巨人を自由契約となった桑田真澄投手（３８）が１８日、米大リーグ、ピッツバーグ・パイレーツへの入団の意向を表明した。具体的な契約内容については明言を避けたが、マイナー契約とみられ、正式契約は年明けとなる見込み。東京都内の巨人球団事務所で会見した桑田は「日本での経験を米国で生かしたい。１日も早くメジャーのマウンドに立ちたい」と意気込みを語った。代理人は置かない考え。オファーを受けていたドジャースやレッドソックスには同日中に断りの連絡を入れたという。
桑田はパイレーツを選んだ理由について、ロベルト・クレメンテ選手へのあこがれを挙げた。クレメンテは１９７２年のニカラグア地震の際、救援物資を運ぶ途中に飛行機事故にあって死亡。桑田は「自分にボランティアへの気持ちを芽生えさせてくれた。その選手がプレーした球団」と説明した。米大リーグではクレメンテの名を冠した賞で社会奉仕活動に尽力した選手を表彰している。桑田はさらに「お金だけ考えたらレッドソックスに決めていた。ドジャースとパイレーツは同じレベルの金額だったが、趣旨は野球の修行。パイレーツに行くべきだと思った」とも話した。
パイレーツは今季のナ・リーグ中地区５位にとどまるなど、ここ数年は低迷し、戦力的には若い選手も多い。田口壮外野手が所属し今季のワールドチャンピオンになったカージナルスも同地区。
桑田は大阪・ＰＬ学園高で甲子園に５季連続出場し、優勝、準優勝各２回。ドラフト１位で巨人に８６年に入団。２年目に最優秀防御率、沢村賞、９４年に最優秀選手賞に輝いた。９５年秋に右ひじを手術し、９７年に復帰。０２年に防御率２．２２で最優秀防御率を獲得した。通算４４２試合に登板し、１７３勝１４１敗１４セーブ、防御率３．５５。
（毎日新聞）
２００勝まであと２７勝。成績は日米通算できるということなので、プロに入ったときの目標を達成してもらいたい。マイナー契約でスタートのようなので、スプリング・トレーニングの段階から全力で取り組んでもらいたい。彼は「野球の申し子」であり必ずやメジャーにも適応してそれなりの成績を残してくれるものと期待します。パイレーツにとっては初のメジャーリーガーとなるので期待も大きいものと思われる。
桑田はパイレーツを選んだ理由について、ロベルト・クレメンテ選手へのあこがれを挙げた。クレメンテは１９７２年のニカラグア地震の際、救援物資を運ぶ途中に飛行機事故にあって死亡。桑田は「自分にボランティアへの気持ちを芽生えさせてくれた。その選手がプレーした球団」と説明した。米大リーグではクレメンテの名を冠した賞で社会奉仕活動に尽力した選手を表彰している。桑田はさらに「お金だけ考えたらレッドソックスに決めていた。ドジャースとパイレーツは同じレベルの金額だったが、趣旨は野球の修行。パイレーツに行くべきだと思った」とも話した。
パイレーツは今季のナ・リーグ中地区５位にとどまるなど、ここ数年は低迷し、戦力的には若い選手も多い。田口壮外野手が所属し今季のワールドチャンピオンになったカージナルスも同地区。
桑田は大阪・ＰＬ学園高で甲子園に５季連続出場し、優勝、準優勝各２回。ドラフト１位で巨人に８６年に入団。２年目に最優秀防御率、沢村賞、９４年に最優秀選手賞に輝いた。９５年秋に右ひじを手術し、９７年に復帰。０２年に防御率２．２２で最優秀防御率を獲得した。通算４４２試合に登板し、１７３勝１４１敗１４セーブ、防御率３．５５。
（毎日新聞）
２００勝まであと２７勝。成績は日米通算できるということなので、プロに入ったときの目標を達成してもらいたい。マイナー契約でスタートのようなので、スプリング・トレーニングの段階から全力で取り組んでもらいたい。彼は「野球の申し子」であり必ずやメジャーにも適応してそれなりの成績を残してくれるものと期待します。パイレーツにとっては初のメジャーリーガーとなるので期待も大きいものと思われる。