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メディアの小沢一郎嫌い

2009-05-21 00:07:47 | メディアから
5月20日発行の日刊ゲンダイの一面と二面を使って「小沢一郎をめぐる謎」、「なぜ彼は大マスコミの記者たちに嫌われ批判されるのか」、「鳩山民主党居抜人事体制の中で、彼はなぜ自分から代表代行就任を望んだのか」そして最も大きな六段抜きの見出しで「彼と検察の戦争はどうなっているのか」とある。さらに二面の見出しには小沢・鳩山VS大マスコミの最終攻防」 大マスコミの小沢叩きは最後のあがき』とありそのほかに3段の黒抜きで「取材にまともに答えない小沢は許せないのか』さらに『選挙のたびに小沢一郎の力は肥大化していく』と見出しは続いている
見出しを見ればおおよその予想はつくが、記事の始まりは次のように始まっている。以下引用 
「なぜ、小沢一郎はかくも大マスコミの記者から嫌われるのか。 中略 とにかく、大新聞・TVの小沢たたきの執念深さ、これはちょっと尋常ではないのだ。  中略   鳩山新代表が誕生すれば、「小沢院政」「小沢傀儡」と書き立て、中略 当然、小沢が選挙担当の代表代行になった人事も面白かろうはずもなく、「なぜ辞めた人が筆頭代表代行なのか」(民主党幹部)と言う声を拾って、『鳩山は危うい』と盛んに書く。立大教授の服部孝章氏は 中略 「政治家としての失敗や欠点、問題点を指摘した上で批判するのならいいが、そうではない。旧田中派出身の小沢氏は古いタイプの政治家だと決めつけ、小沢排除こそ改革の出発点のように書くわけです。小泉改革の時に、さしたる議論もしないまま、新自由主義こそがバラ色だと決め付けた論法と似ています』日本のメディアは時に、こうしてエキセントリックになる。 中略 大マスコミには検察が加担し、霞ヶ関も応援団に加わる。小沢=鳩山VS大マスコミ、検察、官僚、自民党と言う大バトルだ。
  中略   小沢はもともと新聞記者なんか馬鹿にしているところがある。だから、くだらない質問には答えないし、勉強不足の記者は無視する。 中略 大連立が頓挫し辞任表明した会見では『朝日、日経を除いて、自民党の情報を垂れ流した世論操作だ』とばっさり。『私を政治的に抹殺し、民主党のイメージダウンさせることを意図した誹謗中傷報道』とまで言い切り、読売や産経を激怒させた。 中略 小沢の知恵袋といわれる平野貞夫氏はこう言う。『小沢氏は記者クラブ制の廃止や再販制度の見直しを唱えていますが、それだけではなくて、社会全体を大きく変革しようとしているのです。これが既得権益の恩恵にあずかっている新聞・TVには気に入らないのです。小沢一郎への企業献金が問題になったが、大マスコミだって、与党に偏った報道という”企業献金”をしているようなものだと思う。その代わり大マスコミの幹部は政府の政策決定に関与させてもらい、経済的な恩恵も受ける。こうした構造を変えることが出来るのか。全ては政権交代に掛かっている』 中略 極秘に代表辞任の準備を進め、その間、反小沢勢力を黙らせ、辞任発表。電光石火で次の代表選を決めた上に、鳩山代表就任後の人事は新聞社の世論調査の締め切りを待つしたたかさ。案の定鳩山の支持率は高く出て、その後、発表になった小沢の代表代行就任はすんなり通った。全ては計算ずく。先手先手の策略。 中略 ここで小沢の息の根を止めておかないと、社会システムを大きく変えられてしまう。戦後60年、既得権益というぬるま湯につかってきた企業は裸で放り出されてしまう。大マスコミの小沢叩きは、こうした恐怖の裏返しであり、最後の悪あがきでもある。彼らも必死なのだ。 中略 次の総選挙が天下分け目の戦いになるのはもちろんだが、来年夏には参院選が控える。恐らく、次の総選挙で政権転落をするであろう自公が捲土重来を期す態勢を整えられればいいが、無理だ。散り散りになり、右往左往で悶絶する。そこに参院選が重なる。シタタカな小沢のことだ。衆参ダブル選挙を仕掛ける可能性もある。そんなことをやられたら、自公は一巻のオワリである。『小沢が選挙担当の代表代行にこだわったのは、今後、重要な選挙が立て続けにあるからです。そのとき、公認権とカネを握っている小沢は絶大な権力を握ることになる。ただの選挙担当ではなく、党の正式な役職である代表代行のポストを求め、さらに筆頭格にさせたことに小沢の凄みがあるのです』(永田町関係者)今後、選挙があるたびに小沢の力は肥大化してゆく。今、一番、青ざめているのは検察かも知れない。西松事件を追ってきたジャーナリストの横田一氏はこうみている。『代表辞任記者会見でも潔白を主張した小沢氏は、今後も検察と対峙していくと思います。一方、検察側にはカードがない。何かあれば秘書を再逮捕するだろうし、注目される談合の斡旋は、2005年以降、業界が自粛したので、もう時効。強引な逮捕をした検察も、その検察リークに踊らされた司法記者も、小沢氏の逆襲に遭いかねません』だから、今、小沢はコテンパンに叩かれる。有権者はこうした背景もみておいた方がいい。」  引用終り

小沢氏が清廉潔白だとも思わないが、自民党を離党して十数年。自らの理想を追い求めてきたことに異論を挟む人は少ないと思う。自民党に居ればとっくに総理になっていたであろう。あえて苦しい野党から政権を目指す、小沢氏にロマンを見るの
は自分だけだろうか。
それだけに今回の検察の政治介入と、その尻馬に乗るメディアの小沢たたきに、怒りを禁じえない。
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