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黛信彦の時事ブログ

狡い日銀、責任は誰に?

2008年11月03日 | 政治・政局
~・~・~ 白川方明(まさあき)総裁にはあぜんとさせられた。~・~・~
とする産経新聞編集委員・田村秀男氏の寄稿には納得させられる。

そもそも、副総裁候補であった白川氏が総裁の席を射止めたのは、国会同意人事の負の産物であっただろう。

麻生首相も大変だ。
民主党が決めたとも言える日銀総裁のチョンボをも責任とらなければならない。
浜矩子語録に言うところの「恋人通貨の辛さ」だ。

米国債の保有率のシェアで断トツの中国と日本、それにユーロ圏までもが、円・元・ユールが基軸通貨になることに恐れおののいて、間もなくワシントンで開かれる予定の金融サミットでは、強調してドルをほう助するようだ。「恋人通貨の辛さ」を知っているからだ。

日本では、民主党が「政権与党の辛さ」に耐えられる、と早々の解散を求め、政権奪取にのみ動いているが、子供騙しもいいところだ。

このように、ねじれの弊害が、日銀の動きにも顕著になっている。

【円・ドル・人民元 通貨で読む世界】半端な利下げ、こすいぞ日銀(産経新聞) - goo ニュース

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