革製品と言えばイタリア、イタリアと言えば革製品というくらい革製品の品質においては、イタリアが世界基準だと思います。
以前、フェラーリの座席に使われている革メーカーの「ペン立て」が、ウン万円だったのにはぶっ飛びましたが・・・。10cm位のただの「ペン立て」が・・・。
私にはそこまでの背伸びはできませんが、私にとっての革というと「ヌメ革
」が大好きで、徐々に日焼けして自分だけのオリジナルの色に育て上げる過程がなんとも言えません
。
数ある「ヌメ革」の中でも、私はIL BISONTE(イル・ビゾンテ)が大のお気に入り
。2~3年前にBPの中にショップが出来たので、知ってる方も多いと思います。(ヌメ革は日焼けしてしまう品質上、店頭には並んでいません。一声掛けると出してくれます)
私は財布を15年位前からビゾンテのヌメ革を使っておりまして、現在は2代目を育てている
最中です。初代の財布をショップの方に見せたら、店員さんはその使い込み様にぶっ飛んでいましたが
・・・。
「ここまで黒くなるんだ・・・」
(まぁ、若干言い方が真夏の野球部員
の靴下に対してのコメントにも聞こえました)
そんなビゾンテ製品でもう一つのお気に入りが名刺入れ。
ヌメ革ではないんですが、継ぎ目がほとんど目立たないこの丸みを帯びたデザインは、一体何なんでしょう。糸は一切使っていません。
まるで1枚モノの革に見えてしまいます。
これを眺めるだけで、職人さん(仮にアンチェロッティにしておきましょうか)が型にあてながら一生懸命作っている姿が想像できます。
いや、イタリア人はそこまで頑張らないか?(個人的偏見)
にしても、すごい精度です。美しい。
上のケースを抜くと名刺の端が出てきて、名刺が取り出せる様になっているんですが、
ここからが、私の頑張りどころ。
名刺は私がデザインしたんですが、上のケースを抜くと見えてくる名刺の一部分なんですけど、
横書きで「ネイティブディメンションズ一級建築士事務所」って読めるようになっているんです。(ピンボケで見えませんが、名刺の茶色く塗りつぶされている所に白抜きで事務所名が書かれています)
この名刺入れの為にデザインした名刺の様なもので、この名刺入れを作ったアンチェロッティとのコラボレーションに大変満足する私なのでした
。
完全な独りよがりです。
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