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黛信彦の時事ブログ

やるパック を清算

2008年06月05日 | 政治・政局
最高裁は4日、結婚していない日本人の父とフィリピン人の母から生まれた子ども10人が、日本国籍の確認を国に求めた訴訟で、全員に日本国籍を認めた。

生まれた後に父から認知されても、両親が結婚していないことを理由に日本国籍を認めない現在の国籍法は、憲法14条の「法の下の平等」に反すると判断した、とのことだ。

今までは、両親が結婚していれば勿論、生まれる前に認知されていても日本国籍を得られていたのに、生まれた後の認知に対しては日本国籍が得られなかった。

勝訴した10人の子供達はこれにあたり、同じ境遇の人は9万人近くいるとのことだ。
今後は無条件で日本国籍が得られるように、関係機関が即刻取り組むべきだ。

ところで、JALのシンボルマークとして親しまれた「鶴丸」を描いた飛行機は、5月31日の羽田~大阪(伊丹)の往復便の運行で姿を消した。

同時期の出来事であることから(古い言い方だし、こういう表現への批判は甘んじて受けるが)、最高裁判決は“やるパック”の清算とも思った。

日本男性の“やる気まんまん”に、自制を促したい。

「国籍法は違憲」婚外子10人に日本国籍 最高裁判決(朝日新聞) - goo ニュース

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