加地尚武の佐倉新町電気街

「福音の少年 Good News Boy」シリーズ(徳間書店 徳間デュアル文庫)著者による電脳生活と意見。

朝焼けの光の中に立つ影は・・・。

2006年03月29日 05時39分57秒 | 公園のつぶやき。
4時半に起きて、仕事。

小説を書くということは孤独な作業と思われがちだが、わたしの場合、そんな気がしない。

というのは、ネットで知り合った友人やぼくの本を読んでくれているひとたちのことを、こころのわきにおいて書いているからだ。

いまブログの編集画面のバックグラウンドに原稿用紙モードにしたエディタが見えているけど、なんにんものひとたちと一緒に原稿を覗き込んでいるような気がするときがある。

「ええ、そこそうなるの~」とか、「下手な表現だなあ(苦笑)」とか、つっこみが入るときもある。

そのたびに「えーやん、完成がさき、完成がさき、校正でなんとかすんねん」と言い返しながら先にすすめる。
わたしは、こうしてどんどん先に書いていくほう。一行一行悩まない(だから下手と言われるのかもしんない)。
理想は語り部。ネットという車座の中で荒唐無稽なおとぎばなしを語っている者。すくなくとも「福音の少年」シリーズはそんな態度でのぞみたいと思っている。

とにかく、いい本が書きたい。みんながよろこんで読んでくれるようないい本を。


今日は某所で見た朝焼けの写真のような光景は見られるだろうか、と思う。

ではでは。