大学時代の友達4人と1年に1回1泊の旅行に行っていたが、コロナになってからは会うことも控えていた。
この頃やっと会えそうなので集まりましょうか?と話が持ち上がった。
しかしこの3年の間に状況は変わってしまった。私達もすでに80歳。
藤枝にいるAさんは、ご主人が狭窄症の手術を受けた後遺症で片方の足が思うように動かず、宿泊は無理だ。
御殿場のBさんは60歳でご主人を亡くし、息子夫婦と同居しているが,足首が痛くて長く歩けない。しかし家族の夕食は作らねばならない。
湯河原のCさんは昨年の暮れから背骨の骨が痛んで、堅いコルセットをはめているので宿泊は出来ない。
こんな具合で、宿泊はあきらめ、静岡へ集まって食事をして、許す限りのおしゃべりをすることになった。
学生時代のなつかしい話、ユースホステルへ泊って北海道へ行き、楽しかったことなどとりとめもなく話が続いた。
残された人生、限りがあるのでまた近いうちに会いましょうという事になった。
私はまだ自由にやりたいことができるので、感謝の気持ちで毎日を過ごそう。