goo blog サービス終了のお知らせ 

河合奈保子・Pure Dream

奈保子さんの歌声が聴ける日を夢見て・・・
(当ブログはご本人とは無関係です)

奈保子さん以外の記事もあります

涙のハリウッド

2009-11-20 01:38:43 | シングルA面

昨日は「ブログ村」のクリック数がいつもの倍になりました。皆様のご協力に感謝いたします。ありがとうございました。こんごともよろしくお願い致します。

さて、「涙のハリウッド」についてです。

1986年4月1日リリース。河合奈保子さん24作目のシングル曲です。
作詞:売野雅勇
作曲:林哲司
編曲:萩田光雄



林哲司さん作曲のシングル3部作の最終曲です。何度も書いてますが、林さんのメロディが好きなので、この3部作は私のお気に入りです。この曲については、9月にもここで書いていますので、そちらも合わせて参考にしてください。

TV出演の映像を見ていて、この曲のイントロでの振り付けがどうも気になってしまいます。無理に、振りを付けているように感じられてしまいます。振りが無くても奈保子さんの歌唱で十分見応え聴き応えがあると思います。

編曲の萩田光雄さんはこの曲を最後に、奈保子さんの編曲者から見られなくなってしまいます。この時期のもう1人の主要編曲者である鷺巣詩郎さんはラヴェンダー・リップスB面の 「I'm In Love」が最後になってます。

奈保子さんにとって、音楽的区切りを迎えようとしていた時期でもあり、次作のシングルがその時期になります。

ここで、奈保子さんのデビューからの区切りを自分なりに振り返ると、次のように区分出来るのではないかと思います。


■第1期:大きな森の小さなお家 ~ 夏のヒロイン
いわゆるアイドルとしての時期であり、歌手河合奈保子としてのプロローグ

☆主な楽曲提供者
作詞:三浦徳子、伊藤アキラ、竜真知子
作曲:馬飼野康二
編曲:船山基紀、若草恵

■第2期:けんかをやめて ~ コントロール
元々音楽的資質を備えていた奈保子さんの可能性を試すため、シンガーソングライターの方達の曲を取り入れた時期

☆主な楽曲提供者
作詞:竹内まりや、来生えつこ、尾崎亜美
    売野雅勇(売野さんは系統が異なりますが、第3期への布石となってます)
作曲:竹内まりや、来生たかお、八神純子、尾崎亜美
    筒美京平(筒美さんは系統が異なりますが、第3期への布石となってます)
編曲:若草恵、大村雅朗、鷺巣詩郎
アルバムのみでの楽曲提供:
石川優子、谷山浩子

■第3期:唇のプライバシー ~ 刹那の夏
歌唱力、表現力を磨き、また、サウンド的にも新たな流れをくみ入れようとしていた時期

☆主な楽曲提供者
作詞:売野雅勇
作曲:筒美京平、林哲司  (筒美京平さんは第2期にもオーバーラップしてます)
編曲:鷺巣詩郎、萩田光雄

補足:第2期後期~第3期
・ニューミュージック系のシンガーソングライターによる楽曲提供
・2枚の海外レコーディング アルバムのリリース
・売野雅勇/筒美京平コンビによる楽曲提供、売野さんはプロデューサーとしても奈保子さんのアルバムに関与することになります。

そして、第4期へ。もちろん、河合奈保子さんの自作曲の時期へと入って行きます。
その前にもう一曲残ってますが。

----------------------
■掲示板
 Smile for You 河合奈保子 Fan Site からどうぞ

 
にほんブログ村


THROUGH THE WINDOW ~月に降る雪~

2009-11-19 00:21:14 | シングルA面

1985年12月12日リリース。河合奈保子さん23作目のシングル曲です。

作詞:Peter Beckett
訳詞:売野雅勇
作曲:Peter Beckett
編曲:Tom Keane, Humberto Gatica

■シングルジャケット

ロサンゼルスレコーディング、第2段となるアルバム「9 1/2 (NINE HALF)」と一緒にレコーディングされたシングルです。

前回の「Daydream Coast」ロサンゼルスレコーディングの時には、海外録音からのシングルリリースはありませんでしたが、今回はこの曲がリリースとなりました。

JEWEL BOXのブックレットでの解説によると、本来はアルバム「9 1/2」に収録予定だったが、急遽シングルとしてリリースされたとあります。アルバムもシングルと同時発売の12/21にリリースされています。

前回の「Daydream Coast」が奈保子さんにとって、音楽的にもセールス的にも良い結果が出たため、今回の「9 1/2」及び「THROGH THE WINDOW」につながったのだと思います。
奈保子さんにとって、明確なロックのリズムでのシングル曲は初めてです。サウンド的には「Daydream Coast」と同様にAORの部類だと思います。
これまではオーケストラ系サウンドですが、後のバンド系サウンドへの転換の兆しとなった曲でもあると思います。

アルバム曲は多くの場合10曲収録ですが、「9 1/2」から1曲、急遽シングルとしてリリースされることになったため穴が空く形になってしまったのだと思います。
「9 1/2」というタイトルの意味は「9曲の作品の向こうにある1/2の可能性を感じて欲しい」とNAOKO PREMIUMのブックレットで解説されていますが、私には1曲欠けてしまったための苦しさが感じられてなりません。
奈保子さんの場合、9曲アルバムは「さよなら物語」で例がありますが、「9 1/2」では伝えたいことがかすんでしまい、逆に9曲となってしまったということが際だっているように思えてしまいます。

タイトルにあれこれ言っても仕方無いのですが、アルバムの中身、THROUGH THE WINDOWも含めて実にすばらしい内容です。今回も海外の一流ミュージシャンとのジョイントとなっています。中身については、以前にも書いていますのでそちらを参考にしてください。

■アルバム「9 1/2」歌詞カード(ウラ・オモテ見開き)


歌詞カード内側(見開き)


------------

■掲示板
 Smile for You 河合奈保子 Fan Site からどうぞ

 
にほんブログ村


ラヴェンダー・リップス

2009-11-16 23:59:14 | シングルA面

1985年10月3日リリース。河合奈保子さん22作目のシングル曲です。


作詞:売野雅勇
作曲:林哲司
編曲:萩田光雄


作詞、作曲は前作の「デビュー」と同じ方で、ゆったりとしたメロディー、奈保子さんの優しい歌声、胸が苦しくなるようなときめきと切なさが伝わってくる曲です。
それまでに売野雅勇さんが書いてた大胆、過激さを感じる詞ではなく、「デビュー」の詞と同様に純粋さを感じさせる内容で、奈保子さんのピュアな印象とピッタリ合っているように感じてます。
「売野さんもこんな詞が書けるんだ」と思ったりしたものでした。


なぜラヴェンダーなのか?ラヴェンダーは初夏の花という印象があったので、秋リリースの歌にこのタイトルを付けていたのをずっと不思議に思っていました。


ラヴェンダーの花言葉、「あなたを待っています」。これを見たとき理解出来ました。サビの部分でも歌われています、「あなたをずっと待ってたの」と。
そういう思いを詞に込めた曲として聴くと、更に想いが伝わってきます。


このような直接的な表現でなく、深い意味を込めたタイトル、歌詞はアルバム「HALF SHADOW」の「MY LOVE」での「はじめての ときめきを 受けとめた くちびるが・・・」の表現に近いものを感じます。ちなみに「MY LOVE」の作詞は谷山浩子さんです。


これまでに何度も書いているのですが、私は林哲司さんのメロディは好みなので、「デビュー」、「ラヴェンダー・リップス」、そして後日リリースの「涙のハリウッド」の林哲司三部作は私のお気に入りでもあります。


この曲を聴いて以来、わたしの中で「ラヴェンダー」という花はずっと私の胸の中に刻まれています。
奈保子さんのファンを離れていた時期があったのですが、その時期でさえも「ラヴェンダー」という言葉を聴いたり、花を見たりすると自然に奈保子さんのことを思い浮かべていました。


もちろん、私の好きな花の1つでもあります。今も自宅の花壇にラヴェンダーを植えています。毎年花が花が咲き、それを見るたび(季節は違っても)奈保子さんのこの曲を思い出してしまいます。
----------------


■掲示板
 Smile for You 河合奈保子 Fan Site からどうぞ


 
にほんブログ村


君は綺麗なままで

2009-11-15 23:59:59 | シングルA面

1985年8月7日リリース。

作詞:荒木とよひさ
作曲:チト河内
編曲:チト河内

河合奈保子さん単独ではなく、トランザムのボーカルの高橋伸明さんとのユニット「NAO&NOBU」としてのシングル曲です。ハウスとんがりコーンのCMソングでした。
サビの最後で商品名を熱唱する歌声が印象的なCMソングでした。

この曲はじめからシングルリリースするつもりだったのかは不明ですが、私の想像ではCMの反響からシングルへといったのでは無いかと思っています。

奈保子さんにとっては、初めてのシングル盤デュエット曲となりました。

NOBUさんの声量ある歌声と奈保子さんの優しい歌声が心地よいメロディに乗って胸に響いて来ます。ジャケットの絵のように爽やかな草原(?)の風景が浮かんで来ます。
二人のハモりは心地よく、とてもすばらしいです。
奈保子さんはこの曲では下のパートを歌っています。NOBUさんの声量とパワフルな声と奈保子さんの声のバランスを考えると、そうなってしまうのでしょう。
この曲以外にも別な方とのデュエット曲「春風のメヌエット」でも、奈保子さんは下のパートを歌っていたと思います。



このジャケットの絵、言うまでもなく「あしたのナオコちゃん」ですね。
このブログでも以前紹介しましたが、作者中西さんが描くナオコちゃんの絵も世の中に浸透して来たころで、思い切ってジャケットにも採用したのでしょうか。

私個人としては「あしたのナオコちゃん」のファンでもあるので、こういうジャケットも好きです。最初にこのジャケットを見たときは、インパクトがありました。

-------------------
■掲示板
 Smile for You 河合奈保子 Fan Site からどうぞ

 
にほんブログ村


デビュー Fly Me To Love

2009-11-12 23:59:52 | シングルA面

1985年6月12日リリース。河合奈保子さん21作目のシングル曲、そしてデビュー5周年の記念シングルでもあります。

作詞:売野雅勇
作曲:林哲司
編曲:鷺巣詩郎

作詞は奈保子さんの曲ではすっかりおなじみになった売野さんですが、作曲はシングル曲では初登場の林哲司さんが担当されてます。林哲司さんの曲は「あるばむ」以来、約2年半ぶりの登場です。

私の好みなのですが、メジャーアップテンポの曲の中に切なさを感じさせるメロディを書き込む林哲司さん曲はかなり好きな方です。

そして、編曲は鷺巣詩郎さん。
昨日も書いたのですが、「デビュー」以前の約1年間は電子的サウンドを基調とした音作りでした。しかし、この曲ではstrigsとhornsという、「楽器を使っている」ことを感じさせるサウンドを全面に押し出した演奏になっています。
デビュー5周年の区切りということで、初心にかえるという意味があるのかも知れません。
この曲を聴くとメロディもいいのですが、奈保子さんの優しくて純粋な心を感じさせてくれる歌声がとても印象的です。
以前このブログでも書いたのですが、奈保子さんのシングル曲の中でのマイベストテンでもあります。

また、このシングルは両A面として発売されています。もう片方の曲は
「MANHATTAN JOKE」。

作詞:秋元康
作曲:大野雄二
編曲:大野雄二

劇場版ルパン三世 「バビロンの黄金伝説」の主題歌となっています。
ちなみに、奈保子さんはこの映画で声優にも挑戦しています。
この曲ですが、メロディとサウンドを聴くだけで「ルパン三世」を感じさせる持ち味を出しているのは、さすが数多くのルパンの曲を作っておられる大野さんだと思います。

映画効果があったのかどうかは分かりませんが、このシングルで奈保子さんは初めてオリコン1位を獲得しています。

-------------------

■シングルジャケット


■NAOKO 22特典ジャケット(NAOKO22では最後のシングルです)


------------------------

■掲示板
 Smile for You 河合奈保子 Fan Site からどうぞ

 
にほんブログ村


 


ジェラストレイン

2009-11-11 23:59:53 | シングルA面

1985年3月5日リリース。河合奈保子さん20作目のシングル曲です。

作詞:売野雅勇
作曲:筒美京平
編曲:萩田光雄

前作の「北駅のソリチュード」と全く同じ楽曲提供陣です。
春にリリースのシングルとしては珍しく、これまで続いていた季節ものシングルではない曲になってます。

この曲を初めて聴いたときは、Eベースでのリズムをメインにした曲だと思っていたのですが、よく聴くと電子的にほとんど音を作っているようです。ベース特有の伸び、歪みがなく、更にベースラインのフレーズらしさがほとんどないので以前から少し違和感を感じていました。

個人的な希望としては、メロディ部分はチョッパーベースでメリハリのあるリズムカッティングがあればもっといい感じかなと思ったりしてます。

別に、コンピュータサウンドを否定している訳ではありません。コンピュータサウンドも好きです。電子的サウンドは音の表面が平面的(私の勝手な表現です)に感じさせる部分がありますが、それは奈保子さんのパワフルなボーカル、アグレッシブなコーラスを引き立てる効果にもなっているように思います。

この頃のシングル曲「コントロール」、「唇のプライバシー」、「北駅のソリチュード」、「ジェラストレイン」はいずれもコンピュータサウンド、もしくは電子楽器を中心とした音作りになっています。そして、アルバム「さよなら物語」は奈保子さん自身が、このアルバムはフェアライトという装置で全ての音を作ったとラジオ番組(ヤングタウン)で語っていました。
つまり、奈保子さんにとってのコンピュータサウンドミュージックの集大成的意味合いが「さよなら物語」にはあるのでは無いかと思います。更に、「スターダスト・ガーデン」でもその傾向が見られます。

「コントロール」からのシングルで編曲者に鷺巣詩郎さん、萩田光雄さんを起用したのも音作りからのことがあったのかも知れないと想像したりしてます。

この頃のシングル曲4曲の時期は、奈保子さんの音楽のサウンド的にもいろいろな可能性を試そうとしていたようにも思います。海外レコーディングアルバム「Daydream Coast」もこの時期のアルバムです。

この頃の作品も奈保子さんを代表する、私自身はそれ以外も含めて全ての曲が奈保子さんの代表曲だと思っていますサウンドが(それじゃ代表じゃないか)、すばらしい作品であることは確かだと思っています。

-------------------

■シングルジャケット


■NAOKO 22特典ジャケット
申し訳ありません。「ジェラストレイン」だけはジャケットがありません。
中古で入手したとき既にありませんでした。

-------------------
■掲示板
 Smile for You 河合奈保子 Fan Site からどうぞ

 
にほんブログ村


北駅のソリチュード

2009-11-10 23:59:43 | シングルA面

1984年12月1日リリース。河合奈保子さん、19作目のシングル曲です。

作詞:売野雅勇
作曲:筒美京平
編曲:萩田光雄

冬期のシングル曲と言うことで、スローバラードとなっています。
この曲は奈保子さんの歌唱とコーラスとの掛け合いのような構成になっており、主旋律とコーラスのパートをそれぞれ入れ替えて歌う等のスタイルが試みられており、非常に興味深く聴くことができると感じています。

奈保子さんの背後には二人の女性コーラスが配置されたフォーメーションでTV番組等にもよく出演されていました。
バックコーラスを全面に出したフォーメーションは「ムーンライトキッス」以来となります。

この曲のイントロ、当時多くの方がワムの「Careless Whisper」に似ている曲だとお感じになったと思います。

私も、当時そう感じたものの1人なのですが、改めて2つの曲を聞き比べると、メロディーは全くことなります。なのに、曲の雰囲気はそっくりに聞えてしまいます。楽器構成、音色等によるものが大きいのでしょうが、それを似たような曲に聞えてしまうような曲調で聴かせるアレンジは、ある意味すごいと最近感じています。

この曲のアレンジャーは萩田光雄さん。シングル、アルバムを通してこの曲で初めて奈保子さんの曲の編曲を担当することになります。

模倣ととられがちなこの曲ですが、前述のコーラスも含めてとても斬新なアレンジが施されていると私は思っています。

-------------------

■シングルジャケット


■NAOKO 22特典ジャケット


-------------------

■掲示板
 Smile for You 河合奈保子 Fan Site からどうぞ

 
にほんブログ村


唇のプライバシー

2009-11-09 23:59:52 | シングルA面

1984年8月28日リリース。河合奈保子さん18作目のシングル曲です。

作詞:売野雅勇
作曲:筒美京平
編曲:鷺巣詩郎

1年ぶりの売野/筒美コンビ作品ですが、今回は鷺巣さんを「コントロール」に引き続いてアレンジャーに起用しています。
アルバム「Summer Delicacy」での鷺巣アレンジ作品が上々だったということによるのかもしれません。
「Summer Delicacy」での鷺洲さんのアレンジ曲は、
・太陽の下のストレンジャー
・街角
・幻の夏
の3曲があります。特に「太陽の下のストレンジャー」はこの年の夏のコンサートツアーを象徴する1曲となったので、次作でも鷺巣さんの編曲で引っ張るということもあるのかもしれません。

奈保子さんは、この年の7月から関西圏のラジオ番組 「MBS ヤングタウン 火曜日」のパーソナリティの1人となっています。この番組では、それまでの奈保子さんの印象とはいい意味で異なる、明るく楽しい奈保子さんの一面を知ることができます。
奈保子さんがこれから約5年という長期間にわたりこの番組を担当されることになるのも理解できるような気がします。

このヤングタウンの中では「唇のプライバシー」をTV番組で歌っている時に、ラジオリスナーだけに分かるサインを取り入れる企画(?)があり、指先にラメを塗ったり、ウィンクを取り入れたりと、通常のものとは異なるものを披露したりしていました。

今は分かりませんが、YouTubeの動画でも、そのときの映像を以前見ることができました。

-------------------

■シングルジャケット


■NAOKO 22特典ジャケット


-------------

■掲示板
 Smile for You 河合奈保子 Fan Site からどうぞ

 
にほんブログ村


コントロール

2009-11-08 23:59:43 | シングルA面

1984年6月1日リリース。河合奈保子さん17作目のシングル曲です。

作詞:売野雅勇
作曲:八神純子
編曲:鷺巣詩郎

シングル曲で初めて、八神純子さんのお名前が登場しました。このとき、同時発売のアルバム「Summer Delicacy」のA面でも八神純子さんの提供作品による構成となっているので、この「コントロール」もアルバム制作過程の中で出てきた作品なのでは無いかと思います。

また、編曲者の鷺巣詩郎さんも、シングル曲では奈保子さんの曲に初お目見えとなっています。

この曲のイントロですが、私個人としてはとても気になる曲、気に入っている曲の1つでもあります。
緊迫感のあるテンポの速い出だし部分がとても印象的です。八神純子さんの曲は自らが歌っておられる曲でもパワフルさを感じさせる曲が多いのですが、この曲でも八神さんのメロディーにマッチしたアレンジで曲の雰囲気が、引き立てられていると思います。

奈保子さんのCD BOX、「NAOKO PREMIUM」にはこの曲と同時期に制作、トラックダウンまでされていながら未発表となっていた曲、「デリカシー」が収録されています。
曲名から判断しても、アルバム「Summer Delicacy」のタイトルナンバーとなるべき曲ではなかったかと推測されます。なぜお蔵入りとなったかについては、NAOKO PREMIUMの解説でも不明と記されています。

「コントロール」のイントロでの振り付けですが、初期と後期で若干の違いが見られます。最近になって、動画で見るようになって気づきました。

私の個人的な話なのですが、1984年4月~1988年3月の時期は人生初の一人暮らしを初めた時期で、TVの無い生活、途中からTV受像器を入手しましたが、見る時間のない生活をしていた時期でもあります。
そのため、ほとんどTVでの奈保子さんの映像も見ていないため、インターネット上での動画で初めて見る情報が多いです。TVが見られなくても曲の方はレコード等でしっかりと聴いていました。

-------------------

■シングルジャケット


■NAOKO 22特典ジャケット


-------------

■掲示板
 Smile for You 河合奈保子 Fan Site からどうぞ

 
にほんブログ村


微風のメロディー

2009-11-06 23:59:46 | シングルA面

1984年3月1日リリース。河合奈保子さん16作目のシングル曲です。

作詞:尾崎亜美
作曲:尾崎亜美
編曲:大村雅朗

以前にも書きましたが、河合奈保子さんの曲に尾崎亜美さんが登場するのは、この曲で2曲目ということになります。1曲目は1983年7月に発売されたバースデー記念企画アルバムで1曲提供されています。

シングルでは、初めての登場の曲となりました。タイトル通りとてもさわやかで、優しいメロディの曲です。
B面には「プリズム・ムーン」が収録され、やはり尾崎由美さんと大村雅朗さん提供の曲。こちらも、とても春らしく、可愛らしさをとても感じさせてくれる曲です。
尾崎亜美さん提供のシングル曲がこの1枚しかないのは本当に残念な思いがします。

このシングルの売り上げ枚数、14.8万枚。前作から若干落ちてしまっていますが、私はこのシングルはとても好きです。そして、曲だけでなく衣装も可愛らしさが感じられてとても好きです。
この曲の衣装はそれぞれ白、黄色、ピンクを基調にした3種類の衣装があるのですが、ピンクの衣装が春らしい色で、ふわっとしたシルエットなのも、とてもいいと思います。
奈保子さんの衣装の中では、丈が一番ミニになっている衣装だとおもうのですが、色気というよりむしろ可愛らしさの方を強く感じさせてくれます。

YouTubeの動画でもその衣装で歌う奈保子さんを見つけられるので、皆さんも一度それぞれの衣装を見比べて見てはいかがでしょうか。

話はそれてしまうのですが、11/6(金)日テレのズームイン・スーパーの「東京HOTスタイル」のコーナーで、今若い女性の方達にベレー帽が人気があるということが紹介されていました。そして、ベレー帽のかぶり方はまっすぐではなく、斜め30°に傾けてかぶるのが可愛く見えるオシャレのポイントだそうです。

「微風のメロディー」で奈保子さんは、黄色とピンクの衣装の2種類でベレー帽をかぶっています。しかも、斜め約30°のかぶり方です。
今のオシャレポイントとなっていることを奈保子さんは25年前にやっていたのかと、思ってしまいました。

-------------------

■シングルジャケット


■NAOKO 22特典ジャケット


-------------------

■掲示板
 Smile for You 河合奈保子 Fan Site からどうぞ

 
にほんブログ村