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検察不信 

2009-03-24 22:55:18 | メディアから
小沢氏の公設第一秘書大久保氏が起訴された。容疑は政治資金規正法違反だと言う。東京地検特捜部は異例の会見を行い「事件の説明を行った。読売新聞のWEB記事から引用する。 以下引用
「◆東京地検は異例の「説明」◆

 一方、大久保容疑者の起訴後、午後4時から記者会見した谷川恒太・東京地検次席検事は、「政治資金の実態を偽ることは、国民の政治判断をゆがめることにほかならない」と言い切った。
 会見の冒頭、谷川次席は語気を強めて「政治資金規正法は、政治腐敗を防止するため、政治とカネの問題を国民の不断の監視と批判のもとに置くことにした民主主義の根幹をなす法律だ」と述べた。虚偽記入罪の法定刑が「5年以下の禁固」と、決して軽くないことも訴えた。
 報道陣からの質問には、佐久間達哉・特捜部長が答えた。大久保容疑者が、西松建設OBが代表を務めた政治団体をダミーだと認識していたとする根拠などについては、「今は言えない。我々の責任は、裁判できっちり説明すること」と明言を避けた。民主党が「政権交代を阻止するために小沢代表を狙い撃ちにした」と批判している点については、「我々が政治的意図を持って捜査をすることはあり得ない」と断言。自民党議員らへの献金については、「捜査するべきものがあれば捜査する」と答えるにとどめた。」引用終わり
なぜ、地検が説明を行わねばならなかったのか。次席検事の言っていることは、原則としては「正しい」。 しかしそれは社会的に見て公平感ががあることが基本であろう。いくら起訴権は検察が独占しているとはいえ、全ての人に平等に適用されなければならない。24日発行の日刊ゲンダイは大きな見出しだけで次のように書いている。「小沢と検察どう結末になる」 「改めて問われるなぜ小沢秘書逮捕か」「政権交代選挙前に軽微な犯罪の野党第一党党首周辺への検察捜査に湧き上がっている疑惑の声」「山拓はセーフで小沢はアウトの政治資金規正法違反」ここではこのように記されている。一部引用する。 「04年に発覚した日本歯科医師連盟をめぐる政治資金規正法違反事件では、3000万円の迂回献金を受けながら収支報告書に記載しなかった自民党の山崎拓は、検察審査会で『起訴相当』と言う勧告が出たのに、検察は不起訴としている。どうして小沢一郎だけがアウトなのか。何より、衆議院選が目前に迫っている。この時期に野党第一党の党首の秘書を逮捕するなんて常識ではありえないことだ。00年に中尾栄一元建設相が受託収賄罪で逮捕されたのも、総選挙の5日後だった。しかも今度の衆院選は政権交代が確実視されていたから、なおさらである。これでは、『国策捜査だ』の声が消えないのも当然だ。さらに「霞ヶ関の総意が検察に影響与えた可能性」なる見出しを立て、次のようにも論じている。前半を省略して引用する 「検察は重大な意図を持って小沢代表狙い撃ちにした、と言う見方も根強い。民主党は検察の嫌がる『取調べの可視化』に賛成し、逆に検事総長が旗振り役になっている『司法制度改革』にストップを掛けている。検察にとって、腹立たしい相手なのは確かだろう。--中略ーー『民主党は人事制度の見直しをはじめ、政権に就いたら、霞ヶ関にメスを入れると宣言している。民主党政権が、霞ヶ関全体にとって恐怖なのは間違いない。-後略ー  国民世論が『検察の捜査は政治的だ』に傾いている事にも意を強くしていると言う。

馬鹿馬鹿しいことはまだある。ゲンダイでも大きく取り上げているが、「二階経産相お咎めなしの不公平」 「闇に葬るにはデカすぎる6000万円の裏金疑惑」記事を引用すると「二階大臣の疑惑はロコツだ。逮捕された西松建設の国沢前社長が完落ちして、裏金のことをペラペラしゃべった。 『盆と暮れに300万円ずつ、10年以上渡した。合計6000万円になう』『二階さんに一対一の場で渡したこともある』見返りはなんだったのか。本誌が調べただけでも、二階大臣の地元・和歌山で西松建設は6年間で78億円の公共事業を受注している。小学生でもわかる理屈だが、地検特捜部は裏金疑惑を不問に付すと言うからムチャクチャだ。『小沢事務所の場合は、西松建設に対する請求書が”証拠”担った、しかし、二階の場合は、請求書も領収書も道かっていない。裏金だから、領収書が無くて当然だが、証拠がない以上、西松川が供述しても、二階側に否定されたら立件は難しいと言う判断で、見送りを決めたようです(司法関係者) 裏金でもらった方が得するなんて、話があべこべだ。ーー中略ーー 『自民党には、西松から献金やパーティー券で世話になっている議員がゴロゴロいる。二階大臣サイトを強制捜査したら、財務大臣経験者の尾身幸次や首相だった森喜朗への西松マネーも調べざるを得ない。検察が動けば、マスコミはどんどん書き立てる。それじゃあ政権が持たなくなると、検察は二階ルートの捜査もやめた。 中略  政治不信以上に検察不振が高まってしまう

この二階の疑惑に関しては、先日も引用した8日の毎日新聞がこの記事とほぼ同じ内容を書き、翌週から捜査が具体化するとかなり確信を持って書いている。ところがそれ以後全く続報がないので不審に思っていたらこのざまですか・・・・
誰の意見だったか忘れたが、官僚の中でも最も保守的で、外部の意見が入らないのが、警察を含めた司法関係者だと言う。今回も結果として最も笑っているのは麻生総理だが、検察が麻生のいうことを聞いて行った国策捜査だとは思えない。独善的な一方に偏った正義感が、民意を踏みにじるような今回の事件を引き起こしたのだろう。独善は正さねばならない。そのためには上に立つ人間が変わる、政権交代が絶対に必要だ。検察なぞに惑わされずに、政権交代を実現しよう。どんな民意が出るにせよ早く総選挙を・・・・
 

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