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角田光代「ドラママチ」

2006-08-01 | か行の作家
先週の雑誌「AERA」の特集で「角田光代の年下夫といい関係」が掲載

されていた。伊藤たかみさんとは5年も同棲していたのですね。婦人公論で

一緒に住んでいる男の人のことはオープンにしてらっしゃいましたが、

それが伊藤さんだったとはびっくり。生活費1円単位まで割り勘にしていた

なんて...角田さんさすがだわ。



角田さんの作品は表現が美しいなと思う。この本もさらっと読めた。

キーワードは「喫茶店と中央線沿線」

主人公は30代から40代はじめの女性。

オバサンなんだけどオバサンと言われるには抵抗がある。この年になると

わくわくドキドキすることもないし、まぁ生活していてドラマみたいな

ことはまずおこらない。

同じ所をぐるぐるまわっていて進歩してなくて、そのくせ自分だけは

違うと思いたい。

それって...私じゃん!!!

うんうん。分かるよー。でもそれでいいじゃんと思わせてくれるのよ...

この本は...。

短編8話からなるんだけど、やっぱり「ドラママチ」が一番良かったな。

まぁまぁでした。  3.0点


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