ランニングハイカーのぺーじ(2010.10.09~)

ランニングハイキングの記録

はまっている本251

2024-09-07 06:00:42 | 図書

 また、芥川龍之介の作品を読んだ、「侏儒の言葉・西方の人」(新潮文庫版)です。「侏儒(しゅじゅ)」とは、この作品の場合は見識ない人の蔑称として用いている。「西方の人」とは、イエス・キリストのことです。この文庫版では「侏儒の言葉」、「侏儒の言葉(遺稿)」、「西方の人」、「続西方の人」の4編収められている。

 どれもエッセー形式で前者2編は彼の「或る阿呆の一生」の続編的に、後者2編はイエス・キリストについて彼の考えが書かれている。正直言って読破こそしたが専門用語の連発で注解を参照しながら読まなければならず読むのにとてもストレスを感じた。「侏儒の言葉」、「侏儒の言葉(遺稿)」は彼の生き方、考え方を端的述べられてこれを読むと他の作品の意味がおぼろげながらわかってきました。「西方の人」、「続西方の人」は聖書を愛読している人でなければわからないキリスト教の専門用語ばかりで全く理解できなかった。よほどの芥川龍之介の愛好家か研究者でないかぎりお勧めできない難解作品だと思います。

 

 

 

 

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2024 残暑 湘南海岸2

2024-09-07 05:05:10 | 湘南ランニング&ウオーキング

 昨日、湘南海岸を歩いてみた。

 8:55藤沢駅ー9:34片瀬江ノ島駅ー9:37片瀬東浜ー9:41江の島弁天橋ー片瀬橋ー9:53片瀬西浜ー9:02鵠沼海岸ー10:19鵠沼海岸駅

 9月なって一週間が過ぎたが今週も残暑が続き疲れがたまっていた。そこで2週間前と全く同じコースで湘南海岸を歩いた。スタート時間が1時間20分遅い以外は全く行程で多少早く歩いたのと気温も低かったので14分早く終了した。

 コメントは特に記することはないが海水浴場が8月31日で閉鎖したので海の家の解体工事が始まっていた。特に東浜は作業員と車が多かった。また、相変わらず江の島弁天橋から富士山方面が全く見えなかった。写真をまとめてアップしました。

 

              片瀬東浜

 

              江の島弁天橋

 

               片瀬西浜

 

               鵠沼海岸

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2024 残暑 横浜2(伊勢佐木町)

2024-08-31 09:05:55 | 横浜ランニング&ウオーキング

 今朝、横浜の伊勢佐木町を歩いてみた。

 5:26横浜駅東口ー6:00-6:28伊勢佐木町通り(関内側入口ー山王橋)ー南太田駅ー6:42大原隧道ー6:59保土ヶ谷駅東口

 まだ台風が西日本でグズグズしていて雨模様の天気だが昨日は献血に出かけただけで運動不足だったので横浜の伊勢佐木町を歩くことにした。このルートを歩くのは2023.7.1以来の13ヶ月ぶりだった(但し、前回は最後は久保山で今回は大原隧道)。いつのものように朝一番の電車で横浜駅に、東口から根岸線沿いに歩き6時に伊勢佐木町の入口に着いた。なんと13ヶ月前と全く同じ時刻だった。

 そこから伊勢佐木町通りをゆっくりと大岡川を渡る山王橋まで歩いた。幸いなことに雨は降られなかった、歩いているのは6時過ぎなのでごく普通の人たちだった。

            伊勢佐木町通り

 

 山王橋から南太田駅に出て都市計画道路「桜木東戸塚線」を少し歩き、横濱水天宮杉山神社入口を右折して大原隧道を通り保土ヶ谷駅東口まで歩いて終わりにした。

              大原隧道

 特に変わったことはない1時間半のウオーキングだった、ほとんど雨に降られなくてよかったです。

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2024 0830 献血

2024-08-30 17:36:50 | 日記

 週末の金曜日と土曜日は休日なので、何処かに出かけようと思ったが台風が接近しているのことで朝から雨が降っていた。少々の雨ならばいつもは出かけるが電車が不通になるかもしれませんので遠出は避けた。そこで9ヶ月ぶりに献血に行ってみた。

 場所は藤沢駅近くの献血ルームでインターネット予約して事前にインターネットで事前問診も済ませた。また、予約時間も朝一番の9:15が取れた。こんな悪天候で献血する人なんて誰もいないと思っていたら先客が2人もいたのに驚いた。その後も予約したような人が何人も来所した。但し、誰もちょっと癖のある感じの人たちだった。もらったものをアップしました。「ポーチ」と「歯磨き粉」です。

 

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はまっている本250

2024-08-27 17:32:16 | 図書

  また、芥川龍之介の作品を読んだ、「奉教人の死」(新潮文庫版)です。これは、芥川龍之介のキリシタン文学の短編小説集で書名を含む11編が収められている。正直言って、難解な当時のキリスト教の専門用語が多く用いられているので、注解を参照しながら読まなければならず読むのにとてもストレスを感じた。「奉教人の死」こそ結末のどんでん返しに感動したが、それ以外は理解できないものが多くて特に感想を述べるに値しない作品ばかりだった。したがって敢えて個別にあらすじや感想はブログでは報告しません。

 もし読むならある程度のキリシタンについての勉強をしたうえで読まないと作品の難解さに折れてしまうでしょう。

 

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2024 残暑 鎌倉

2024-08-24 08:38:00 | 鎌倉・逗子ランニング&ウオーキング

  今朝、鎌倉の定番コースを歩いてみた。

 5:10大船駅ー北鎌倉駅前ー6:04妙隆寺ー6:16妙本寺ー6:30本覚寺ー6:44鎌倉駅

 昨日に続き本日も休みでどこに行くか迷ったが一ヶ月ぶりに私の鎌倉の定番コースを歩いてみることにした。但し、家族が亡くなって忌中なので神社へは参拝できないのでいつもの鶴岡八幡宮は除くことにした。いつものように朝一番の電車で大船駅に横須賀線沿いに歩き、妙隆寺に。一ヶ月目前には酔芙蓉は見ごろで百日紅は全く咲いていなかったが本日は真逆で酔芙蓉は終わりかけていたが百日紅は見ごろだった。

 

               妙隆寺

 

 次に妙本寺に、ここの参道の入口の酔芙蓉がお目当てでまさに見頃だった。参道を上がり祖師堂へ、ここはまだ工事中だった。その前のノウゼンカズラはまだ咲いていた。

 

               妙本寺

 

 最後は本覚寺に、ここは百日紅がお目当てだったがまさに見頃だった。また、酔芙蓉も見頃だった。

 

                本覚寺

 その後は鎌倉駅まで歩いて終わりにした。妙隆寺と本覚寺の百日紅の見ごろに会えてよかった。また酔芙蓉もどこも見ごろだった。

 

 

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2024 残暑 湘南海岸1

2024-08-23 12:33:48 | 湘南ランニング&ウオーキング

 今朝、湘南海岸を歩いてみた。

 7:35藤沢駅ー8:15片瀬江ノ島駅ー8:19片瀬東浜ー8:22江の島弁天橋ー片瀬橋ー8:35片瀬西浜ー8:45鵠沼海岸ー9:03鵠沼海岸駅

 仕事の疲れがたまっていて長時間は歩きたくなかったので20日前に歩いたばかりの湘南海岸を歩くことにした。猛暑の中で自宅から歩きたくなかったので藤沢駅まで自転車で行きそこから歩いた。片瀬江ノ島駅まではいつもの江ノ電沿いからのルートで歩いたが疲れと暑さで40分もかかった。まずは東浜へ、海の家がごちゃついたなか8時過ぎなのに人はほとんどいなかった、

 

              片瀬東浜

 

 次に江の島弁天橋に、橋から富士山の眺めを期待していたが雲が一面に出ていて全く見えなかった。

 

             江の島弁天橋

 

 江の島へは渡らずに少し戻って片瀬橋を渡り、西浜、鵠沼海岸と歩いた。こちらも平日のためか人は少なかった。

 

              片瀬西浜

 

               鵠沼海岸

 その後は鵠沼海岸駅まで歩いて終わりにした。平日の朝で世間一般のお盆休みも終わったなか人が少ないのは意外だったがこれが日常なのでしょう 

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はまっている本249

2024-08-20 06:47:08 | 図書

 また、芥川龍之介の作品を読んだ、「河童・或阿呆の一生」(新潮文庫版)です。これは芥川龍之介の最晩年の作品集で6編から成っている。

 大道寺信輔の半生:大導寺信輔という少年の物語で芥川龍之介の自伝小説だと思ったが完全にそうではない。単なる少年の生まれてから学生時代までの半生を綴ったもので龍之介の未完の作品です。

 玄鶴山房:離れで肺結核により寝込んでいる主人玄鶴とその家族の物語で最期に玄鶴は病死してしまう。彼の婿、娘、妻、妾と子、看護婦らの家族の当時の時代にありそうな悲劇です。

 蜃気楼:主人公の「僕」は友人たちとともに蜃気楼を眺めに鵠沼の海岸に出かけた時の物語。結局は蜃気楼は見えなかったが、その時の遭遇した出来事が書かれている。何てことのない話だが私のウオーキングコースとかぶっているので神妙な気持ちになった。

 河童:精神病患者の第二十三号の主人公が登山中に河童の世界に迷い込み、そこで繰り広げられる物語。ネタバレなるので詳細は述べられないが、河童の世界を面白く描いているが当時の日本社会、あるいは人間社会を痛烈に風刺、批判した小説でされている。ヨーロッパの著名人や主義などが多く引用され読みこなそうとして苦労した。

 或る阿呆の一生:芥川龍之介の一種の自伝で51のごく短い断章から成っている。日記でもないエッセーでもない全体に脈絡がありそうでそうでもない不思議な断章でこれが当時の龍之介なのだと思えてしまった。

 歯車:芥川龍之介が歯車の幻覚に悩まされた当時の状況を日記形式で綴られている。彼の苦悩の精神状態が赤裸々に見える、彼がどうして自殺したかを考えさせられる作品です。

 読破してすべての作品について言えることは芥川龍之介の死に向かっている軌跡が見えてくる感じがして恐ろしくも残念な気持ちです。

 

 

 

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2024 残暑 横浜1(山下公園ー根岸森林公園)

2024-08-17 09:38:55 | 横浜ランニング&ウオーキング

 今朝、私の横浜の定番コースを歩いてみた。

 5:25横浜駅東口ー5:49汽車道ー5:57赤レンガ倉庫ー山下臨港線プロームナードー6:07山下公園ー6:22元町ー6:35山手本通ー6:55-7:17根岸森林公園ー7:28山手駅

 最近このコースを歩いていないと思っていたら今年の5月24日以来だった。いつものように朝一番の電車で横浜駅に、5時半前に東口から歩き始めて、汽車道ー赤レンガ倉庫ー山下公園と歩いた。天気は曇天で蒸し暑かったがウオーカーとランナーは6時前にもかかわらず多かった、赤レンガ倉庫は工事中なのか柵で囲われていた。

 

              汽車道

 

             赤レンガ倉庫

 

              山下公園

 

 山下公園からは仕事の疲れがたまっていたので谷戸坂を上がる体力がなかった、そこで元町を歩いた。人は少なく静かだったがこの時間はゴミ回収が何台も入って来て気持ちよくなかった。

 

                元町

 

 元町出口から左折してバス通りを少し歩いてから階段を上がり山手本通に出た。上がった所は住宅地でとても静かだった。

              山手本通

 

 根岸森林公園に7時前に着いた。まずはドーナツ広場に台風一過のため夏場には珍しく富士山がよく見えた。

 

        根岸森林公園 ドーナツ広場

 

 芝生広場に行き外周路をゆっくりと歩いた、ここもウオーカーとランナーが多かった。

 

           根岸森林公園 外周路

 

           根岸森林公園 芝生広場

 

 その後はいつものよう山手駅まで歩いて終わりにした。昨日、台風が通り過ぎたが特には被害はなくいつもの日常の平和な横浜の風景がありました。

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2024 盛夏 白峰寺 & 座間ひまわりまつり

2024-08-11 04:08:45 | その他のランニング&ウオーキング

 昨日、愛犬チロの墓参りと座間ひまわりまつりに行ってみた。

 6:54香川駅ー7:14-7:34白峰寺ー6:54寒川駅ー(相模線)ー8:25入谷駅ー8:41-10:01座間ひまわりまつり(四ツ谷エリアー座間エリア)ー10:24相武台下駅

 お盆も近いので愛犬チロの墓参りに行くことにした。いつもなら自宅から歩くのだが連日の猛暑なので最寄駅の香川駅から歩いた。7時少し前だったがかなり暑かったが20分で愛犬の墓のある白峰寺に着いた。線香と好物のせんべいをあげて冥福を祈った。

 

              白峰寺

 墓参りの後、まだ体力が残っていたので「座間ひまわりまつり」に行くことにした。白峰寺から寒川駅まで歩いて相模線に乗車して入谷駅で下車して座間ひまわりまつりの会場のひとつの四ツ谷エリアまで歩いた。入谷駅からは会場の案内ののぼりを頼りに何とか四ツ谷エリアに着いた。ここに来るのは調べてみたところ2017年8月以来の7年ぶりだった。7年後の今でもひまわりは健在でまさに見頃だった。

 

          座間ひまわりまつり四ツ谷エリア

 次にまつりの本部のある座間エリアまで歩いた。先月の悪天候で倒れているひまわりもあったが、ここのも見頃だった。両エリアで上手く撮れたものをアップしました。まさにひまわり尽くめです。

 

 

          座間ひまわりまつり座間エリア 

 

 結局1時間20分くらい写真を撮りながら散策した後は相武台下駅まで歩いて終わりにした。とても暑かったがまさに見頃のひまわりに大満足しました!!

 

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はまっている本248

2024-08-08 08:42:47 | 図書

 久しぶりに源氏物語の分析本を読んだ、作品名は「嫉妬と階級の『源氏物語』」で著者は大塚ひかりさんです。内容は後述するとして借りた図書館では大河ドラマで源氏物語に関するものを放送しているためか、人気のある本で貸出希望を出してから借りれるまでに5カ月かかった。読んでみればさらっと一気読みで2日で完読した。

 内容は数ある源氏物語の分析本と同様に作品名のとおり源氏物語を物語のなかの登場人物の嫉妬と階級に焦点を当てて解説しているだけで特に他の分析本とこれといった目新しい記述はなくてがっかりしました。源氏物語の分析本を何冊も読んでいる人には敢て読む本ではありませんが、全く読んでいない人には良い解説本であると思います。

 

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2024 盛夏 湘南海岸

2024-08-03 07:39:05 | 湘南ランニング&ウオーキング

 連日の猛暑で完全に夏バテしているので、どこにも行きたくないが湘南海岸くらいならどうにかなると考えいつもの定番コースを歩いてみた。

 4:22自宅ー藤沢駅ー5:29片瀬江ノ島駅ー5:33片瀬東浜ー5:46片瀬漁港ー5:48片瀬西浜ー5:59鵠沼海岸ー6:19鵠沼海岸駅

 4時半前に自宅を出て歩き始めた、いつものように藤沢駅から江ノ電沿い歩き片瀬江ノ島駅には5時半頃に着いた。そこから片瀬東浜ー片瀬漁港ー片瀬西浜ー鵠沼海岸と歩いた。5時半から6時までなので地元の人たちがほとんどで、西浜ではサーファー、鵠沼海岸ではビーチバレーの人たちが多かった。まさにいつもの風景だった、天気は曇りで富士山は見えなかったの残念だった。

 

              片瀬東浜

 

              片瀬漁港

 

              片瀬西浜

 

               鵠沼海岸

              

 

 

 

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はまってる本247

2024-08-02 03:40:02 | 図書

 芥川龍之介の作品を読んだ、「蜘蛛の糸・杜子春」(新潮文庫版)です。これは10編からなる短編小説集で少年ものと言われています。

 蜘蛛の糸:芥川龍之介の最も有名な作品で地獄に落ちた罪人が仏の助けで極楽へ這い上がる蜘蛛の糸を降ろしてくれたのに、それを独り占めした結果また地獄に落ちてしまう話

 犬と笛:笛の上手な木樵が3人の大男から3匹の特殊能力の犬を授かって二人のお姫様を助ける話。

 蜜柑:作者が乗車した列車に同乗した娘さんが列車から見送りに来た弟たちに蜜柑を投げる話

 魔術:魔術を習いたい男が欲を持ってしまっているのがばれて魔術を習えなかった話

 杜子春:杜子春という男が仙人に2度もお金持ちしてもらったが、お金にのみ群がる人たちに愛想が尽きて仙人になろうとするが、亡くなった母の愛に目覚め普通の正直な暮らしをしようとする話。

 アグニの神:アグニの神のお告げでよく当たると評判の上海の印度人老婆の占い師に監禁されている娘さんを彼女の父の従者が救出しようとするが、アグニの神にその占い師が殺される話

 トロッコ:トロッコを土工と押した少年が遠いところまで行ってしまってから何とか自宅に戻る話

 仙人:仙人になりたい男が、騙されて医者の家に使われてたが、松に登るという嘘に従ったら雲の中に昇って行ってしまった話

 猿蟹合戦:猿蟹合戦の真実を面白く解説した話

 白:白という犬が、黒という犬が殺されるのを見殺しにした結果。黒犬になって家を追い出されるが善行をして白犬に戻り家に戻る話

 あらすじは以上だが少年童話風の微笑ましい話ばかりだったの楽しく読めた。こんな作品も書ける龍之介の懐の深を感じました。

 

 

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2024 盛夏 鎌倉1

2024-07-26 08:02:25 | 鎌倉・逗子ランニング&ウオーキング

 今朝、鎌倉の定番コースを歩いてみた。

 5:10大船駅ー北鎌倉駅前ー5:56鶴岡八幡宮ー6:15妙隆寺ー6:25妙本寺ー6:37本覚寺ー6:41鎌倉駅

  いつものように朝一番の電車で大船駅に横須賀線沿いに歩き、6時前に鶴岡八幡宮に。お目当ては、源平池の蓮の花でまさに見頃だった。

 

              鶴岡八幡宮

 

 次は妙隆寺でこの酔芙蓉と百日紅が有名です、百日紅は全く咲いていなかったが酔芙蓉が見頃だった。

 

               妙隆寺

  その次は妙本寺です、ここの参道の酔芙蓉がお目当てだったが全く咲いていなかった、辛うじてノウゼンカズラが咲き残っていただけだった。

 

               妙本寺

 

 最後は本覚寺でお目当ては百日紅だったがここもわずかに咲いているだけで酔芙蓉と鉢植えの蓮の花がむしろ見頃だった。

 

               本覚寺

 本日の収穫は鶴岡八幡宮の蓮の花と妙隆寺の酔芙蓉だけだった。街中の百日紅は見頃なのに鎌倉はまだのようだ、次回に期待してまた通いたいです!

 

 

 

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はまってる本246

2024-07-23 07:10:21 | 図書

 芥川龍之介の作品を読んだ、「羅生門・鼻」(新潮文庫版)です。これも前回読んだ「地獄変・偸盗」と同様に芥川龍之介の「王朝物」といわれ平安時代に材料を得た歴史小説です。これは8編からなっていた。

羅生門:羅生門で死人から髪の毛を抜く老婆を目にした男が、その老婆から着物をはぎ取る奇談で当時の生き残る難しさを感じた。

鼻  :長い鼻をもった僧侶が何とか短くしようと悪戦苦闘するが最終的に鼻に満足してしまう喜劇淡。

芋粥 :芋粥を食べたい常に思っていた侍が、いざ食べる機会ができると食欲が失せていきそれまでの感情を見直す物語で「鼻」と主題がにている。

運  :清水寺に行く道の途中の陶器屋の主人が通りがかった侍にする、「清水寺の観音様に願をかけた女の話」です。最終的に女は殺人を冒して幸せになるのだが、そんな運は御免だという話。

袈裟と盛遠:袈裟という女と盛遠という男が不倫して袈裟の夫を殺そうとする物語で結末が書かれずぼかされている奇談。

邪宗門:平安時代に京都に布教に来たキリスト教の僧の不思議な力の物語。

好色 :平中という女好き男の「ある女」へのアプローチの物語でふられてしまい、その後の行動が面白かった。

俊寛 :謀反で島流しにされた「俊寛」をその召使が島を訪ねる物語で史実かどうかはわからないが結末は悲劇的ではないのがよかった。

 「邪宗門」こそ長編だがそれ以外は短くて読みやすかった。「地獄変・偸盗」に比べて結末に悲壮感と面白さがるものが混在して収録されていて読み終えて不快感はなかった。暫くは異世界の芥川龍之介の世界にはまりそうです!

 

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