木々の隙間から見える幻想的な雲海を堪能しながら『白髪岳』の登山道へ向かいます。
白髪岳登山道へは、国道219号線を進み、あさぎり町で県道43号線に分岐して、
しばらく進むと『白髪岳登山道⇒』への案内標識があります。
そのあとは狭い林道を道なりに進んで行きますが、分岐では案内標識でしっかり案内してあるので、
迷わず登山道まで辿り着くことが出来ます。
登山口の駐車スペースにはすでに数台の車が止まっていました。

結構人気のある山のようです。

準備をして早速スタートです。
登山口に入って10mぐらい進むと・・・

ご丁寧に『マムシに注意』という看板が、・・・・ビビらせてくれます。
持ってきてますよ!! 『ポイズン リムーバー』
・・・にしても、うちの嫁さん
この看板見ても、笑顔で
やっぱり



木々には保存会の方達が書かれた名札が丁寧にかけられています!!
登山道のマーキング代わりに木の名札を辿っていくと勉強にもなるし、飽きも来ないし、所々にはオヤジギャグ的な名札も・・・
登山口から20分程進むと・・・

猪ノ子伏の頂上に辿り着きます。3等三角点がありますが、ここでは休みもせず通過します。


倒れた木の根や、倒木に付いたコケ・・・
自然が創り出す芸術・・・イイですよね~!!
登山コースは踏み跡もしっかりしていて、まったく迷う事も無くグングン進んでいきます。

この白髪岳は九州山地の南端に位置し・・・

ブナの群生地の南限だそうです!!
群生地の南限ということを意識しながら辺りを見回すと・・・


確かに、なんとも素晴らしいブナの木が群生しています。

いまにも動き出しそうな感じがしませんか!?
ブナの群生地を登り詰めピークを過ぎると・・・

気持ち良い稜線を歩きながら頂上へと向かいます。

稜線の途中に三池神社がありました。
登山の安全を願いつつ先へと進みます。

頂上前の最後の勾配・・・
そして…

白髪岳頂上(1.417m)です。
頂上は360度の大パノラマ!!!
南西には・・・

霧島連山が見えます。

韓国岳と高千穂の峰に挟まれて新燃岳から噴煙が上がっているのがハッキリ見えました!!
北東には・・・

九州山地の山々が見えます。 一番高く見えているのが市房山です。
この素晴らしい絶景を眺めながら昼食です・・・

こんなに美味しいカップラーメンは、そうは味わえませんね。
しばらく、頂上を楽しんだ後は登って来たコースを下山しました。

天気にも恵まれ、気持ち良い山登りとなりました!!

少し疲れたら、頼り甲斐のあるブナの木にブラ下がってチョッと休憩したり・・・

次は『白髪岳』の由来ともいえる、冬の雪景色の時に訪れてみたいです。