Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

沖縄~東京の物流

2009年11月13日 | 那覇、沖縄
 インターネット、Eメールが日常になったせいで、情報という点でいえば、沖縄にいても、東京や大阪といった大都市が羨ましいと思うことはなくなった。ときとして、沖縄にいる私の方が大都市の人々よりも先にいろいろな情報を入手することもあるくらいだ。
 ところが、いまだにその距離を強く感じるのは、モノを送るという物流の距離である。飛行機で届く荷物なら、朝出せば、たいていは東京なら翌日に到着するのだが、大きな荷物の場合は、トラックで運ぶことができないために「船便」になり、中二日はたっぷりかかってしまう。大きなダンボールに入った宅配便なんて本当に最悪である。
 急いで送らなければならない荷物の場合、那覇の郵便局の本局に行く。ここは24時間営業なのでたいへんありがたい。ここに来るとサラリーマン時代、よく真夜中に東京駅丸の内側の郵便局にダンボールにいれて荷物を運んだことを思い出す。夜2時、3時でも受付には膨大な数の封書を持った人が並んでいで、不思議な光景だった。東京は眠らない街だ。那覇の本局はさすが沖縄。真夜中に行くと、静まりかえって、まったりした空気が流れているのがいい……。まどろみの街、沖縄。