今回の滞在4泊5日中、言い争うことなく穏やかに娘と過ごせて本当に良かったです。
子供達も6歳と3歳半と大きくなって楽になったせいでしょうか。
私とお婿さんの扱いは雑ですが、子供には本当にやさしいお母さんです。
Sちゃんがくくってもらった髪型について「違うの、こうじゃない。」とグズグズ言っても
「違うの?どうして欲しいの?こうするんじゃないの?どうして欲しいのかちゃんと言って。」
と気長にグズグズに付き合ってあげるので、すごいなぁと思いました。
いけないことをしたコウ君にも、声を荒げることなく
目線を同じにして「コウ君、もしコウ君が誰かにおんなじことされたらイヤでしょ?ね、ね、ごめんなさいって言って。」
とやさしくでも毅然と諭していました。
私だったら「どうしていつもそんなことするの!いい加減にしなさい!」とキーっと言っていたでしょう。
その様子を見るとついつい
「あなたは、子供には本当にやさしいねぇ、私にはきついけど。」と言わなくてもいい事を言っちゃうのですが、本当の事ですからね。
ホント私への態度、もう少し何とかならないのかね~はぁ。
また、今回、お姑さんにすごく気を使っているのが垣間見えました。
どうやらお婿さんが実家宅へ行く日にちをお義母さんに一日伝え間違っていたらしく
お婿さんが自分の母親に電話したら「○○日だと思ってたのに。」と軽く文句をおっしゃったらしいです。
娘とお婿さんは、頭を突き合わせて「どうする?怒ってはった?」とひそひそ相談。
娘が、お義母さんに直接電話して「すみません、すみません」と、平謝りに謝ったらしいです。
電話し終えて誰に言うともなく「あ~、久しぶりに震えあがったわ。」と、つぶやいていました。
「たかが1日間違っていたくらいでそんなに?」と、娘に言うと
「お義母さんは、何から何まできちんと準備して待ってはるから。」と、言っていました。
「でも、先ず自分の実家に帰ってこれて良かったわ、神戸(お婿さん実家)に先に行ってたら熱が出てたかも。」
と、真顔で言う娘、大変なんやな、と思いました。
お婿さんのお母さんは、エネルギーがいっぱいでお世話が大好き。
東京の娘たちの家に行くのも、娘たちがこっちに帰ってくるのも、それはそれは楽しみにしていらっしゃるご様子。
神戸から東京に帰ってしまう際にはいつも「さみしいわ~、またお父さんと2人暮らしに戻るんやね。」と、すごく寂しがられるそう。
私は内心大変やなぁ、と同情します。
私は来てくれるのもまぁうれしいけどちょっと面倒臭いし、帰ってくれたらホッとする。
「今回も孫二人怪我もせず無事に帰って行ったし良かった。」と思います。
お義母さんのさみしがる心が分かりかねます。
ずっと居たらしんどいやん、自分の好きなことが何にも出来ないし。
エネルギーが少なくてお世話好きじゃない自分でよかった、と思いました、毎回さみしかったら大変ですもんね。
娘の様子を見ていたら、きっと我が長男のお嫁さんも私にそれはそれは気を使っているのだろうと、思いました。
まぁ私も気を使ってるけど。
これからの長い年月、今まで赤の他人であった人と仲良く付き合っていかないといけない、、
考えると疲れてきますね(^-^;タハハ
こう言う時は映画を観に行くに限る。
この年末年始、何度映画を観に行きたいと思ったことか。
明日は、初めて行く〈元町映画館〉で『台湾、街かどの人形劇』を観に行く予定です。
人間って大変ね、ネコでよかった。