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池波正太郎『鬼平犯科帳』二

2011-08-07 | あ行の作家
ご存知、人情深いが、悪者には容赦なしの鬼平シリーズ第二巻。

「蛇の眼」「谷中・いろは茶屋」「女掏摸お富」「妖盗葵小僧」「密偵」「お雪の乳房」「埋蔵金千両」の七篇。



盗賊たちから「鬼の平蔵が御役をつとめている間は、とても江戸でお盗(つとめ)はできねぇ」と恐れられています。

平蔵の部下の同心、木村忠吾は、相変わらずええ味を出してます。


「埋蔵金千両」は滑稽で好きだな。

「谷中・いろは茶屋」も印象的。

「人間というやつ、遊びながらはたらく生きものさ。

 善事をおこないつつ、知らぬうちに悪事をやってのける。
 
 悪事をはたらきつつ、知らず識らず善事をたのしむ。これが人間だわさ。」

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