ナンシー・Chang!のおいし~生活

湘南(住まい)&東京(勤務地)で見つけた、あんなこと、こんなこと。

■THE BANK

2006-08-08 01:18:39 | 鎌倉のレストラン

ザ バンク(バー/鎌倉)

*この建物をBarにしようと思いついた人は天才かも!

メチャクチャ私好みのお店。
初めて伺った日、足を踏み入れたその瞬間に「常連になりたい!」と思いました。
まさにひと目惚れです。

古都鎌倉の街並みにしっくり溶け込むレトロな外装、銀行時代の大理石のカウンター(椅子を置いて客用のテーブルとして使われています)、ホールの天井から下がったクラシカルな照明、白い壁のレリーフは当時のままだそうです。
この建物をBarにしようと思いついた人は天才かも…尊敬します。

「常連」になるべくせっせと通い、バーテンさんに顔とお酒の好みを憶えていただくに至りました。うれしい。
(でも、すでに今の方で3人目…。案外入れ替わりが激しい?)
つい最近は、失恋した友人と伺いました。
延々と続く「怨み節」に付き合わされ、すっかり長居をしてしまいました(その節は気を使っていただいて…)が、休日深夜にもかかわらずお店は満席状態。
多少湿っぽい話題でグラスを傾けても、店内に満ちている適度に心地良い喧騒が気分を和ませてくれる感じ。

初老の品のいいご夫婦、カウンターの上に写真や原稿(らしきもの)をひろげて何やら仕事の打ち合わせ?風の男性2人組、いかにも「雑誌に載ってるのを見て来ました」って感じの若いカップル…。
お客さんのタイプはさまざまで、誰もみんな自分なりの寛ぎ方でお店の雰囲気を楽しんでいるように見えました。
こういう雰囲気のBarはちょっと他に思い当たらないので、私にとってはとっても貴重です。

接客は着かず離れず(Barであるからにはこれが最高のもてなしです)。
場所柄常連客で賑わうお店ですが、私は1人で伺っても不思議と疎外感を覚えたことはありません。
常連とそうでない客とのあしらいに差がありすぎるという評価を耳にしますが、一見が居づらくなるほど極端な接客はしていないはずです。
しかしまあ、とにかく個性的なお店ではあるので、この独特の雰囲気に馴染めなければ(または好みに合わないなら)、此方を絶賛する人の気持ちは決して理解出来ないでしょう。


1.大人が利用するお店ですから、1人でお酒を飲める自信がついてから行きましょう。

2.酒の席で盛り上がりたい人は居酒屋へどうぞ。

3.シガーの煙がケムいだの、私は嫌煙家云々…という人はBarには来なくていいです。

4.酒の席でのマナーも知らずにクチコミサイトで勘違いレビューするレビュアは消えて下さい。

以上、このお店をこよなく愛するナンシー・Chang!からのお願いでした。

■店舗情報
□17:00~25:00(土日は15:00~25:00 フードメニューのL.Oは23:00)
□月曜、第3・4火曜日定休
□鎌倉市由比ヶ浜3-1-1 
□0467-60-6170

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