加地尚武の佐倉新町電気街

「福音の少年 Good News Boy」シリーズ(徳間書店 徳間デュアル文庫)著者による電脳生活と意見。

「サマータイム」導入で毎日がプレミアム! シャイニング! 

2018年08月06日 08時00分52秒 | 社会時評なんちって

【東京五輪】酷暑対策でサマータイム導入へ 秋の臨時国会で議員立法 31、32年限定

こんな記事を見つけた。

昭和二十年代から現在にいたるまで、「サマータイム導入」を推進しようという議員たちがいた。今年の世界的な猛暑とあと二年に迫った東京オリンピックを口実にして、「こんどこそチャンス」とばかりに飛びついたかっこうなのだろうか。

来年の天皇退位による改元とサマータイム導入は、どっちがシステム改修などのコストがかかるんだろう?

わたしは昔汎用コンピュータでCOBOLを使ってプログラムを書いていた人間なので、システム・エンジニアとしては骨とう品なんだけど、日本全国、一つの例外もなくサマータイムを導入するのであれば、比較的軽く対応できるんじゃないか、と思ってる。ようはGMT(世界標準時)プラス9時間に2時間足してやるように、システムの基本的レベルから操作するのだ。サーバー管理術でいえばNTPをすり替えるとか騙すとかすればいい。

むしろ影響が大きいのは、われわれ一般庶民の社会的・文化的生活のほうだと思う。

つまり、今の時間体系で構築された社会の仕組みが、太陽の位置といっせいに二時間ずれる。それに慣れなければならない。

こないだあったうちの花火大会、開始は夜の8時。これが二時間の夏時間導入により、いまの午後6時が午後8時ということになる。

まだ明るいがな。

それは夏時間10時開始ってことにすればいいんだろうけど、朝少々涼しい時間に出勤できても、小学生はまだまだ炎天下の午後1時ごろ、大人は午後4時~5時に放り出されることになる。

日没までにはだいぶ時間が伸びるだろうさ。そりゃ。いくらかは消費拡大効果もあるだろう。

しかし、サマータイム導入の議論で言われることだけど、大部分の労働者の労働時間は伸びるだろう。

おまけに体内時計に反して二時間早く出勤しなければならない。

日本の労働者の労働環境よりもオリンピック選手の体調の方が大事、といういうんなら、もう何をかいわんや、だけどね。

 

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