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黛信彦の時事ブログ

弱腰か柳腰か、”竹島”教科書記述

2008年07月13日 | 国際
●「竹島」記述は画期的
竹島の教科書問題について、福田康夫首相が9日の洞爺湖での日韓首脳会談で、日本の「領土」として明記する方針を李明博大統領に伝えていたという。
竹島の領土明記を伝達 福田首相が韓国大統領に(共同通信) - goo ニュース

ただし、これに強く反発している韓国を配慮して、具体的には「固有の領土」との表現を避けざるを得ないが、初めて社会科の教科書に「竹島」の領土問題を記述できるようになることは画期的前進である。

「弱腰だ」と怒る国民が相当数であろうが、現状の李政権をそれ以上追い込むことは得策ではないなか、福田内閣の「柳腰」外交の大きな成果、と評価する。
竹島「領有」表現避ける、韓国に配慮…学習指導要領解説書(読売新聞) - goo ニュース

●今後の課題
国際的に、領土問題が当事国の話し合いで解決した例など皆無に近いのだから、解決方法は二つしかない。
北方4島~竹島~尖閣のラインを奪われてしまうか、或いは武力で奪還するか、のいずれかだ。
特に、尖閣問題は、一歩譲れば百歩まで入り込まれることは明らか。

そして、黙して奪われるのは簡単だが、奪還は容易でない。
米国はもはや頼りにならないのだから、日本も力をつけなければならず、憲法の見直しは急務である。

又、日本が抱える領土問題は対象が4カ国と多く、纏めて勝負することは不可能であるから順序も大事で、手始めは、ロシアが既得権化しつつある北方領土からだ。



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