小沢代表、生徒会長的所信表明

民主党は臨時党大会で小沢一郎代表を３選。
小沢代表は早速所信表明し、「劇的な予算組み替えで財源確保」を公約にして、次の３段階の工程で実行するとのマニュフェストを披露した。

～・～・～
（１）０９年度予算で直ちに実施するもの
（２）次期通常国会で関連法案を成立させ２年以内に実行するもの
（３）（衆院任期の）４年後までに段階的に実行するもの
ただし、具体的には今月中に、総選挙用のマニュフェスト作りで肉付けする。

又、臨時党大会終了後の記者会見で、高速道路無料化を直ちに実施し、初年度に子ども手当創設を実現すると表明。農家戸別補償は「３段階目でほぼ完成にもっていけるようにしたらいい」と語った。～・～・～

高速道路料金の無料化は即実施は無謀だし、農家戸別補償は４年待ち。
要は、「政権とってからじっくり考える」と言っているわけで、中高の生徒会予算レベルだ。

「予算の総組み替え、国民の手による予算編成という考え方に基づき、一般会計と特別会計を合わせた国の純支出２１２兆円の約１割にあたる２２兆円を、段階的に主要政策の実行財源に組み替えていく」との説明から、高速道路料金無料も農家戸別補償も恒常的なものでないことを説明している。
おそらく、大方のばら撒きは単年度で終わってしまう可能性がある。
確たる数値背景が読めていないことから、２１２分の２２という山勘数字を充てたに過ぎない。

小沢代表３選、「劇的な予算組み替えで財源確保」(朝日新聞) - goo ニュース