ポスト 福田、小沢、志位

●日本国メルトダウン
４月２０日の報道番組は、ＮＨＫ・若手討論、フジTV・中堅討論、ＴＶ朝日・重鎮討論、という世代別討論であった。

番組を見ると、民主党の内輪もめはひどく、おまけに政策創造力に欠けるということが浮き彫りに。

与党は、早めに解散総選挙して、過半数維持による『最新の民意』を問うべきだ。民主党に国政を任せたら、日本国はメルトダウンしてしまう。

●民主若手は企業では不要な人材
ＮＨＫ日曜討論「医療・年金徹底討論」に、自民党から西川京子・衛藤晟一・大村秀章の３氏、民主党から長妻昭・福山哲郎・山井和則の３氏が出演。

番組で輝いたのは、時々タックルに出演してコケにされていて自民党の掃き溜めとも思われた、大村秀章氏。なかなか立派だった。

長妻氏はじめ、民主党議員に総じて言えることは、部分的には錐のように鋭いが、総論に乏しいことである。欠陥探しは上手いが解決策（政策創造力）を持たない、企業では不用な人材。

●史上最悪の国対委員長
ＴＶ朝日サンデープロジェクト第一部は、自民党・森喜郎、民主党・渡部恒三の重鎮が出演。

日銀副総裁人事における民主党の内輪もめについて
▼渡部恒三翁
「国対委員長より幹事長のほうが偉いが、鳩山幹事長の言葉に山岡国対委員長がなぜ逆らったか？私の口からはいいにくい。
私は（国対委員長時代に）たった一度だって幹事長に逆らったことはない。」

▼森喜郎翁
「私から言いましょう。山岡氏が、小沢代表の反対という意向を受けてやっているのか？
あるいは、鳩山さんに対するライバル意識があって、イニシアチブをとろうとしてやっているのか？
いずれにしても、小沢さんはどっちの味方をしようかというと、山岡さんの味方になってしまう。」

弊ブログは、「山岡氏は、史上最悪の国対委員長だ」と評価している。

●ポスト福田、ポスト小沢
田原総一郎氏が、各党の次代の候補者を示した、これについて

▼ポスト福田について、森喜郎翁は
・与謝野馨（頭がいい、言いにくいこともちゃんと言う。体調不安）
・麻生太郎（明るくて大衆をひきつける魅力ある）
・谷垣禎一（まじめな紳士、迫力に欠ける）
・小泉純一郎（冗談で面白くしようとしているだけ、あり得ない）
・小池百合子（女性のことはコメントしない（対象外））
『今いえることは、ポスト福田は福田だ』と締めた。

▼ポスト小沢について、渡部恒三翁
管直人（小沢君にはよく仕えている）
鳩山由紀夫（僕は、由紀夫の親父さんから３代５０年の付き合い）
岡田克也（くそまじめすぎる、暗い）
前原誠司（見識・哲学を持ち、与野党を通じて未来の希望の星）
野田佳彦（ノーコメント）

●共産、ポスト志位
フジTV報道２００１は「各党政調（政策・政審）会長による中堅討論」で、自民党・谷垣禎一、公明党・斉藤鉄夫、民主党・直嶋正行、共産党・小池晃、社民党・阿部知子、国民新党・自見庄三郎が出演。

民主党・鳩山幹事長が１４日、街頭演説で「姥捨て山よりもひどい制度が始まろうとしている」と酷評した、後期高齢者医療について討論。

共産・小池氏は「昔、姥捨て山はタダだったが、後期高齢者医療は　”入山料”　をとる姥捨て山だ」と、トッピングした。

小池氏も頑張らないと、ポスト志位で穀田恵二氏に抜かれてしまう。

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