この寒さは何でしょうか! 今朝は習志野も雪で(みぞれ状ですが)家や車の屋根も白くなっています。
さて、私(おじさん)の音楽日記。
今日は、さだまさしさんの初期のアルバム紹介の最終弾です。
さださんがソロ・シンガーとして出したサードアルバムが『私花集(アンソロジイ)』です。
1. 最后の頁(ページ)
2. SUNDAY PARK
3. 檸檬(れもん)
4. 魔法使いの弟子
5. フェリー埠頭
6. 天文学者になればよかった
7. 案山子(かかし)
8. 秋桜(コスモス)
9. 加速度
10. 主人公
<CDのボーナストラック>
11. 檸檬(れもん)(シングル・ヴァージョン)
12. 加速度(シングル・ヴァージョン)
(写真は、CDと先日紹介した「グズマニア」です。花が出てきました。)
このアルバムには、さださんのとても重要な代表曲が収まっています。
それでは、またいつものようにいくつかの曲に思い出とコメントを記します。
「案山子」。詩そのものは、兄が、都会に出て暮らす弟を思いやる歌ですが、
私には、親が子供(ここでは弟)を思いやる心持ちが、また、子供(兄)が親の心持ちを汲んで、
何かしてあげたいという双方の気持ちが上手く表現されていて、すごく感動的な曲に思えます。
私も、学生時代(そして社会人へと)、親元を離れました。
しばらくは、本当に何も用事がないのに、親から「元気か」「金はあるか」とよく電話がかかってきました。
心配してくれているのは分かるのですが、我が家はそれほど金がなかったし、電話代ももったいないと思い、
「大丈夫、そんなに電話を掛けないで」と、よく怒り口調で言ったものです。
親からの電話は少なくなりましたが、子供を心配する気持ちは変わっていなかったと思います。
自分が親になると、そのときの親の気持ちが痛いほど分かります。
「秋桜」。この曲は、「最后の頁」と共に、山口百恵さんに提供した曲です。
山口百恵さんもすごい歌手ですね。私は、歌謡曲(古いですね!)はあまり聴きません。
百恵さんを含む三人娘(あと、桜田淳子さんに森昌子さん)の歌も、テレビなどではよく流れていて
自然と聞いてはいましたが、レコードを買ってまでは聴きませんでした。
それで、今はこの三人に限っても、レコード(CD)としては、
百恵さんのベストアルバム『BEST COLLECTION』を1枚持っているだけです。
聴かないのに何故かというと、谷村新司さんの「いい日旅立ち」と、
このさださんの「秋桜」が収録されているからです。
2人のすごい音楽家から、これらの曲を贈られたというだけで、
私は山口百恵さんがすごい歌手に思えてくるのです。
この2曲だけで、私は山口百恵さんを忘れられなくなりました。
そういう人も多いのでは・・と思います。幸せな歌手ですよね。(生意気なことを言っていますね!)
この「秋桜」は、嫁ぐ娘が母を想う歌です。そして、さださんの詩とメロディはすごいです。
娘さんの気持ちが、そして、母の気持が、”アルバムを開いては・・何度も同じ話を繰り返す”、
そして、”元気で”としか言えない母の気持ちが、心癒される素敵なメロディで表現されています。
この曲は、カラオケに行けば、どこでも載っていて歌えます。
でも、あまりに感情移入してしまうと、涙が出てきて、歌えなくなってしまいます。本当に素敵な曲です。
「主人公」。この曲は、さださんのファンがいつも第1位に押す、もう名曲中の名曲です。
初めに聴いたとき、自分が主人公だと言うことに、当然だし、
何もヒーローがることはないんじゃないと思ったのですが、
その後、聴くたびに、また人生(ちょっと大げさですが)でつまずいたりしたときなどに、
確かに自分が自分の人生での主人公(ヒーローではないですね)なのだと慰められ、
元気付けられてきました。
今までの人生は確かに嬉しいことばかりではありませんが、
でも、”あそこの別れ道で””確かに自分で選ん”できたのです。
”選んだ以上精一杯生き”なければと思います。
パリの街角をイメージしたと言う、しゃれた詩に、素敵なメロディ。本当にすごい名曲です。
このアルバム。いろいろな人の心持ちが素敵に感じられる名盤です。
さて、私(おじさん)の音楽日記。
今日は、さだまさしさんの初期のアルバム紹介の最終弾です。
さださんがソロ・シンガーとして出したサードアルバムが『私花集(アンソロジイ)』です。
1. 最后の頁(ページ)
2. SUNDAY PARK
3. 檸檬(れもん)
4. 魔法使いの弟子
5. フェリー埠頭
6. 天文学者になればよかった
7. 案山子(かかし)
8. 秋桜(コスモス)
9. 加速度
10. 主人公
<CDのボーナストラック>
11. 檸檬(れもん)(シングル・ヴァージョン)
12. 加速度(シングル・ヴァージョン)
(写真は、CDと先日紹介した「グズマニア」です。花が出てきました。)
このアルバムには、さださんのとても重要な代表曲が収まっています。
それでは、またいつものようにいくつかの曲に思い出とコメントを記します。
「案山子」。詩そのものは、兄が、都会に出て暮らす弟を思いやる歌ですが、
私には、親が子供(ここでは弟)を思いやる心持ちが、また、子供(兄)が親の心持ちを汲んで、
何かしてあげたいという双方の気持ちが上手く表現されていて、すごく感動的な曲に思えます。
私も、学生時代(そして社会人へと)、親元を離れました。
しばらくは、本当に何も用事がないのに、親から「元気か」「金はあるか」とよく電話がかかってきました。
心配してくれているのは分かるのですが、我が家はそれほど金がなかったし、電話代ももったいないと思い、
「大丈夫、そんなに電話を掛けないで」と、よく怒り口調で言ったものです。
親からの電話は少なくなりましたが、子供を心配する気持ちは変わっていなかったと思います。
自分が親になると、そのときの親の気持ちが痛いほど分かります。
「秋桜」。この曲は、「最后の頁」と共に、山口百恵さんに提供した曲です。
山口百恵さんもすごい歌手ですね。私は、歌謡曲(古いですね!)はあまり聴きません。
百恵さんを含む三人娘(あと、桜田淳子さんに森昌子さん)の歌も、テレビなどではよく流れていて
自然と聞いてはいましたが、レコードを買ってまでは聴きませんでした。
それで、今はこの三人に限っても、レコード(CD)としては、
百恵さんのベストアルバム『BEST COLLECTION』を1枚持っているだけです。
聴かないのに何故かというと、谷村新司さんの「いい日旅立ち」と、
このさださんの「秋桜」が収録されているからです。
2人のすごい音楽家から、これらの曲を贈られたというだけで、
私は山口百恵さんがすごい歌手に思えてくるのです。
この2曲だけで、私は山口百恵さんを忘れられなくなりました。
そういう人も多いのでは・・と思います。幸せな歌手ですよね。(生意気なことを言っていますね!)
この「秋桜」は、嫁ぐ娘が母を想う歌です。そして、さださんの詩とメロディはすごいです。
娘さんの気持ちが、そして、母の気持が、”アルバムを開いては・・何度も同じ話を繰り返す”、
そして、”元気で”としか言えない母の気持ちが、心癒される素敵なメロディで表現されています。
この曲は、カラオケに行けば、どこでも載っていて歌えます。
でも、あまりに感情移入してしまうと、涙が出てきて、歌えなくなってしまいます。本当に素敵な曲です。
「主人公」。この曲は、さださんのファンがいつも第1位に押す、もう名曲中の名曲です。
初めに聴いたとき、自分が主人公だと言うことに、当然だし、
何もヒーローがることはないんじゃないと思ったのですが、
その後、聴くたびに、また人生(ちょっと大げさですが)でつまずいたりしたときなどに、
確かに自分が自分の人生での主人公(ヒーローではないですね)なのだと慰められ、
元気付けられてきました。
今までの人生は確かに嬉しいことばかりではありませんが、
でも、”あそこの別れ道で””確かに自分で選ん”できたのです。
”選んだ以上精一杯生き”なければと思います。
パリの街角をイメージしたと言う、しゃれた詩に、素敵なメロディ。本当にすごい名曲です。
このアルバム。いろいろな人の心持ちが素敵に感じられる名盤です。