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黛信彦の時事ブログ

都市鉱山

2008年04月23日 | 政治・政局
●モバイル・リサイクル・ネットワーク
最近、国を挙げて携帯電話リサイクルに力を入れているという。

携帯ショップなどに「モバイル・リサイクル・ネットワーク」のマーク掲げて、回収された携帯電話を、素材ごとに分別したうえで、リサイクルすることで「レアメタル」の再利用にも一役買っている。

国を挙げて本腰を入れ始めた携帯電話リサイクル(ダイヤモンド・オンライン) - goo ニュース

●日本の都市鉱山は世界有数の埋蔵量
1月、物質・材料研究機構が算出して発表した《「都市鉱山」と言われる廃棄物などの中に残るレアメタルの日本での蓄積量が、世界有数の天然資源国の埋蔵量に匹敵する》との記事を、朝日・毎日新聞などが報じていた。

●レアメタルの確保、3つの方法
日本のレアメタルの国家備蓄量はおよそ2か月分しかないのだという。これを確保する方法は3つある。

第一に、資源外交である(5月末に横浜で開催されるTICADの裏目的もここにある)

第二に、レアメタルを材料としない新技術の開発である(これについては、昨年12月の国会で、公明党・松あきら氏の質疑に対して福田康夫首相が、その技術開発の必要性を答弁していた)

第三に、都市鉱山の発掘である。

できることから始めようとすれば、リサイクルが手っ取り早く、都市鉱山を眠らせないことである。
いずれ、自動車のリサイクル費用にあたるような “預け金制度” を設けるようになるであろう。

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