海の貴婦人海王丸が2年ぶりに御前崎港に寄港し、セイルドリルを披露するというニュースを知り見に出かけた。
帆船の実物は初めて見た。実習生130名乗組員40名、船長の合図で帆を張るのだが29枚の帆を張るのに1時間かかるということだった。
実習生は、はだしで縄ばしごを使ってマストを上り作業が始まった。
作業前の状態
一番高いところは50mほどあるとか?
まず下から2番目の帆を40名の実習生が力を合わせて綱を引っ張って帆をおろす。
下から3番目の帆は横の棒とともに引き上げる。重さは2トンもあるそうだ。
3枚目
上から2番目の帆も引き上げて張る。重さは1トン。実習生が掛け声とともに引き上げる
3本のマストに順次張られている間に縦の帆がはられる。
一番大きな帆は畳で120畳の大きさとか?
すべての帆が張られたのは開始から1時間10分かかった。とでゅう具合の悪いところが出ると乗組員が縄ばしごを上って治し、安全第一で行われた。
航海中は風の向きとか強さによって、帆の張り方が変わってくるそうだ。
実習生は30分の休憩後、今度は帆をしまうのに1時間かけて作業をする。
30日には午前9時と午後1時から船内を一般公開するそうだ。