ナンシー・Chang!のおいし~生活

湘南(住まい)&東京(勤務地)で見つけた、あんなこと、こんなこと。

■エメ・ヴィベール/110313【移転】

2011-03-13 22:04:25 | 東京のレストラン

エメ ヴィベール(フランス料理/麹町)

<2011年3月ネタ絶賛消化中>
【2014年4月に当時の日付で記事を編集しています】
こつ然と消えてしまった二代目Cyber-shotで撮影した画像がVistaくんに残っている限り、すでに閉店のお店だろうと、賞味期限切れのネタであろうと、全てブログにUPします。

*麹町の豪奢な洋館でゴージャスランチ

2日前に東北が未曾有の大災害に見舞われたとは信じられないような、雲ひとつない青空が眩しい休日の午後、6名で伺いました。

Twitterのランチオフ、ほぼ初対面のメンバーだったこともあり、かなり緊張しました。
しかも場所はまるでお城のようなグランメゾン! 
かつてはミシュランガイド東京創刊以来、

4年連続で★★獲得していたという由緒正しきレストランなのです。
麹町の日本テレビから程近い路地裏にひっそり佇む瀟洒な洋館の扉を開けると、スタッフが恭しく迎えてくれます。

メインダイニングの手前にはウエディングの予約も兼ねたコンシェルジェがありました。



2階はBarカウンターを備えたウエイティングスペースとなっていて、予約の人数が揃うまで待つシステムのようです。
地下鉄の乗り継ぎを間違えて遅れた私のせいで、他の5人は延々とこのお部屋で時間を潰すこととなってしまったという。。。申し訳ありません

コンサバ風のメインダイニング
グループ利用でも十分な余裕を確保したテーブル配置、手入れの行き届いたお庭を眺めつつ食事が楽しめる開放的な空間です。

プリフィクスのランチコースは、メインに魚か肉のどちらか1つを選ぶ「Menu A」(5,250円)と、両方食べられる「Menu B」(8,400円)の2種類。
アミューズ、前菜、スープ、メイン、アヴァンデセール、デセール、小菓子とカフェという構成です。
お料理の選択肢は同じなので、お値段の差はメインの皿数のみ。お昼ということもあり、6名ともMenu Aにしました。

A、C.卓上風景
白い薔薇が清楚 見せ皿はロイヤルコペンハーゲン
B.ひとくちアミューズはホワイトアスパラガス
D、E.ランチのコースにアヴァンデセール
マンゴームースと林檎のシブーストのどちらかが登場

前菜
ランド産鴨のフォアグラのポワレ サフラン風味の林檎のコンポート添え
5種の選択肢があり、どれも美味しそうなので迷いに迷いました。
フォアグラはコンフィをイチジクのチャツネといただくメニューもあったけれど、やっぱり香ばしい焼き色とトロトロの食感がたまらないポワレをチョイス。
薄めのスライスで、ポーションはちんまり。あっさりめの味付けでした。


スープ
かる~いうに風味のスープ カプチーノ仕立て
3種の中からチョイス。
シャンピニヨンのラヴィオリ入りの温かいコンソメスープと迷った末、ポタージュ系にしました。
思ったより雲丹の存在感があって濃厚でした。

メイン
シャラン産鴨胸肉のロティ ホワイトアスパラガス添え
雛鶏、シャラン鴨、骨付き仔羊、国産和牛、リード・ヴォー(オマール海老付き)の中からチョイス。
後ろ2つは+1,050円。私は白アスパラに惹かれて鴨にしました。
とにかくメチャクチャ柔らかい!!
ジビエの季節に比べてかなりあっさりしているものの、ソースが濃厚でうまくバランスが取れている感じ。
ホワイトアスパラガスは文句なしの美味しさでした。

ワイン
昼間だし、まったく飲めないという方もいたので、遠慮して3杯だけいただきました。
乾杯にシャンパーニュ、フォアグラに合わせ甘口、メインの鴨とロワールの赤。

デセール
マカダミアナッツのパルフェ グランマルニエ風味のソース
4種の選択肢がありました。
オレンジの果肉だけでなく、オレンジリキュールたっぷりの大人仕様。飲み足りなかったので嬉しかった

小菓子
なんとワゴンから好きなだけ―――!!



お料理を存分に堪能した後は、席をお庭に移動して、ゆったりティータイム。
素晴らしいお天気にも恵まれ、優雅なひとときを過ごしました。



ひとつひとつは小さいものの、バリエーションがすごいので、あれもこれもと選んでしまうとけっこうなボリュームに 
ついさっきデザートまで食べたことすら忘れている
コーヒーはおかわり自由だし、お菓子は食べ放題。。。まさに至福の時間。



土日はほとんどウエディングで予約が取れないというのも頷ける素敵なお庭。写真を取り損ねましたが、芝生がハート型に刈り込まれていました。

ちなみに私の選んだ小菓子はこちら。
誘惑と闘い、かなり控えめにしたつもり( ̄∀ ̄)

店名の「エメ・ヴィベール」はフレンチローズの一種で、お庭にも咲いていました。フランスの花嫁が好んでブーケの花として使用しているそうです。
一輪咲ではなく、房状に小さな花がいくつも咲くかわいらしい薔薇です。

待合いのサロン、メインダイニング、お庭。非日常的空間での夢時間は瞬く間で、気づけばすでに4時間が経過。。。お会計は、グラスでワイン3杯追加しても7千円でお釣り(税・サ込)!


長々と居座り、たっぷりと楽しませていただいて、安すぎるくらいかも。
なんだか申し訳ないくらいです。
預けた荷物や、領収証を待つ間にも素敵なテーブルと椅子が用意されていました。
お料理は奇をてらうこともなく、どんな人の口にも合う正統派フレンチという印象。斬新さはないけれど、大きく外す心配も無用という感じでしょうか。
しかしサービスは素晴らしく、ゲストを楽しませようという気持ちがひしひしと伝わりました。幸せな時間をありがとう。

AIMEE VIBERT
エメ・ヴィベール
【移転しました】
□11:30~14:00 15:30(L.O 14:00) 18:00~21:00 23:00(L.O 21:00)
□火曜定休(祝日の場合営業)
千代田区二番町14-1 中央区銀座6-8-7 交詢ビル5F
03-5216-8585 03-5537-7760



11/03/13のツイログ

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