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「大マスコミは少しぐらい普天間問題の真相を報じろ 2

2009-12-21 00:18:58 | メディアから
17日にこのBLOGで予告した記事の続きです

17日発行の日刊ゲンダイの3面の記事を引用する。
メインのタイトルは
「自民党案の名護市移転先

 一兆円砂利土建利権で
もうグチャグチャ

記事の前書きにはこうある

「普天間問題先送りで、沖縄の銀行マンが頭を抱えている。名護市への基地移設の巨大利権をアテ込み、地元ぜネコンにジャブジャブ融資したものの、県外移設の可能性が出てきたことで、回収不能の恐れが高まっているのだ。実は、普天間問題がニッチもサッチも行かない根っこには、この銀行・土建コンビの問題があるのだ。
 「環境、騒音、安全といいながら、裏では埋め立ての利権ですから」---。かって普天間問題について、こう喝破したのは、小泉首相秘書官時代の飯島勲氏だ。事実、1996年の返還合意からの迷走13年年は、利権拡大の歴史だった。
「当初、代替施設の計画は、撤去が可能な海上浮体式(メガフロート)と、くい打ち式(QIP)の2案が有力でした。しかし、代替施設を受け入れる那古地区周辺の土建業界猛反発。『新工法で儲かるのは本土企業だけ』『埋め立てで仕事を沖縄に回せ』と巻き返しに出たのです』(沖縄県政関係者)
 票と金を土建業界に頼りきってきた自民党政権が”スポンサー”の移行を無視するわけが無い。98年に旧竹下はが中心になって担ぎ出した稲嶺恵一県政が誕生すると、撤去可能案は消え、「埋め立て案」が前提となって事業規模もドンドン膨らんでいった。
「この間、政府内ではコストが安上がりな既存基地へのへの併合案も浮上しましたが、常に『沖縄(の意向)に譲れ」と自民党の有力者の横槍が入り、いぶれて生きました。
結局、06年に日米間で合意しts「V字形滑走路案』は埋め立て工事を伴うため、最低でも4000億円。下手をすれば一兆円を超える大型公共事業となったのです」(防衛賞事情通)
 今も地元の視聴などが、騒音を理由に「現行計画より100m沖合いに異動せよ」と日米政府に求めているが、バックにいる土建業者が「埋め立て面積が増えて潤う」と言うのがホンネだ。難クセをつけて利権を拡大させるハラである。

鳩山首相が先送りしたのは当然
 あの”接待王”守屋もアキれた負の遺産

日米が合意した移設作業完了のリミットは、2014年。V字滑走路建設の工期は3~5年の予定である。膠着状態に痺れを切らした地元の土建乗車は、巨額の埋め立て利権を見込んで、すでに動き出している。
「海上の埋め立てには”キロ石”と呼ばれう巨大な岩石や、莫大な量の土砂が必要です。今から押さえなければ、入札に出遅れます。石や土砂の利権を握るには、かなりの実弾が必要。銀行も利権を当て込んでカネを貸しているのです。
 それだけに、県外移設は銀行と土建業者にすればアテ外れ。埋め立て利権を狙った名護市の土建業者の会長は、沖縄県政を裏で牛耳るドンだ。来年1月の名護市長選や秋の県知事線で、銀行サイドとタッグを組み、巻き返しに出るのは間違いない。鳩山政権が辺野古移設案を残しているのは、ドンへの配慮とも見られている。
 普天間移設の経緯の全てを知る元防衛次官の守屋武昌被告は、最新号の中央公論でこう指摘していた。
<与野党を問わず有力政治家が普天間移設に必要な土砂の需要を見込んでどこそこの山を買っている、などといった情報が地元ではまことしやかに噂されている。これは一体何なのか> ゴルフの接待付けで漬けで刑事被告人となった男手すらアキれる利権構造。普天間問題混迷の元凶はここにある。それで鳩山首相も、「現行案通りだと、自民党利権政治の追認になってしまう』「かと言って名護市以外に移したら、どんな逆襲を受けるかわからない」とはざまで揺れているのだ」
引用終り

この問題は、半年くらい前だったか、パックインジャーナルで田岡氏が指摘していたことがあり、このBLOGにも書いた記憶がある。当時は自公政権下であったが、政権が交代しても、ことの本質は変っていない。
民主党政権になって3ヶ月。マニュフェストが実行できないと、内閣の支持率が落ちていると言う。しかし、自民党が60年かけて造り上げてきたものを壊すのです。手順が多少前後するのは致し方がありません。7月の参院選で民主党に単独過半数を与え、あと3年待ちましょうよ。それでもダメなら、政権を交代させれば良いのです。
ここは我慢の為所でしょう
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