(1番クジを引いたO氏がニギッたパソコン不調の為、急遽代役投稿します。)
さあ秋磯開幕の木岐大会です。思えば1年前の今日、関キャプテンとのラスト釣行でした。10時半に自宅を出発、松茂のいはらで鳴門支部長と合流し、小松島のいはらで今日のメンバーと落ち合います。まっ、恒例のコーヒージャンケンは、サイフも持って降りずに当然の1発勝ち抜け。最年少のABEjr.にイイ大人がたかります(笑)
木岐の良さは何と言っても近い事。小松島からあっという間に到着です。がしかし…一台来ない…親分が電話してみると、『木岐インターがなかった』とO氏の弁。お~い!!由岐で下りる事くらい広島のオレでも知っとるぞ~!!
と和気あいあい(?)の雰囲気の中クジ引きを済ませて若船頭の船に乗り込みます。1~4番クジが沖のハエ方面です。Y氏・Dr.A・僕が若船頭の船、5~8番クジの親分・底林さん・鳴門支部長・ABEjr.がオヤジさんの船に乗り込みます。あれっ??1番クジのO氏は??いや違う!!船こっちこっち!!5時30分出港です。
木岐の一級磯『沖のハエ』についてみると、薄明りながら潮が這い上がっているのが見えます。船頭も『慣れてないと気色悪いわなぁ…』とのコメント。狙いは『スベリ』と『東』ですが行って2名ってとこです。1番クジどうする??O氏迷っています。でも結局O氏と4番クジの僕とで名礁『沖のハエ』に渡礁。しかし…ドドーンッ!!と割れを伝い、裏っ側の船着きまで潮が抜けていきます。『マジ怖いわ…』
(『東』は無理、『スベリ』を見に行くことも出来ません。潮が引くまでガマンガマンです。)
とりあえず船着きで釣りを開始します。ラインは2号-2号でスタートです。2投目でキワを流していたウキがスルスルスルと入っていき、アワセた瞬間ググーンッと競剣1.25がしなります。『良型だっ!!』竿をおこして引きをいなしていると、途中から一気な引きに変わりました。ドラグが滑ってラインが出ます。ドラグを絞った瞬間一気に海中に穂先が突っ込みす。慌ててレバーオフしてラインを出し、左に竿を振ってリフトアップしましたが無念のラインブレイク。2号ハリスが真ん中からプッツンでした。
ラインブレイク1、ハリ外れ1という時間を過ごしていると、潮もだんだんと下がって来始めました。勇気を出して『スベリ』を見に行きます。左右の割れからのサラシで大洗濯機状態ですが、時折フッと出来そうなタイミングが現れています。Bウキを2ヒロでロック、G2-G3の段シズで出来るタイミングで流し込みます。するとフッとウキが沈み込み30センチもつれのバリをゲットです。気を良くして打ち返していると、本日のメインタイムがやって参りました!!
スルスルスルとウキが入っていき、合わせるとグンッと重量感が乗ります。間違いなくグレの引きです。数度のツッコミをかわして海面に姿を払わしたのは間違いなく40アップのグレです。『やった!!』後ろのタモに手を伸ばします。しかし前まで届きません。スベリの前は潮が這い上がってきているのです。前に出るのも危険です。『抜く??』抜けるような重さではありません。仕方なく右へ回し、サラシの中で取り込みにチャレンジします。諦め悪くもがくも何とかタモの中に入りました。『入った!!取った!!』と思った瞬間、ドドンと波がやってきて辺り一面真っ白の海に。あろうことかタモがくるっと回転し…orz
こんな波の状況ですからね…
失意のうちに船着きに戻り、『磯替わりしたいなぁ…』と思い始めました。ふと気分転換に赤バエにいる鳴門支部長に電話してみる事にします。すると赤バエには時折カツオが回ってきているようです。遠投釣法は得意です。杓も77センチあります。思いっきりマキエを遠投し、あまり仕掛けを入れこまないように浅く浅く釣っていると、ビューッとウキが走り、ラインがピーンと浮き上がりました。『キタキターッ!!』
ソウダガツオの超高速の引きを楽しんで取り込みます。カツオは鮮度が命。一気に〆て血抜きします。ふとO氏を見るとキワ釣りをしています。『Oさんっ!!マキエ打って!!』カツオの足を止めなければいけません。ふと見るとO氏はキワにマキエを打っていますorz 『Oさん違うっ!!沖沖っ!!遠投~っ!!』
マルソウダ・ヒラソウダ交えながら4連打でカツオ祭りも終了。そのまま遠投釣法でG5を足していくと40弱のイサキと小イサキを追加してタイムアップ。釣果はバリ1、マルソウダ2、ヒラソウダ2、イサキ2でそこそこクーラーは重くなったのですがひっくり返したグレが悔やまれます。
港に帰って検量です。
優勝は赤バエでグレを釣った底林さん。今日はグレはあまり釣れない一日だったみたいです。仕方ないわな…僕が徳島入りしてるんですから(笑)
釣りブログなのに、サカナの写真がないのが悔やまれます。まぁでも代打なんでご勘弁を。にしても…サカナ釣った思い出よりも、O氏と絡んでいた記憶の方が強かった今回の釣行でした(笑)
復路の田中ちゃんローソンでY氏にアイスをゴチになり、徳島釣行の帰りはお決まりのラーメンです。
肉玉ラーメン&半チャンで腹一杯になり鳴門支部長とお別れです。
順調に高松道を走っていると、とんでもないニュースが。
『山陽道通行止め』orz…
ヘロヘロになりながら23時前帰広しました。
次回は宍喰での忘年大会!!前夜祭から参加できるか微妙ですが、皆さんの期待に応えて水温を下げに行けるよう頑張ります!!
あれだけ徳島に通ってて、いまだかつて『のぼり潮』なるものを見たことがありません(笑)
まだ水温は20℃あるのでキンキンに冷えた水とお越し下さいね~
その時は仮病しますが。。。
でも、県南に釣り行っているみんなは絶対知っています。絶対はないだろう~。絶対は。いや絶対ある。
スベリは、関さんが元気な時に一度行きました。その時も自分にはアタリが無かったなったなか、何とか執念で喰わせ、いざタモ入れ!という瞬間にバッカンが滑り落ちそうになったのを食い止めたと同時にバラシた事があります。
結局、その日は一人だけニギリ親分には「そんな顔の黒いおっさんが磯際まで行ったら魚が逃げる。」といまだに言われています。