笑)

囲碁将棋根建さんは21時から本社でよしログがあるということで、そしてさらば森田さんはこの後銀シャリ橋本さんと飲むということで、
電気ビリビリゲームだけやって帰って行きました(笑)。
出演時間5分!この一瞬のためにありがとう!
今までなんだかんだで、お呼ビンゴやった時に、ビンゴが一列も揃わなかったことはないらしい。言われてみれば確かにそうかも。
ライブ終盤、『押見さんが来ればビンゴが完成する!どうなる…!?』
というドキドキの空気の時に、「うぃーっす」っていう軽い雰囲気で登場したゆったり感中村さんに、はちゃめちゃに笑いました(笑)。
明日がピンネタ単独で稽古も大詰めという時に、来てくれてありがとう!
今回はさすがに厳しいか…となって、ライブの残り時間もあと5分、そろそろ締め切ろうかとしているときに、
押見さんが登場してくれてビンゴ達成!!
最高に盛り上がりました!
本当にみんな幕張までありがとう……感動のフィナーレでした。
でもその後すぐにみんなにイジられていた押見さん(笑)



中盤、新しい出演者が来るペースが完全に止まってしまったタイミングがあって。
根建さんと森田さんは帰ってしまったので、舞台上にいた、田所、関町、福田、房野、みのるの5人でダラダラ喋ってた時間、最高だったなぁ…。
畳に寝っ転がって、他愛もない話をして。
田所さんが途中で「マジで誰かの家に来たみたい」なんて言っていましたけど、本当にそんな感じでした。
まるで、大学の仲間で誰かのうちで鍋パして、食べ終わって、その後ごろごろしてどうでもいい話をしているような。
青春の一場面のような。

その時に福田さんが話していたのが、
「品川駅にある蕎麦屋は注文してから出てくるのが異常に早い。魔法の蕎麦屋だと思う」という、本当になんでもない話でした(笑)
本当になんでもない話だったんですが、福田さんが
福田「その蕎麦屋があまりにも早いんだけど、自分しかそんなことを言ってないから幻かと思ってた。
   そしたら、同期だったクレオパトラの長谷川が同じことをツイートしてて、『あぁ、やっぱりそうだよな!?』って思った」
……と言っていて。
さすがにこのくだりは、なんだか胸がキュッとなったなあ。
そんなピンポイントで、自分が思っていることがツイートされている時ってあります!?
しかも同期が。
今は活動拠点が離れてしまった同期が。
これがエモいという感情なのかなあなんて思ってしまったりして。
本当に、今日久しぶりに姿を見れた芸人さんも、久しぶりに名前を聞いた芸人さんも、たくさんいて。
みんな、元気ですか。
元気だといいなあ。


今回のライスシチサンライブの突然の復活。びっくりしたけれども本当に嬉しかったし楽しかった。
お呼ビンゴ5年ぶりとは思えないくらい、みんなが思い出す定番のくだり。
あの電気ビリビリのゲームを見ただけで「あーっ!」という声が客席から上がる雰囲気。
定番のくだりを見るたびに、
仲良しの仲間でワイワイやっている姿を見るたびに、
ちょっと胸が苦しくなってしまったのは、
それが久しぶりだと、
なかなか見られなくなってしまったものだと、
実感してしまったから。


今回のライスシチサンライブの突然の復活が、どういう経緯で行われたのか、
今後また開催される予定があるのか、そういうことは全然わからないけれど。
でもまたさ、1年に1回でもいいから、やってほしいよ。
みんなが楽しそうにワイワイやっている姿を見るだけで、幸せだからさ。

そしてまた房野さんに、「いつまでこんなことやってんの?」って、言ってもらいましょ(笑)


ライスネタコレクションライブvol.3 (18/12/21)

2018-12-21 23:30:00 | ライブ感想♪
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ライスネタコレクションライブ vol.3
18/12/21 19:30~ @ルミネtheよしもと

1.銃弾
2.状況証拠
3.引っ越し
4.魔王からの手紙
5.金庫破り
6.エロイ
7.「ぽい」
8.攻めまして日米
9.それいけ!シロッペ
10.あっちとこっち

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ライスネタコレクションライブvol.3に行ってきました。
これからもライスのファンでいたいけれど、それと同じくらい、
今日ライスのファンを辞めても後悔はないと思えてしまうほどの圧巻のラインナップでした。
幸せです。ありがとうございました。

ちなみに、各ネタの初出しと思われる日
2.状況証拠(2018年グラン)
4.魔王からの手紙(2012年カヴィ)
5.金庫破り(2014年7月?ライスドキャスト)
6.エロイ(2008年マフェ&バザバザ)
7.「ぽい」(2018年グラン)
8.攻めまして日米(2008年マフェ&バザバザ)
9.それいけ!シロッペ(2009年鈴虫のお腹)
10あっちとこっち(2017年ブラン)

いろいろと間違いもあるかと思いますが、簡易的なメモとして大目に見て頂ければ幸いです。
何が言いたかったかというと。
今回のvol.3は、かなり初期のネタか、かなり最近のネタか、というように極端に分かれていて、
間がほとんどなかったような印象だったので、改めてざっとまとめてみました。

vol.1は、2012~15年あたりの、特にライスドキャストをやっていた時のネタが中心だったと思うんですよね。
vol.3では、ご本人達もエンディングでおっしゃっていましたが、今までの2回でだいぶネタを出しちゃったから、
今回は最近ほとんどやっていないもの、1・2回しかやっていないものもやろうと。
結果として単独のネタが多めになり、かなりボリューム感がありつつも、カラっと笑えるネタもある大変バランスの良い10本になったように思います。
ネタコレでやってくれるネタだけでも、彼らの歴史を辿ることができる。

どのコントも大好きなのですが、意外性重視で言うと、まさか「エロイ」と「あっちとこっち」をやってくれるなんて、全く予想していなかったなあ。
こんな上質なロングコントを無料で見れていいのでしょうか。大感謝です。

さて……。言いたいことはたくさんあるのですが、もう今日は1つしか書きません。
攻めまして日米のことです。
これから長くなりますが、お許しいただければ幸いです。

攻めまして日米が、大好きです。
本当に本当に、このコントを見ることができて、このコントに出会えて、幸せです。
私の人生を変えてくれたと言っても過言ではありません。
これまで見ることができたのは、4回かな。

昔話をしようと思います。
私が、初めて、攻めまして日米を見れたときの話です。
その時はまだ、「サッカーと戦争」って呼んでました。
2009年に行われた、「ラ・ゴリスターズvs東京シュール5」ってライブ。
何をするのかよくわかっていなかったけれど、このメンバーが出るなら面白いだろうって。
まあ、ゆるいゲームコーナーみたいなのも楽しかったのですが、全組本ネタをやったのが一番楽しかった。
そこで初めて、攻めまして日米を見て。
本当に、言葉にならないほどの衝撃でした。あの時の気持ちは今でも表現することができない。
ゆるいゲームコーナーの後に(笑)あんなコントを見ることになるなんて思いもしなかった。
よみうりホールの約1000人のお客さんが、息を呑んでこのコントの行く末を見守っていました。
思い出すだけでも、鳥肌が立ちます。本当に、本当に忘れられない。
私は2008年の夏ごろからライスを追い始めたので、1回目と2回目の単独には行けなかった。
それまでも、ライスのネタとか、籠の城とか、たくさん興奮する舞台は見せてもらっていた。
でもこの、サッカーと戦争のコントを見た時に、あぁ私は、この人達の本当のすごさを何にもわかっていなかったんだって、そう思ったのです。

本当に不思議なコントだと思う。
システムと情緒が絶妙なバランスで混じり合い、どちらがメインなのかを判別するのは難しい。
それは人によって感じ方が違うだろうし、同じ人でも見るタイミングによって変わることもあるかもしれない。
「情緒的なことをやりたいためにシステマチックな仕掛けを作った」ととるか、
「システマチックな構造を前面に出したかっただけで情緒的なストーリーは後付け」ととるか。
当時もわからなかったし、結局最後まで分からなかったような気もします。
だから、過剰にストーリーに肩入れするのも、どうなんだろうとは思うのだけれども。
ただ、システマチックな仕掛けを壮麗に見せるために情緒的なストーリーを選んだのかもしれないけれど。
それでも私は、このコントを見て、「死の間際だからこそ輝く生の煌き」のようなメッセージを感じ取ったのでした。

本当に不思議なコントなのです。
これを見るたび、今に感謝して精一杯生きなきゃ、とか思う一方で、
「こんなにすごいものが見れたのなら明日死んでもいい」と思ってしまうほど。
両極端なようで、どちらも本当の私の気持ち。

私、ライスを好きになって、世界が変わったんです。おおげさじゃなく、本当に。
毎日が楽しくなった。
充実してるって思えた。
色んな感情を教えてもらった。
大切にしたいお友達にも出会えた。
こんなこと言うのも恥ずかしいけど…生きていることに、純粋に感謝できるようになった。
その始まりです。

それから、2010年の京橋花月単独、2013年のグローブ座単独で見ることができました。
そして今回。
田所さんの「もう攻めまして日米をやるのは最後」という11月のツイートに、本当に落ち込み、悲しくなり、
どうしたらそれを撤回して頂けるのだろう、お願いだからもっとやり続けてほしいと、そればかり。
その思いは今でも変わっていません。
だけど、田所さんが今日のライブ終わりに、丁寧に説明してツイートしてくださったこと、本当に嬉しかったです。
それは、私と同じような気持ちの多くのファンの方がいるということを、田所さんなりに感じ取ってくださった結果なのかなと思います。
何より、『今日観たお客様の記憶にいつまでも残しておいてくだされば幸いです。』って、すごい言葉ですね。
自分の好きな人から「永遠」を求められるなんて。
ファンって幸せですね。

私はこのコント以上に好きになるコントには、今後絶対に一生出会えないと心からそう思っています。
普段、「ずっと」とか「絶対」なんて全く口にしない私ですが、これだけは絶対です。
私の「人生で一番」と「世界で一番」という言葉は、全て攻めまして日米に捧げます。
心から感謝しています。
ただ、万が一、いつか、いつかまた何年も先に、またやりたいなとおもってくれたのなら。その時は大歓迎です。
いつか、いつかそんなときが来るなら嬉しいなと、淡い淡い期待を持つことだけは、許してくれたら嬉しいです。