いとうな日々

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利は智をして昏からしむ

2006-12-19 | WEBLOG
経済事件の裁判を見ていて正当性ばかりを主張し反省の姿勢が全く見えないことが多い。特に、堀江、村上の裁判での抗弁は見苦しいものがある。常に他人のせいであり、自分は悪くないと主張する。屁理屈である。

安岡正篤著、「論語に学ぶ」に次のような一説がある。



『史記』列伝の中に、「利は智をして昏(くら)からしむ」と言う名言がある。それは利というものは、目先のものであり、官能的なものだからである。言い換えれば利は枝葉末節ものである。だから単にそれだけに捉えられておると、人間は馬鹿になってしまう。
実際この話の通りでありまして、それだからこそ人間はみな利益を追うてやまぬけれども、成功するものが少なくて、むしろ失敗したり、罪をつくったりする者の方が多いのである。また自分では成功したつもりでおっても、案外まぐれ当たりが多いのである。



まさに、堀江、村上はこれである。この二人が東大の関係者であるから恐れ入る。東大というところは多額の国費を使ってろくでもない人間ばかり育てているのである。その東大で成績が振るわず早々に役人から国会議員になっている輩がなんと多いことか。東大出身の国会議員は卒業時の席次が芳しくなかったということを世の中に知らしめているのである。役人のトップは主席クラスがズラリ、早々に国会議員へ・・・ということなのであろう。

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