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黛信彦の時事ブログ

浜矩子語録(35)浜矩子は化け物説

2008年12月21日 | 浜矩子語録
「高名なエコノミスト・浜矩子は、どんな化け物なのだろう?」
そういう疑問を抱く人は多いはず。
私も、浜矩子から発せられる言葉に感銘を抱くが、その容貌に対する興味深さの方が勝りながら、ひたすらに浜矩子語録の集積に努めていた。
しかし、一度は生ハマに会ってみたい。
念願叶って、ようやく浜矩子を目の当たりにすることになった。

妖艶なエコノミスト・浜矩子は19日、毎日新聞社労働組合などが主催する“第22回、毎日新聞社編集綱領制定記念のつどい”のパネリストとして招かれた。
このシンポジウムは、主題「なんだ、この生きにくさは?!」、副題「小泉時代と報道」
というものである。

18:30の開始時刻、浜矩子が現れた。
紫色の髪に包まれた頭脳を支える首筋も、金茶のブーツから推察される脹脛も細い。
ワインレッド地に、微細な、満天の星を見せるがごとく白い水玉が施されたスカートが、しなやかに振られる右腕に呼応して、やわらかく揺れ、背筋は伸びてモデル歩きしている。
アイボリー地のJKは腕関節あたりでギャザーされているが、これは今年のトレンドだという。そのJKは彼女の好きなワインレッドの花柄がプリント或いは織り込みされているが、肩幅は小さく、二の腕も細い。華奢とさえ言える、なんと、スレンダー。
158・84・54・84

おそらく、浜矩子と知らずに彼女に出会った男たちは、連れ歩きたい一人の女性と見るだろう。

浜矩子はいよいよ席に着いた。
私は、浜矩子を見極めなければならない。
真正面の、一番近いところに陣取った。勝負だ。

左前髪が内側に優しくカールして、自然と顔を包み込む。
曙のオレンジ色で紅引かれた唇は新鮮で、純粋な食欲さえ抱かせる。
眉は黒墨で始点をはっきりと書いて真っ直ぐに伸ばし、頂上から次第に細く穏やかに長く、小じわさえない目尻の終点を目指している。
眉とともに浜矩子の聡明感を際立たせるのは、額(ひたい)であった。
おでこは広く、張りがある。
浜矩子は、人の話を聞くときに眉を吊り上げて眼を虚空に向けることがあるが、そのときさえ、額皮は張り詰めていて、ほぼ同年代の私からも彼女の身体の若さを感じ取れる。

彼女の色白さが指でわかる。小さい手、稚魚のようなか細い指は透き通っている。
その、左中指にゴールドの指輪が光る。
その位置は協調性、人間関係、コミュニケーションを主張するものだという。

こんな浜矩子が、
「小泉ごとき者(元首相)」
「ヤツを祀り上げる」
と、過激な物言いをする。
そして、シンポジウムの議論の方向性を正してゆく。
やっぱり、化け物か?
しかし、このとき、浜矩子のブーツの、小さいつま先は、少女のように楚々と揃えられていた。

私が浜矩子を総括すれば、《小悪魔的エコノミスト》となる。
同行した女性は「いっぺんでファンになったわ!」と言った。
浜先生の益々のご活躍を祈念する。
以下次回

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2 コメント

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Unknown (ホルチン)
2008-12-24 17:33:32
浜女史の魅力は何なのか?
然し、諸々の事象を解読するかのその透視力には、説得力があり、愛川欽也の「パックイン・ジャーナル」の女性コメンテーターとしての推挙を勝手ながら、させて頂きました。
返信する
Unknown (ホルチン)
2008-12-24 17:43:14
浜先生のえもいわれぬ、魅力に取り付かれています。同志社大学に入学して、先生に学びたい。
さて、愛川欽也の「パックイン・ジャーナル」の啓発・啓蒙の女性コメンテーターとして、勝手に推挙させて貰いました。実現すればいいのですが。
むしろ、首相の椅子に座って頂き、存分に信念を具現化して頂ければ、閉塞感が打ち破れるこも知れませんね。
返信する

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