今朝、オオゴマダラのさなぎが羽化した。もう一つは今にも羽化の気配のなかにある。蝶のオオゴマダラに蜂蜜を浸した液でもあげようとするが、無事に飛んでいってほしい!祈りのような願いーーー。
夕方もう一つの黒く輝くさなぎが羽化を始めた。さなぎから蝶としての姿を見せるのにかなりの時間がかかる。誕生の瞬間の遠い遠い時間のたゆたう様が思い出される。 . . . 本文を読む
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Shun Medoruma (born 1960) is, along with Eiki Matayoshi, one of the most important contemporary Okinawan writers. He was awarded the Akutagawa Prize in 1997 . . . 本文を読む
鹿児島大学法文学部人文学科ヨーロッパ・アメリカ文化コース主催、南日本新聞後援の「辺境の文化力を考える」ためのシンポジウムに参加するため、鹿児島に何十年ぶりかに飛んできた。学生時代船で鹿児島に来たことはあったが、それ以来だから人口60万人という鹿児島はよくわからない。空港から市内の中央駅までリムジンバスで40分ほどかかった。ホテルは28日深夜に急いで予約した「ホテルクレスティア」である。二泊で1万円 . . . 本文を読む
久しぶりに今帰仁城を歩いた。夜桜の背後の「クボウ御嶽」の写真を何枚か撮る。それを紹介したい!
現代版組踊は平田太一さんのいつものパターンで70人の中高校生が楽しく踊った。お城の城壁を背景にしたステージはスケールがよく闇の中から登場人物たちが登場する様など絵になった。中高校生の観客が目についた。
物語の筋書きは新作組踊とも異なり、それでいて従来の沖縄芝居の要素を一部残しているのがなるほでで、ヒー . . . 本文を読む
1月21日から2月6日まで【世界遺産・今帰仁城跡と桜のライトアップ】が始まっている!
本部や今帰仁や名護の桜を見なくなって久しい。那覇の桜祭さえ足を向けたことがない年月が続いている。それだけ自然に触れる心の余裕もなくなった時が流れているーー。こうして時を流れる。同じ24時間で同じではない時の泳ぎ方を其々しているということになるのだが、一体どうして桜と無縁になったのだろう。近くの駐車場の片隅に桜の . . . 本文を読む
太平洋戦争を遂行する前に敵の正体を人類学者や歴史学者、社会学者の総力で分析し、膨大な文書にしたアメリカだった!日本はその時点ですでに敗北していたのだとも言えるが、対象を厳密に分析する力の弱さは致命的だった!
今Okinawan Ethnic Identityを文書の中に入れるため、ネット検索をしてみると、アメリカの日本研究の深化が読み取れる。
Okinawa:Beyond the Ethnic . . . 本文を読む
ひねもすオオゴマダラのさなぎの黄金に惹かれている。
見果てぬ夢のようにこの生きた黄金に眼が吸い寄せられる。
羽化する日までの時間のたゆたう流れに身を寄せて
こうして生きていることの重荷から意識をずらしている
ことを感じながら時に流される。
この生きた黄金が消え、白い透明の色を残す時
をなぜか不安をもって見つめている。
その時、大きな枷にただ耐えるのみか、
そのままの状態で耐え得なくなった時、
. . . 本文を読む
ひねもすオオゴマダラが虚を満たしている。今日はさなぎの抜け殻でもUPしよう。また黄金のさなぎも!やるべきことは多々あれどーー、一応徹夜で論稿とAbstractをある程度仕上げるようにPC前で粘るつもり!
海も遠く、映画なんてもっと遠い!
でも今月末には鹿児島に行くことにした。なぜかケルト文化圏に胸騒ぎのようなものを覚えているゆえに!2006年にヘルシンキの国際学会で聴いたウェールズの大学から来た . . . 本文を読む
2011年1月22日、オオゴマダラの黄金のさなぎはいつ羽化するのだろうか?
冬は一月も黄金のさなぎの状態でとどまり羽化を迎えるというが、年末から毎日見つめ続けている。
白黒のオオゴマダラの羽模様をイメージさせる黒い斑点も増えてきたような感じがしている。
気がつくとすでに羽化したさなぎの白くなった殻の一部も残っていた。
これまでその白い触れたら地に戻るような物体(存在)をただ注視したくなかっただけな . . . 本文を読む
斎藤偕子先生のこの新書に驚いている。
まさに近代アメリカのperformance. あらゆる表象活動・行動を大衆演劇として視座においた緻密な論稿である。冒頭から惹きつけられている。420ページ、それはまた近代アメリカを捉えたテーマであり、日本や沖縄の近代にもまた呼応しえると考えた時、同時代的近代の表象のありように眼が見開かれる。
論創社
2010年12月
日本の女性演劇評論の第一人者
慶応大学名 . . . 本文を読む