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河合奈保子・Pure Dream

奈保子さんの歌声が聴ける日を夢見て・・・
(当ブログはご本人とは無関係です)

奈保子さん以外の記事もあります

編曲 鷺巣詩郎・萩田光雄

2010-08-28 00:00:01 | NAOKO

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「編曲 鷺巣詩郎・萩田光雄」

先日は、若草恵さん、大村雅朗さんのアレンジ比較について書きましたが、今回は鷺巣詩郎さんと萩田光雄さんです。

おふた方は河合奈保子さんの中期の楽曲提供の中でアレンジャーとしてシングルやアルバムの中に名前を見ることが出来ます。ただ奈保子さんの楽曲での活動は鷺洲詩郎さんの方が長いため当然提供楽曲数に違いがあります。そのため単純比較は難しいのですが、シングルは両者の作品を競わせるような形の戦略とも思える時期がありますので、あえて取り上げて見ました。

前回と同じように、両者の対比をしてみると

鷺巣詩郎・編曲
(1)コントロール(売野雅勇/八神純子)
(2)唇のプライバシー(売野雅勇/筒美京平)
(3)永遠のシネマハウス(売野雅勇/筒美京平)
(4)太陽の下のストレンジャー(売野雅勇/八神純子)
(5)デビュー Fly Me To Love(売野雅勇/林哲司)

萩田光雄・編曲
(1)ジェラストレイン(売野雅勇/筒美京平)
(2)北駅のソリチュード(売野雅勇/筒美京平)
(3)スターダスト・ガーデン(売野雅勇/筒美京平)
(4)海流の島(売野雅勇/筒美京平)
(5)ラヴェンダー・リップス(売野雅勇/林哲司)

曲名の後の()内は作詞/作曲者です。
この時期の奈保子さんに提供される音楽性については、挑戦的時期でもあり、様々な試みが行われてきた時期でもあると思います。

若草恵さん、大村雅朗さんの編曲では、奈保子さんの内面を引き出すようなアレンジがなされていたのではないかと書きました。
鷺巣詩郎さん、萩田光雄さんのアレンジでは、音楽的挑戦、奈保子さんの表現力の成長という背景もあり、メロディと奈保子さんの歌声の魅力を引き出すアレンジで取り組まれているように思います。

(1)ビートを効かせたリズムと緊迫感
(2)心の中にあるはかなさ、脆さ、狂おしさ
(3)幻想的、ノスタルジックな風景、遠い記憶
(4)内側からわき起こときめき、独特のリズムラインとキャッチーなサウンド
(5)緩やかに、爽やかに吹き抜ける風のような心情の裏側にある切なさ


萩田光雄さんのアレンジでは、もう1曲「涙のハリウッド」があるのですが、この曲については鷺巣詩郎さんとの対比はちょっと難しいように思います。
それは以前にも書いたことがあるのですが、この曲はE.L.O(Electric Light Orchestra)サウンドに少なからず影響を受けているように思います。
「涙のハリウッドの」を聴くと、ビートの効いたロックのリズムとコーラス、ストリングスアレンジはE.L.Oサウンドを意識しているのではないかと感じてしまいます。


余談になりますが、最近中古CD店でずっと以前から探していた XANADU(E.L.O & Olivia Newton-John)のサウンドトラック盤CDを見つけて購入しました。
このアルバムのタイトル曲XANADUを聴いたこともあり、特にそのように感じます。

余談の余談ですが、パフィーの「アジアの純真」を初めて聴いた時もE.L.O風のサウンドだと感じてました。先日、どこかのサイトで見かけた記事で、この曲の作曲・編曲の奥田民生氏はE.L.O好きだったというのを見て納得しました。


編曲 若草恵・大村雅朗

2010-08-20 05:25:23 | NAOKO

 

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「編曲 若草恵・大村雅朗」

アルバム「ブックエンド」の途中ですが、今日はちょっと趣向を変えた話題で。

河合奈保子さんの主に初期~中期にかけて、楽曲アレンジに携わっていた若草恵さんと故・大村雅朗さんの曲について、最近比較的よく聴いています。

以前にもこのブログで時々書いていますが、おふた方がアレンジ楽曲にはどことなく似た香りを聴くたびに感じてしまいます。歌、そして奈保子さんの表現する歌声のすばらしさを引き出しているのかも知れません。
それは奈保子さんの内面、本質を見抜いているかのようにとても繊細で魅力的な楽曲に仕上げているように思えます。


楽曲に携わった時期、作詞・作曲者、楽曲コンセプト等全く同じ条件では無いので単純に比較することは出来ないとは思いますが、主な楽曲で比べると共通点(奈保子さんの魅力を同じ視点から引き出している)が見えてくるのでは無いでしょうか。

「曲に対して持ち続ける印象は、アレンジでほとんどが決まる」というのは私の持論ですが、改めておふた方がアレンジした楽曲を対比してみると、それぞれに共通する魅力があるように思います。

これらの対比については、私個人の印象なので異論はあるかと思いますが、どうぞご容赦下さい。

若草恵・編曲
(1)ラブレター(竜真知子/馬飼野康二)
(2)ストロータッチの恋(来生えつこ/来生たかお)
(3)MY LOVE(谷山浩子/谷山浩子)
(4)風の舟(谷山浩子/谷山浩子)
(5)車窓(来生えつこ/来生たかお)

大村雅朗・編曲
(1)スマイル・フォー・ミー(竜真知子/馬飼野康二)
(2)微風のメロディ(尾崎亜美/尾崎亜美)
(3)SKY PARK(石川優子/石川優子)
(4)疑問符(来生えつこ/来生たかお)
(5)涼しい影(来生えつこ/来生たかお)

曲名のあとの()内は作詞/作曲者です。

上記のそれぞれの曲の中で表現していること並べると次のようになると私は感じています。詞とメロディによる影響も、もちろんあるとは思いますが、それぞれのアレンジで作り出されるサウンドは奈保子さんのもつ表現力、もしくは奈保子さん自身のそういった内面を引き出すかのように、そういった観点で作られているように思います。

(1)ときめき、愛すればこその切なさ
(2)優しさ、はにかみ、恥じらい
(3)溢れる喜びの中にありながらも感じる不安
(4)静けさの中に訪れる、胸の奥深くにある哀しみと苦しさ
(5)繊細さ、純粋さ、透き通るような心情

奈保子さんは圧倒的な歌唱力があるという訳ではありませんが、それ故に奈保子さんの歌声が持つ繊細さ、切なさ、心の機微が自然に伝わってくるのではないでしょうか。
しかし、それは奈保子さんの安定した歌唱力があるからこそ表現できることでもあると思います。
奈保子さんの歌の魅力を知る人なら誰もが感じていることかも知れません。


4つの想い出

2010-07-24 00:00:01 | NAOKO

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7月24日、河合奈保子さんの誕生日です。
デビュー30周年、そして誕生日とダブルでおめでたいです。
河合奈保子さん、おめでとうございます。

私が奈保子さんのファンになったことについては、先日の6月1日の記事に書いた通りです。
そして私が、奈保子さんの姿を実際にみたことがあるのは4回でした。

「1981年春」
初めて奈保子さんの姿を直接見ることが出来たイベントでした。
当時住んでいた福岡のラジオ局の屋外での公開録音だったと記憶しています。当日は確か朝から雨で、開催されるのか奈保子さんが来てくれるのか不安を感じながら出かけたように思います。
写真はこのブログの昨年8月16日の記事で掲載しています。当時持っていたカメラは50ミリの標準レンズしかなく、遠目の写真しか撮れなくて残念でしたが、実際の距離はもっと近くに感じられました。
初めてあこがれの奈保子さんの姿を直接見ることが出来、うれしくてたまりませんでした。それほど広い会場では無いところにたくさんの人が集まり、しかも雨で傘をさしている人もいるため、押し合いに近い状態でマニュアルのピントを合わせ写真を撮るのに大変でした。
写真を撮りたくてずっとファインダーをのぞき続けることになるのですが、そうするとせっかくの奈保子さんの姿を直接見ることが出来ないという葛藤に悩まされてしまいます。
イベントでは「17才」を歌っていましたが、他の曲も歌ったかについては、もはや記憶にありません。(泣)


「1981年8月15日」
確かこの日だったと思います。奈保子さんの夏のコンサートが福岡の電気ホールで開催されました。
当時、私の身近には河合奈保子さんのファンはいなかった(松田聖子さんのファンが一番多かったように思います)ため、ひとりで出かけました。歌手のコンサートで、私が見に行った初めてのコンサートでした。
恥ずかしながら、コンサートの内容はほとんど記憶に残ってないのですが、奈保子さんの歌声と客席の歓声、大音量とライブの臨場感で夢のようなひとときで、あっという間に時が過ぎたということを記憶しています。
ライブでの悩みは、立ち上がって手拍子をし声援を送るべきか、それともじっくりと曲、歌を聴くべきか。そういうことで悩んでいたように思いました。

コンサートが終わり、帰宅してからは奈保子さんのファンクラブに入る決意をして、芸映さんに質問と回答をもらうため往復はがきで投函したところ、2週間後くらいに奈保子さんのサインが書かれて戻ってきました。
思いがけないことでサインを手にすることができて、このときもとてもうれしく感じたことを覚えています。
この時のサインが私が持っている唯一のサインで、今でも私の宝物です。
往復はがきで一体なにを質問したのかは既に記憶にありませんが、その後は無事ファンクラブに入会できました。


「1982年春」
奈保子さんの新曲キャンペーン「愛をください」が福岡のデパートの屋上(天神コア)で行われ、この時も奈保子ファンが身近にいなかったためひとりで出かけて来ました。
この時は、友人から200ミリの望遠レンズを借りて写真を撮りました。これも同じように写真をこのブログの昨年8月16日の記事で掲載しています。
この時もたくさんの人が会場に訪れて、押し合いへし合いの状況で写真を撮ったように思います。奈保子さんとの距離は前回のFMのイベントの時よりは遠かったですが、望遠レンズのおかげで少しは大きな写真が撮れました。

この時は握手会も行われるため参加資格となるシングルレコードを購入して、握手会に参加しました。この時が私にとって奈保子さんと握手した唯一の機会となっています。
小さくて柔らかい手だったという印象が残っていますが、そのときは緊張して、奈保子さんの目を見ることができず「頑張ってください」と一言声をかけるのが精一杯でした。
でも、私にとって大事な想い出の一つであることは確かで、いつの日か、また奈保子さんと握手出来る日が来ればと願い続けてます。


「1988年7月24日」
言うまでもなく、よみうりランド オープンシアターEASTでの奈保子さんの最後のバースデーライブの日でした。
この日のチケットをどういう風に入手したか全く記憶に残っていませんが、確か2枚のチケットを入手していました。
その年は私が社会人1年生のときで、そのときの入社同期に奈保子さんファンがひとりいたのです。なぜその人が奈保子さんファンと分かったかというと、新人研修での講義を受けているとき机の上に「河合奈保子カンペンケース」を出していました。社会人で堂々と使っている勇気にも驚きましたが、やっと身近に現れた奈保子さんファンに感動しました。ということで、7月24日のバースデーライブはその人と行くことになりました。もちろん、紙テープを大量に用意して出かけたことは言うまでもありません。

それまで恒例となっていたEASTでのライブもこの年で最後、そんなことも知らずに私は出かけていました。
席は中央真ん中よりくらいでしたが、ステージまでの距離は意外に近く感じました。
円形配置客席の野外ステージは独特の雰囲気を持っていて、会場の雰囲気に飲み込まれるような印象を持った覚えがあります。
ライブ映像一部は、今ではPURE MOMENTSでも見ることができます。
その中で、奈保子さんがリクエストメッセージを読み上げ、リクエストくれた方はどこにいらっしゃいますか?と問いかけると会場のあちこちから一斉に返事が返ってきます。
私も友人と一緒に立ち上がって手を振りながら返事をした記憶があり、その後、奈保子さんの「サイテーよ!」と言う言葉に「しまった。」と思ったものですが、今ではそれもいい想い出になりました。


私が奈保子さんの姿を直接見ることができた4つの想い出ですが、またいつか奈保子さんの姿、できればライブを見る機会があればどんなにすばらしいことかと思い続けてます。
この先、きっとその日が来ることを信じて待ち続けたいと思ってます。

PS.余談ですが、奈保子さんの聖地 オープンシアターEASTですが、最近は芸能ニュース、AKB48のイベント等で頻繁にTVで映るようで、「アイドルの聖地」と今は呼ばれていることを最近知りました。


河合奈保子さんデビュー30周年

2010-06-01 00:00:01 | NAOKO

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河合奈保子さんデビュー30周年



(写真はデビュー曲「大きな森の小さなお家」シングルジャケットです)


河合奈保子さんが1980年6月1日に「大きな森の小さなお家」でのデビュー以来、ついに今日、デビュー30周年を迎えました。

河合奈保子さん、おめでとうございます。

今もこうして奈保子さんの曲を聴き続けられていることをとてもうれしく思っています。

30年前、私は高校1年。初めて奈保子さんの姿を見たのは、デビューして間もない6月か7月頃にTV番組でのことでした。
初めて見たときから、心惹かれときめきを感じたことを今でも覚えています。
デビュー曲「大きな森の小さなお家」のイントロを聴くと、今でも当時のことがことを思い出し、胸が高鳴ってしまいます。

正直に言うと、当時の私は奈保子さんの容姿の可愛らしさに強く惹かれていたと思います。しかし、次第に奈保子さんの歌や人柄のすばらしさに魅力を感じるようになっていました。そして、今では奈保子さんの曲を聴く、音楽づけの毎日になっています。

デビュー20周年の10年前、私は奈保子さんのことを、自分の引き出しの奥深くにしまい込んだまま忘れてしまっていました。(ごめんなさい)
昨年、偶然にもその引き出しを開けることになりました。そして、30年前のときめきを再び感じました。

1980年代のころ、当時の私は小遣いをやりくりしながら奈保子さんのレコードを買って、家族に気を遣いながらレコードプレーヤーをならしていました。今ではCD、DVDと奈保子さんの音楽に浸れ、幸せな時代になったと感じています。

こうして今奈保子さんの曲を聴き直して見ると、奈保子さんの歌声はもちろん、歌詞、メロディ、サウンド、曲を作るすべてのものが当時感じていたものとは異なっているように感じました。

つまらなくなったのでなく、その逆で、何とも素晴らしくメロディ、歌詞の深さ、音の繊細さ等、当時の自分が感じる力がなかっただけだと言うことに気づかされました。
30年という年月、当時とは違う自分となってしまったけれども、奈保子さんの曲、音楽は変わらず今でも輝く続けていると思います。
そして、今それを感じることができてとても幸せに思います。

今ある奈保子さんの歌をすべて聞き返してみたとき、私が奈保子さんの歌に強く惹かれていたのは、奈保子さんの歌声に秘められた切なさの響きであるということに気づきました。メジャー調のポップな曲、あるいはマイナー調のしっとりとした曲、バラード曲と様々な曲を奈保子さんはこれまでに歌っています。
その何れの曲ついても、奈保子さんの口から奏でられる歌声にはすべて「切ない」響きがあります。それは、奈保子さんの純粋な心から生まれてくるものなのだろうと思います。

これまでに私は何度となく、ブログのなかで「切なさ」という言葉を使ってきました。
当時はこの「切なさ」に気づいていませんでしたが、今はその響きが胸をふるわせます。
奈保子さんの歌声、そして切なさのメロディも重なると、それだけで涙ぐみそうになってしまいます。

奈保子さんの近況を伺い知る機会はほとんどありませんが、いつか奈保子さんの音楽、できれば歌を聴く日が来ることを心の中で待ち続けています。

これからも奈保子さんが音楽活動を続けられ、そして多くの方の心の中に刻まれ続けることを祈りたいと思います。


河合奈保子さん、新CM曲

2010-05-01 10:13:14 | NAOKO

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ある方から教えていただいたのですが、5/1に経営統合した関西地方の銀行の新CMのBGMに河合奈保子さんの曲が使われています。

画面には、しっかりと「♪河合奈保子」と表示されています。

奈保子さんが今も音楽活動を続けておられていることはもちろん、お名前を、今こうしてオンタイムの映像として見られることに感動で、とてもうれしく思います。

池田泉州銀行」から
「池田泉州銀行について」をだどり、
「Video News & CM」のバナーをクリックすると見ることができます。

情報提供してくださった方に感謝です。


フェードアウト

2010-02-03 00:00:01 | NAOKO

河合奈保子さんのシングル「けんかをやめて」を聴いていて、今更ながらに認識したのですが、この曲はフェードアウトして終わる曲だったのですね。

奈保子さんの曲(レコーディング物に関して)で、フェードアウトは少ないんじゃないかと思って改めて聴き直してみると、
シングルA面36曲中、9曲
シングルB面34曲中、13曲
がフェードアウトの曲となっていました。
多いと見るべきか、少ないと見るべきかは判断できませんが、「けんかをやめて」以前のA面では、「愛してます」の1曲だけです。
ついでに、アルバムも気になったので聴き直してみました。

(フェードアウト曲数/アルバム収録曲数)
(2/10):LOVE
(3/10):TWILIGHT DREAM
(2/10):DIARY
(2/10):サマーヒロイン
(5/10):あるばむ
(6/10):SKY PARK
(5/10):HALF SHADOW
(5/10):Summer Delicacy
(9/10):Daydream Coast
(7/ 9):さよなら物語
(6/10):スターダスト・ガーデン
(8/ 9):9 1/2 NINE HALF
(7/10):SCARLET(インストルメンタル含む)
(9/12):JAPAN
(8/11):Members Only
(6/10):Calling You
(6/10):ブックエンド
(5/10):engagement

こうして見ると、「あるばむ」以前、以降でフェードアウトを採用する曲が増えていると思います。
フェードアウトにするのは、アルバムの曲構上、余韻を残し、次の曲へのつなぎをシームレスに近づける効果を狙ってのこともあると思います。

言い換えると、LOVE~サマーヒロインまでは、単発の曲を集めてアルバムにするという手法で作られていたとも考えられ、「あるばむ」以降では、アルバムそのもののコンセプトを基本に構成されたものあるとも考えられるのではないかと思います。

「あるばむ」では2曲のシングル曲が収録されていますが、それ以降のアルバムではシングル曲は基本的にはアルバム曲とは異なるということが、このことからも伺えるのではないかと、勝手に想像してます。


(写真はNAOKO PREMIUM ブックレットからの抜粋です)

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engagement 苦悩からの作品

2009-12-11 00:57:32 | NAOKO

昨日に引き続き、河合奈保子さんのアルバムengagementについてです。

別な掲示板で教えていただいたことなのですが、engagementに関する新聞記事があるということで知った内容です。


■1993年10月15日 読売新聞 夕刊より


このアルバムをリリースするまでの間に、奈保子さん自身かなり思い悩んでいたことが伺えます。
一度は別のアルバムを準備しながらも、自分に納得できないものを出すことに抵抗を感じ、もう一度自分自身も求める音楽を追究してできあがったアルバムが「engagement」。奈保子さんの音楽に対する強い想いを感じます。

そういった苦悩を乗り越えてできあがったアルバムengagementは80年代の奈保子さんとは全く異なる音楽性ながらも、奈保子さんらしさを感じさせる曲ばかりです。

この新聞記事でも出てくる収録済みだったアルバム、「他人の作曲によるアルバム」となっていますが、NAOKO PREMIUMでは「他人の曲を集めたアルバム」と解説されているので、このときに準備していたものはカバーアルバムだと思われます。

既に収録済みをお蔵入りさせたということなので、もしかしたら音源が保存されているのかも知れません。
いったい、どんなアルバムだったのか聴いてみたいですが、奈保子さんが当時納得出来なかった物である以上、今後日の目を見る可能性は低いのだと思います。

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音楽人間

2009-12-05 11:04:13 | NAOKO

1990年2月3日、読売新聞夕刊に掲載された河合奈保子さんに関するコラムです。
先日、紹介しました「Calling You」~「ブックエンド」のアルバムリリースした頃の記事です。

以前、ある掲示板で奈保子さんに関する記事があることを別の投稿者の方から教えていただきました。

「自分が納得しないと動きたくない」
「ファンの人たちに中途半端なものは見せられない」
「自分が作った曲を歌手としての自分がいかに表現するか」
奈保子さんの当時の心境、信念を感じることができます。これらのことを心に刻んで、改めて奈保子さんの曲を聴くと、特にアルバムでは奈保子さんの音楽へのこだわりを伺い知ることができるような気がします。

■読売新聞 夕刊(1990.2.3)からの抜粋
(何か考え込んでいる表情でしょうか)

メディアの論評に多く見られるのですが、必ず「アイドル歌手」という枠組みを作って、その中でしか評価してしまうことに、いつも疑問を感じてしまいます。

アイドルというのはその歌手の一つの側面であって、歌手の全てではないと私思っています。最初はプロダクションとしてののアイドルプロモーションというのがあったかも知れません(私自身もそのプロモーションに恩恵を受けて奈保子さんの存在を知ったことは事実です)が、今にして思うと、奈保子さんは「歌手になる」ということにたいしてデビュー前から強い信念を持っていたのでは無いかと思います。
それ故に、奈保子さん自身が自分で曲を作ることも自然な流れであったと思います。もちろん奈保子さん自身によるものでなく、環境面の支えということも大きいのだろうと思います。

この新聞記事を見て改めて思いふけってしまいました。

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紅白歌合戦での河合奈保子さん

2009-11-26 23:00:31 | NAOKO

先日、紅白歌合戦の出場歌手が発表になりましたね。
河合奈保子さんは1981年~1986年の合計6回、紅白歌合戦に出場しています。

12月29日(火)午後7:30~11:00には BS2 で「紅白60回 名歌手たち・夢の対決」という特別番組も放送されるようです。
詳細は不明ですが、この放送に関していずれリクエストが募集されることが予想されます。そこで、もしリクエストするならば奈保子さんが出演した6回のうち、どれにするかということで、掲示板の方も盛り上がってます。
皆さんも、当時を思い返して、リクエスト(もしあったら)してみてはいかがでしょうか。
よかったら、掲示板も一度覗いてみて下さい。

奈保子さんが出演した紅白歌合戦。絵はいつも掲示板にアイコン提供をしてくださっている方のものです。紅白シリーズとして特別に掲示板に提供していただきました。
(掲示板で使用しているアイコンの絵は紅白物も含め、こちらに一覧があります
紅白での実際の映像をご覧になったことのある方はおわかりになるとおもいますが、この絵は奈保子さんの衣装、髪型の特徴を実によく捉えています。

■1981年 「スマイル・フォー・ミー」
1組目、対戦相手:近藤真彦(ギンギラギンにさりげなく)
  
・紅白初出場。大けがからの療養明けでの大舞台です。開始直後の出番ということもあり紅組全員がユニフォーム姿で後ろに整列して応援します。

■1982年 「夏のヒロイン」
2組目、対戦相手:田原俊彦(誘惑スレスレ)
  
・歌の途中で白の衣装からピンクの衣装への早変わりを披露してくれました。

■1983年 「UNバランス」
3組目、対戦相手:郷ひろみ(素敵にシンデレラ・コンプレックス)

・歌の最後で、背中から扇状に広がるマントのような仕掛けが。ヤン火リスナーから「エリマキトカゲ」といわれてました。

■1984年 「唇のプライバシー」
4組目、対戦相手:西城秀樹(抱きしめてジルバ)

・奈保子さんは通常、左手でマイクを持ちますが、このときは右手でマイクを持って、左手で振り付けをしています。それは、衣装の仕掛けのスイッチ操作を左手でしなければならかなったためです。
衣装には光ファイバーで立体的に輝く薔薇の花が浮かび上がります。

■1985年 「デビュー ~Fly Me To Love~」
2組目、対戦相手:シブガキ隊(スシ食いねェ!)

・この年の衣装にも、電気仕掛けがありました。前年の反省からか、この年は左手でマイクが持てるように、右手でのスイッチ操作になりました。
感熱式のインクを使用して純白の衣装に、徐々に花の模様が浮かび上がるという仕掛けでした。

■1986年 「ハーフムーン・セレナーデ」
10組目、対戦相手:近藤真彦(青春)

・奈保子さんの自作曲を紅白の舞台で披露です。スケルトンのグランドピアノを弾き語りしての熱唱です。衣装は黒を基調とした落ち着いた大人の雰囲気のものでした。
ちなみに、84年の「ヤン火」では奈保子さんはスケルトンのピアノが欲しいと言っており、思い入れのあるピアノでの弾き語りを最高の舞台で果たしたことになります。

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退院

2009-11-17 23:59:50 | NAOKO

私の話ではありません。もちろん、河合奈保子さんのことです。
1981年10月5日のNHKホールでの転落事故以来、入院、療養していた奈保子さんが11月17日、めでたく退院した日です。

当時のTV報道では前日の11月16日に退院したことになっており、記者会見も当時行われています。
しかし、実際は経過観察のため記者会見後病院に戻りもう一日病院にいたとが著書「わたぼうし翔んだ」の中で語られています。
また、病院のカルテでの退院記録は11月18日になっているそうです。このあたりの正確な事実関係はよく分からないですが、無事に退院できたことを私は当時とてもうれしく思ったことを覚えています。

退院後の11月20日から1週間、山梨県の桃の木温泉へ仕事復帰へ向けたリハビリといくつかの雑誌取材をかねて出かけています。
何も、あれだけの大けがの退院直後から仕事をしなくてもという感じです。
初冬の時期でもあったので、翌日に風邪のため発熱。そのため一部の仕事を休む(全部ではない)ことになったそうです。
長期休業していたとはいえ、あまりにも過酷な状況に本を読んでいて胸が痛みます。



写真は「BOMB 83.11」からの抜粋です。桃の木温泉での療養中での取材写真だと思われます。この写真が風邪をおしての撮影した写真かどうかは分かりませんが。

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