key person

「どうする日本!」

右と左の真ん中で日本と世界を眺める

黛信彦の時事ブログ

ぶさいくねずみ 風水デザイン

2008年08月18日 | 中国
ぶさいくねずみ、風水で宋銭の耳

北京五輪関連施設と風水について、中国の工事建設指揮部は3年も前から「工事に風水は関係ない」言っていたが、17日放送のフジTVサキヨミによれば、しっかりと風水が活かされていた。

立派な体格で富貴を感じさせる風水師が、建設現場コーディネータと書かれたヘルメットをかぶり、風水盤をもって、建築現場に現れていたが、彼は競技が始まってからも柔道会場などに風水盤持参で足繁く通っている。
風水師の話によれば「当局は、風水を信じていないが排斥もしていない」らしい。
しかし、彼は当局からかなり頼りにされているようだ。

古代中国では、地は四角く天は丸いと考えられていた。
紫禁城から真北に位置するところ(宿道というらしい)に、メイン会場となる鳥の巣を建設。
この丸い形は天を表し、火を象徴する。よって観客席には赤いベンチを施した。

その西に、地を現す方形の国家水泳センター(愛称:水立方)を配置。これは、勿論水を象徴し、全面水色で彩色されている。

更に、鳥の巣と水立方の間を流れる川を上空から見ると龍の形になっている。

これら、天地を象徴する円形と方形は、各所で周到に採用されるし、全面シルバーで建設された競技場を、風水的には縁起が悪いという理由で金色に塗り替えたものもある。

円と方は“ネズミ年に五輪”のマスコット、ミッキーマウス似のネズミにも用いられている。
“ぶさいく”とか“ぱくり”といわれた、ネズミの丸い耳に四角い穴。
この、宋銭のような耳は、美的感覚ではなくて風水から来る宿命的デザインだったのである。

56民族の56人の子供達も、風水と見かけで選ばれたか?

北京五輪 外国メディア、IOCへ不満 人権・報道の自由 中国の現状座視(産経新聞) - goo ニュース
「56民族の子」ほとんど漢民族、開会式「偽り」の声(読売新聞) - goo ニュース


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 中国、7年手形不渡り | トップ | 五輪で排外あらわ、自国礼賛... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

中国」カテゴリの最新記事