key person

「どうする日本!」

右と左の真ん中で日本と世界を眺める

黛信彦の時事ブログ

狗に従えば厠に至り、虎に従えば森を得る――民主議員へ

2010年01月18日 | 政治・政局
NHK・BS2の韓流ドラマ『イ・サン』が面白い。
朝鮮王朝第22代王となるイ・サン(演:イ・ソジン)の若くして苦難の多い頃のある日、やがて彼の知恵袋となるホン・クギョン(演:ハン・サンジン)は、
「狗に従えば厠に至り、虎に従えば森を得る」
と呟いて迷いを吹っ切り、イ・サンへの仕官を決意する。

ところで、18日、asahi.comは次のように書いた。
なぜ私も検察と戦うの?民主新人、小沢氏の説明不足不満(朝日新聞) - goo ニュース
これによれば、多くの民主党新人議員が悩んでいる。
「今のところ説明責任は果たしていると思う」
「事実関係がわからないからコメントのしようがない」
「幹事長は辞めるべきだ」
「小沢さんは何とかならないの。ネックだな」
「選挙基盤が揺るぎないベテランが言い出せば、続けるんだけど」
「本当に党を挙げて検察と戦うなら、事実を開示し、党内で合意形成しないと。小沢さんも高圧的な態度をやめればいい。そもそも、党にいるだけで何でおれまでも検察と戦わないといけないの」
「私は小沢チルドレン。小沢さんのことを信じている。だからこそ、あらゆる機会に説明し、潔白を証明して欲しい」
「まだ捜査が続いており、発言すべき段階ではない」

小沢チルドレンに限らず民主党新人議員に箴言したい。ホン・クギョンの言葉だ。
「狗に従えば厠に至り、虎に従えば森を得る」

余談だが、ドラマ『イ・サン』の助演女優がソン・ソンヨン役のハン・ジミン(韓智敏=反自民と同音)なのが少し気になる。

=======
※『イ・サン』とは
(NHK・ホームPより)
18世紀後期の朝鮮王朝第22代王、正祖(チョンジョ)、名はイ・サン。
陰謀渦巻く朝廷で幾度もの暗殺の危機を乗り越え、偉大な王として多くの功績を残したイ・サンの波乱万丈の生涯を描く歴史エンターテイメント・ドラマ。
ドラマ『宮廷女官 チャングムの誓い』のイ・ビョンフン監督の最新作。人間イ・サンの人生を、実在した人物や出来事をベースに、友情や純愛のストーリーを織り交ぜながらドラマチックにつづるヒューマンストーリー。宮廷行事の記録画などを担当した役所・図画署(トファソ)の様子が、ドラマでは初めて詳しく描かれている。
主演は、『チェオクの剣』ファンボ・ユン役で人気のイ・ソジン。
韓国では最高視聴率38%を記録し、あまりの人気に話数が延長された話題作。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 首相が『戦ってください』と... | トップ | 浜矩子語録(89) 魂の死『集... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

政治・政局」カテゴリの最新記事