goo blog サービス終了のお知らせ 

ランニングハイカーのぺーじ(2010.10.09~)

ランニングハイキングの記録

はまっている本277

2025-04-11 17:17:54 | 図書

 また、太宰治の本を読んだ。作品名は「パンドラの匣」です。これは表題の「パンドラの匣」と「正義と微笑」の2つの長編小説が収められていた。

 「正義と微笑」は日記形式の小説ですで、中学生の進路が決まるまでを書かれていた。。

 「パンドラの匣」は友人への手紙の小説で「健康道場」という結核療養所に入った若い主人公の所内での入所者とスタッフとの交流が綴られていた。

 2編とも一種の青春小説ですで、太宰治の小説の暗さが隠し味として含有してはいるが全体的には読みやすい明るさがあった。これも太宰治の変化球と言えそうで素晴らしい作品です。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2025 盛春 俣野別邸庭園、... | トップ | 2025 盛春 湘南海岸1(片瀬... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

図書」カテゴリの最新記事