国際世論の制止を無視してテポドン2を発射した北朝鮮に対して、麻生太郎首相が憤り高須幸雄国連大使を通じて安保理協議を求め、国連は日本時間の6日未明に緊急非公式協議を持った。
しかし、日米と中露の考え方に大きな隔たりがあり、新たな安保理決議など夢のまた夢だ。
今更ながら思う。
民主党・小沢一郎代表は、07年10月7日発売の「世界」誌に掲載した論文などで、「海上給油(テロ特措法)は憲法違反だから反対だ。しかし、国連の決議があればISAFに自衛隊を派遣することは憲法違反ではない」との考え方を示した。
この国連中心主義は、極端な場合「日本の領土を、他国が支配する目的のために、自衛隊を派遣する」ことにつながる可能性がある。
例えば、日本が領有権を主張する「ある島」について国際紛争が起こり、国連安保理が「ある島」の領有権を日本以外の「ある国」のものだと決し、「ある島」の紛争解決のために平和維持軍を送ることを決したとしよう。
そのとき、日本の首相が小沢一郎氏だった場合には、国連決議に忠実に従い、「ある島」に自衛隊を派遣して、場合によっては「ある島」で抵抗を続ける日本人を除外する行動に出ることになるのだろう。
小沢代表以外の誰もが知るように、国連とはそういうものだ。
日米「発射は違反」新決議求める、中露は慎重…安保理緊急協議(読売新聞) - goo ニュース
しかし、日米と中露の考え方に大きな隔たりがあり、新たな安保理決議など夢のまた夢だ。
今更ながら思う。
民主党・小沢一郎代表は、07年10月7日発売の「世界」誌に掲載した論文などで、「海上給油(テロ特措法)は憲法違反だから反対だ。しかし、国連の決議があればISAFに自衛隊を派遣することは憲法違反ではない」との考え方を示した。
この国連中心主義は、極端な場合「日本の領土を、他国が支配する目的のために、自衛隊を派遣する」ことにつながる可能性がある。
例えば、日本が領有権を主張する「ある島」について国際紛争が起こり、国連安保理が「ある島」の領有権を日本以外の「ある国」のものだと決し、「ある島」の紛争解決のために平和維持軍を送ることを決したとしよう。
そのとき、日本の首相が小沢一郎氏だった場合には、国連決議に忠実に従い、「ある島」に自衛隊を派遣して、場合によっては「ある島」で抵抗を続ける日本人を除外する行動に出ることになるのだろう。
小沢代表以外の誰もが知るように、国連とはそういうものだ。
日米「発射は違反」新決議求める、中露は慎重…安保理緊急協議(読売新聞) - goo ニュース
では誰が仕掛けたのか?