Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

出版祝いでいただきました

2009年11月03日 | エッグカップ
 先週の金曜日、ガムランのメンバーに「出版祝い」でいただきました。かわいいエッグスタンドを二つ。いただいた日、包装がかわいかったのでそのまま撮影しました。ありがとう。でも、まだ本出ていないですけど……。
 このエッグスタンドで、今日の朝、ゆで卵を食べました。日本のMの大きさのゆで卵にぴったりの大きさ。卵が動くことなく食べやすいエッグスタンドです。オークションでヨーロッパのエッグスタンドを買うと日本のふつうの大きさの卵があわないものが数あって、結局、飾りになってしまうものが多いのです(もちろん、それでもいいのですが)。ヨーロッパのニワトリは、向こうの人と同じに大きいのかしら。

初挑戦

2009年11月03日 | 大学
 サークルのベテラン女性メンバーが、初めてバリ舞踊に挑戦した。なんとバリスである。彼女はガムラン演奏者としは約10年選手であり、チェンチェン演奏のセンスはバリ人の折り紙つき。大きな舞台も数々経験してきた。それがなぜ今、舞踊なのか?
 彼女は踊り手を第三者の立場で見続けてきた。その観察力はするどく「まね」がたいへん上手だった。もちろん踊りの基礎は全くやったことはなかったのだが。3月、仕事関係で短期間バリにいったとき、わずか数日だけ、村でバリスの基礎をみっちり仕込まれた。帰国後、彼女は毎週2回、沖縄のグループの舞踊留学経験者からガムラン練習前にバリスをみっちり仕込まれた。そして、大学の芸術祭で晴れのデビューを迎えたのである。芸術祭はそんな場であっていいと思う。サークルのメンバーの日ごろの成果の発表の場だ。
 私はもう一人の男性メンバーG君とクンダンを演奏したが、たぶんポーカーフェイスの彼は演奏しながら感動していたと思う(なんとなく音でわかるんだ)。皆同じだ。彼女のチャレンジ精神、そして上手になるためのたゆまぬ努力に感動したんだ。無償で教えたメンバーにも感謝である。今日もあとワンステージ。なんだか、今から早く演奏したくてうずうずしてる。バリにいるメンバーの五人や、今はサークルを卒業して日本各地から私達を見守ってくれている仲間にも、今回ばかりは一緒に演奏して欲しかったとつくづく思う。

特等席

2009年11月03日 | 家・わたくしごと
 二日前の日曜日は、わが家の裏にある中学校の三年に一度行われる運動会だった(今は多くの学校が毎年運動会をやらないらしい)。あいにく曇り空で午前中はたびたび雨に見舞われる天気。なんだか気になってしかたがない。朝9時半過ぎからブラスバンドの素敵な?音楽で目覚め、あとは定番のBGM、そして歓声ときわめつけはエイサーの太鼓の音。朝から午後三時まで、音風景は非日常に包まれた。
 それにしてもわが家は三階にあるため、ここからの校庭の眺めは最高で、正直、特等席である。校庭全体を見わたせるばかりでなく、観客席までよく見えるSS席なのだ。とはいえ、わが子は中学生だがこの中学に通っているわけではなく、近所の子どもの応援で盛り上がるというのもどうかと思ってしまう。
 それにしても中学校全生徒が並んでいるのを眺めていると、意外に全校生徒は少ないんだなと感じる。昨今の少子化は理解しているつもりだが、実際に中学生を見ると、そんなことを肌で感じてしまう。そうそう、この子たちがあと三年もすると大学受験の年になるわけで、大学教員である私にとっても少子化は他人事ではないのだ。なんだか、特等席から元気な生徒たちを眺めながら、そんなことを考えて少し暗い気持ちになった。