fernhaven rd.

狭いベランダで育てているバラのこと、一緒に暮らす猫のこと、トールペイントのことなどなんてことない毎日を書いていきます。

名古屋にあるノリタケの森に行ってきました。

2019-05-09 18:11:42 | 美術・芸術・絵画教室
ノリタケと言えば、世界最大級の高級陶磁器メーカー。

名古屋に〈ノリタケの森〉と言う陶磁器に関する複合施設があるというのを知ったのはつい最近のことです。

華やかな陶磁器の世界が大好きなので、いつか行ってみたいと常々思っていました。

そして、連休明けて直ぐの5月8日に課外授業(?)の一環として水曜日の生徒さんたちと一緒に行ってきました。

JR名古屋駅から徒歩15分という方向音痴の私にはぴったりの駅近。



中に入ると、都会の一角にあるとは信じられないくらいの静けさと緑がたくさん、本当の森の中に入ったよう↑(画像はノリタケの森のHPからお借りしました)

美しいレンガ棟の中には、陶磁器の制作過程を見ることが出来るクラフトセンターや美しい陶磁器が飾ってあるギャラリー、フレンチレストラン

商品が購入できるショップやカフェなどが入っていました。


腹が減っては戦はできぬと言う事で、先ずはランチ、創作フレンチを出してくださる〈キルン〉で美味しいお食事をいただきました。

前菜からスープ、お肉料理、デザート等に使用されている食器は、すべてノリタケの製品と言う贅沢さ。

すでに心は夢の中。

食事の際に写真を撮りたくなかったので残念ながら画像はありませんが、リンク先に飛んでいただけたら紹介されています。

ちなみにキルンとは「陶磁器を焼く窯」を意味するそうです。



食事の後は、クラフトセンターとミュージアムがある棟へ↑こちらは有料でしたが500円と言うお安さ。(画像はノリタケの森のHPからお借りしました)

クラフトセンターでは、生地の製造から絵付けなどノリタケの技と伝統を垣間見ることが出来ます。

ミュージアムでは明治から昭和初期までに製造されたノリタケ製品「オールドノリタケ」や「画帖(がじょう *デザイン画)をはじめ、
数々のテーブルウエアが展示されていました。

特に4階に展示されていたいわゆるオールドノリタケの繊細で優美な美しさは筆舌に尽くしがたいくらい素晴らしいものでした。

どうも写真がOKだったらしいのですが、気が付いたのは4階に上がった時、ですので以下の画像はほとんどが4階の展示品です。















4階の展示品は、多分すべて手描き

信じられないくらい精緻で会場全体が磨き抜かれた技術と芸術性のオーラに包まれていました。

もう、ため息、ため息、ため息の嵐、、、

そして、展示品はもちろんの事、紙に描かれたデザイン画の美しいことったら、この場に座り込んで模写したい!と思ってしまいました。







その経年がまた更に美しさに磨きをかけているように感じました。


もっと観ていたいという名残惜しい気持ちのまま、shopへ

もし喉から手が出るほど欲しいものに出会ったら、また散在してしまうどうしようと思ったのですが、素晴らしい作品を観た後だったので

そう言う事もなく、shopの中にある〈カフェダイヤモンドデイズ〉でケーキセットをいただき帰途につきました。




みんなスマホでケーキ撮ってます。

お天気にも恵まれて気温も暑くもなく寒くもなくで本当に良い一日となりました。

お付き合いいただいた生徒さんたち、本当にありがとうございました。


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