プロ野球の世界は、1年ごとの契約更新で、活躍できる選手はほんのわずか。
そんな厳しい世界に、高畠導宏さんは35年間(5年間は選手、あとの30年は
コーチとして)身をおいていた。
「伝説の打撃コーチ」…人は彼のことをそう呼ぶ。
そんな彼が50半ばにして一念発起する。
そして平成15年、5年かかって教員免許を取得。
59歳になった彼は社会科の新米教師として高校の教壇に立つのだ。
だが、志なかばにして、余命6ヵ月と言われた癌告知から7週間後
平成16年7月1日、この世を去ることになる。
さて感想。
なかなか面白く読みました。すごい人生です。
プロの世界に入った彼は、致命的な怪我を負い、不運な現役生活の末
コーチとしての道を歩み始めます。
スターではなく、黒子としての人生…。
おそらく怪我がなければ、王や長嶋とともに、長く第一線で活躍できたはず。
しかし、運命とは皮肉なもので、そうなっていたならば「伝説の打撃コーチ」
は誕生しなかったのだ。
彼は情熱を持って、選手を育て続ける。
選手たちも、彼の恩に報いるため、必死で努力します。
実際、彼の教え子たちは、次々とタイトルホルダーをものにし
第一線で長い選手生活を送っています。
人との出会いも縁であり、財産なんだね。
その後の人生をも、変えてしまうのだから。
この本では、彼の人格者たる、さまざまなエピソードが語られています。
人望があり、よほど魅力的な人物だったのでしょう。
残念ながら、彼の教師生活はたった1年で終わる。
しかし、彼が高校生たちに残したものは、あまりにも大きい。
夢があるって素晴らしい。
熱くなれる何かを見つけられる人は本当に幸せだ。
野球が好きな人なら、読んで損はないと思います。★★★★
ちなみにこの作品を元にNHKでドラマ化されていました。
全話見ました~。最終話は号泣っす。この話は次回また。
参考になりましたらクリックをお願い致します。
↓
【ほんぶろ】~本ブログのリンク集
そんな厳しい世界に、高畠導宏さんは35年間(5年間は選手、あとの30年は
コーチとして)身をおいていた。
「伝説の打撃コーチ」…人は彼のことをそう呼ぶ。
そんな彼が50半ばにして一念発起する。
そして平成15年、5年かかって教員免許を取得。
59歳になった彼は社会科の新米教師として高校の教壇に立つのだ。
だが、志なかばにして、余命6ヵ月と言われた癌告知から7週間後
平成16年7月1日、この世を去ることになる。
さて感想。
なかなか面白く読みました。すごい人生です。
プロの世界に入った彼は、致命的な怪我を負い、不運な現役生活の末
コーチとしての道を歩み始めます。
スターではなく、黒子としての人生…。
おそらく怪我がなければ、王や長嶋とともに、長く第一線で活躍できたはず。
しかし、運命とは皮肉なもので、そうなっていたならば「伝説の打撃コーチ」
は誕生しなかったのだ。
彼は情熱を持って、選手を育て続ける。
選手たちも、彼の恩に報いるため、必死で努力します。
実際、彼の教え子たちは、次々とタイトルホルダーをものにし
第一線で長い選手生活を送っています。
人との出会いも縁であり、財産なんだね。
その後の人生をも、変えてしまうのだから。
この本では、彼の人格者たる、さまざまなエピソードが語られています。
人望があり、よほど魅力的な人物だったのでしょう。
残念ながら、彼の教師生活はたった1年で終わる。
しかし、彼が高校生たちに残したものは、あまりにも大きい。
夢があるって素晴らしい。
熱くなれる何かを見つけられる人は本当に幸せだ。
野球が好きな人なら、読んで損はないと思います。★★★★
ちなみにこの作品を元にNHKでドラマ化されていました。
全話見ました~。最終話は号泣っす。この話は次回また。
参考になりましたらクリックをお願い致します。
↓
【ほんぶろ】~本ブログのリンク集
高橋克美さん、とても良かったです。蘭ちゃんのナレーションも。
夫も珍しくドラマをちゃんと見て、文句を一言も言わないと思っていたら泣いていました。
原作本、私も読みたいと思っています。
これから出勤です。いってきまぁ~す!!
あのドラマの原作なのですか!
私もドラマ観ました。良かったです~。
門田隆将さんの本、他にも紹介されてますね。
どちらも読んでみたいなぁ。
おぉ。リアルタイムに見られてましたかっ。
1話目と最終話は、かなり泣けました。
思い出すだけで涙腺が…。
里見浩太郎をはじめ、脇役たちもいい味
出していましたね。
原作ではタカさんの少年時代からプロ野球
時代がメインに描かれています。
野村(現:楽天監督)との出会いやコンビ
確執も面白かった。
だから教師時代を描いたこのドラマと原作は
全く別と捉えた方がいいかもしれません。
門田さんの作品では『なぜ君は絶望と闘えた
のか』が素晴らしかったです。
機会があれば是非。
★ia.さん こんばんわ。
おぉ。ドラマ見られてたのですね。
放送後の反響が大きくて、はやくもDVDに
なったみたいです。
この本では少年時代からプロ時代がメイン
に描かれていて、ドラマとは別物と考えた
方がいいかもしれません。
門田隆将さんって、ジャーナリストさん
なのですが、文章がとっても読みやすい。
まずは『なぜ君は絶望と闘えたのか』を
オススメしま~す。