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リーマンとAIG その差は何か

2008-09-17 14:33:18 | 我が家の庭
昨日はリーマンブラザースに絶対に公的資金を投入せずとして。倒産に追い込み、今日は九兆円もの公的資金を投じて、AIGを救済する。この変わり身の速さは何なんだろう。リーマンとて連邦準備銀行の設立者の一つで、連銀の所有者の一つであったと聞く。従ってその影響の及ぶところは、我々の想像の及ぶところではないだろう。それでもFRBはモラルハザードを招きかねないとして、救済を断固拒否した。然るに翌日AIGも株価が1,5ドルまで急落し、17日には破産法適用を申請すると言われ始めると、間髪を要れず850億ドルの緊急融資を決めたと言う。担保はAIGの株の80㌫、期間は2年間だと言う。4位の証券会社(投資会社といっているところも有るが)はつぶし、1位の保険会社は救済する。まだその差についての公式な発表はなされていないようだ。しかし自分などが岡目八目で思うに、リーマンが潰れたとて、その影響の及ぶところは、所詮プロの世界に影響するに過ぎない。だからFRBは、半年も前から準備は出来たはず、救済する事はモラルハザードにつながると、ぎりぎりになっても主張してきたのではなかったか。運用している金についても、特定の大口の資金だけであり、要するにプロの世界だと切り捨てたのだと思われる。一方AIGに関しては基本的に保険会社であり、その契約者の数は全世界で膨大な数に上るであろう事は、容易に想像が付く。更に公的な健康保険制度の無いアメリカにとっては、AIGの運営する医療保険制度が崩壊する事は、大統領選挙を直前に控える今、とても許す事が出来なかったのだろう。
しかし、リーマンが破綻したとて金融資産なぞ全く持っていない自分にとって、何の問題も無い対岸の火事と思っていましたがAIGが倒れると自分の入っている医療保険は大丈夫かと心配になり、奥方に我が家の入っている外資系の保険会社の名前を聞いてあわててネットで調べました。AIGとは関係なかったものの、全米一位の保険会社ですら、狙われればあっと言う間に国有化される時代。どうなるか全く解りませんね。 何とか火の粉が降りかかってこない事を祈るばかりです。振り返って日本の政治はどうなっているのでしょう。三文役者によるドサマワリが延々と続いています。昨日今日の自体を受け(と言うより総裁選のあまりの不人気に)、変なことを言うTVも現れ始めました。「総選挙など遣っている暇は無い」 「国会に専念すべきだ」 今の日本の体たらくは、一年に二人も総理大臣が政権を放り出した結果でしょう。総選挙をしないと言う事は、公明・自民政権をそのまま続けよと言う事とイコールです。これだけ政治空白が続いているのです。後一月くらいは持ちますよ!! 一刻も早い総選挙を望みます
コメント
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