また、川端康成の作品を読んだ。作品名は「眠れる美女」です。作品名メルヘンチックですが、内容はネタバレしてしまうが敢えて述べれば、眠らされた美女と添い寝できる宿に通う老人の物語です。その宿は本番はNGで客は性機能がない男性老人です。物語はその中の一人の江口老人の5回の訪問記録になっている。
読んで感じたのはエロチックよりもその宿の異様さで気分が良くなかった。1960年代に発表された作品であるが、当時にそのような性風俗宿があったのか川端康成氏の想像の賜物かはわからないが、何らかの経験があったとしか思えない。「禽獣」と同様に川端康成氏の異質な小説です。
※なお、この作品は 「新潮日本文学 15 川端康成集」の中から読んだものです。内容は文庫本と同じかは定かではない。

読んで感じたのはエロチックよりもその宿の異様さで気分が良くなかった。1960年代に発表された作品であるが、当時にそのような性風俗宿があったのか川端康成氏の想像の賜物かはわからないが、何らかの経験があったとしか思えない。「禽獣」と同様に川端康成氏の異質な小説です。
※なお、この作品は 「新潮日本文学 15 川端康成集」の中から読んだものです。内容は文庫本と同じかは定かではない。
