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志情(しなさき)の海へ

かなたとこなた、どこにいてもつながりあう21世紀!世界は劇場、この島も心も劇場!貴方も私も劇場の主人公!

倉塚曄子著『巫女の文化』は沖縄女性のうない神信仰の根、琉球ジェンダー・エスニシティーの独自性を開示!

2015-01-22 22:16:45 | ジェンダー&フェミニズム
以前、読んだ本をまた紐解いている。この優れた研究書の前に頭を垂れる。歯切れのいい文体で、簡潔に原資料に基づき論を展開している手つきがすごい、と思う。この書と出会ったことは僥倖である。沖縄フェミニズムの問題、『うない神信仰』の根をこの書に見たとき、納得のいく論理がやってきた。前に読んだ時は天女が神女に他ならないという結論だけに注目していた気がする。 . . . 本文を読む

真栄平房昭、豊見山和行、渡辺美季、そして石原清香さん等歴史家の近世遊里・遊女研究盛況!

2015-01-22 09:38:25 | ジュリ(遊女)の諸相:科研課題
琉球の歴史に疎かった人生だった。世界史とか日本史は好きだったが、肝心の琉球史をまともに学習したことがなかったのである。年を経て比較演劇や表象を研究テーマにしてきたが、昨今は、ジェンダーや生態学など、そしてポストフェミニズムやポストモダン、グローバル&ローカル視点など新しいイズムが飛び交っている。実際10年ほど前から意識的に向き合ってきた「遅れて来た者」としては、査読で批評を受けながらもそれは肥やしと思って何らかの「形」にしたいと思っている。関係者に「感謝」!生きている間の試練・パトス!個々の時間は永遠ではないので、厳しいけれどもー。 . . . 本文を読む

屏風の分析がされていますね!『琉球交易港図屏風」考 by 渡辺美季です!

2015-01-22 00:40:18 | ジュリ(遊女)の諸相:科研課題
19世紀以降の屏風だと思います。今からきちんと読みます。ネットサーフィングは思わぬ発見があります。去年の3月8日の科研の報告書の中でその屏風の中の三線を弾くジュリの絵を取り上げました。博物館・美術館の『三線のチカラ』(2014年2月18日)がヒントでした。ジュリ(芸妓)が堂々を三線を奏でているのです! . . . 本文を読む