志情(しなさき)の海へ

琉球弧の潮風に吹かれこの地を掘ると世界と繋がるに違いない。世界は劇場、この島も心も劇場!貴方も私も劇場の主人公!

2012年最後の一日:いいニュースはこれだ!「恩納村にサンゴの大群落」リュウモン属の一種・日本初!

2012-12-31 11:21:40 | 動植物
サンゴを研究している琉球大海洋生物学科の学生が先日授業でサンゴについてパワーポイントを使って発表したことを思い出した。サンゴの移植なども実践されている様子だが、サンゴの不思議な魅力は、実際海底で見たいね、映像や写真では感じられない生の美しさは渡嘉敷や座間味の海ではスノーケリングをしながら熱帯魚と共に堪能できるね。 写真はサンゴのお花畑のような色合いに驚嘆!自然の美に人口の美はかなわないのかもしれ . . . 本文を読む

2012年、最後を飾りたい記事はこれだ!琉球犬!

2012-12-31 11:10:33 | 動植物
ラブラドールと琉球犬の混血、ウルトラマンタロウの耳はこの写真の純血(琉球犬)とは異なる。しかし、ハブは捕まえるし、小さなゴキブリにもドブネズミにも吠える。毛並みが似ている。顔もこのように丹精ではない。どちらかというとライオンの雌の横顔に似ている。それでも琉球犬タロウと自慢している。純血種の琉球犬は近所でも2階のベランダに飼っている方がいたが、最近は吠え声が聞こえなくなった。残念! 冲縄子供の国は . . . 本文を読む

一年があっと云う間にくるのですね。サイクルの速さに驚く日々です。

2012-12-30 21:24:44 | グローカルな文化現象
  真喜志康忠氏の49日の法会に、このブログでよく登場する吉田妙子さんと参列! 吉田妙子さんとご一緒に曙街に向かう途中県の文化関係部局のKさんから携帯に電話があり彼も場所が分からないという事でピックアップして向かった。車の中では「親雲上ハ太郎と玉那覇クルルン」... >続きを読む   なぜか最近はお別れの日々が多いようです。一年365日があっとい . . . 本文を読む

美術の年末回顧です!「アジアを生きるー境界を生きる女たち」1984-2012:が良かったね!

2012-12-30 17:35:15 | 表象文化/表象文化研究会
アートが「復帰40周年を意識した」というより、それ以上にアジアを生きている、ということが迫ってきたように感じる。アートがひとりひとりの人生を切り取ったらそれらはすべてアートではないのか、と言ってみたい。このモメントの連続が生きているということ、考えていることが生きているということ。意識と無意識の連続の中にアートがある。流される時の川を泳ぐ、泳ぐ姿はそれぞれに美しい。 . . . 本文を読む

国家統合の転換期に、と佐藤優が『ウチナー評論』で書いていますね。冲縄の主権回復も主張!

2012-12-30 17:25:17 | グローカルな文化現象
日米地位協定の抜本的改定、MV22オスプレイの県内強行配備の撤回、米海兵隊普天間飛行場の辺野古移設阻止が死活的に重要課題の冲縄!自民党の国会議員さんたちもその点は明瞭だと思いたいが、そうでなければ、彼らをリコールしよう。 . . . 本文を読む

冲縄・ハワイーコンタクト・ゾーンとしての島嶼、コンタクト・ゾーンとしての文学!

2012-12-29 19:04:53 | グローカルな文化現象
12月22日、「コンタクト・ゾーンとしての文学」のセミナーを途中から拝聴した。それから気になって分厚い『冲縄・ハワイコンタクト・ゾーンとしての島嶼』の本を紐解いた。山里勝己さんの序章がいい。文学のコンタクト・ゾーンに関して、基調講演者の鈴木智之さんはどうやら、山里さんが提示したプラットの『帝国の眼差し』の概念を基に文学と社会の切り結びを切開してみたということだった。プラットの翻訳はまだでていな . . . 本文を読む

あのロミオとジュリエットを翻案した冲縄芝居の笑劇「ロミオとジュリウットゥ」がシンガポールで再演?

2012-12-29 18:45:26 | 沖縄演劇
嘉数さんのこの創作についてはすでにこのブログで書いた。気になったのは一括交付金が降ってきて、にわかに観光誘客のため県が15ヶ国に芸能団を派遣する事業「シップ・オブ・ザ・リュウキュウ」の一連の芸能公演の中身であり、プロジェクトの総体である。同じ方の舞台が何度も派遣されることのないフェアな派遣がなされているか、また冲縄の芸能の粋が意識されているのか、なぜ『人類館』のような芸術性の高い舞台が海外公演の候 . . . 本文を読む

一番美しかった時犠牲になるその刹那を幻視した時、生きている原罪と「縁起」が重なった。

2012-12-28 11:06:00 | グローカルな文化現象
  風に揺れる砂糖黍の穂 ≪揺れてなびく白い妖精たち≫    ≪揺れてなびく白い妖精たち≫  白い穂が揺れる  天に向き   なびく   なびくままに    風に誘われるままに     揺れる   揺れて    揺... >続きを読む   この詩を思いついたときは祝宴の場が死であるというおぞましさを感じながら書いていた。今それが新しい発見に思えた . . . 本文を読む