いとうな日々

MLB、プロ野球他野球全般、ニュースなどについて、勝手にコメントさせて頂いてます!

6カ国協議近く再開、米中朝が合意・中国外務省発表

2006-10-31 | ニュース
中国外務省は31日、米国、中国、北朝鮮の3カ国が北朝鮮の核問題に関する6カ国協議を近く開くことで合意したと発表した。日程は「6カ国の都合の良い時期」としている。同協議は米国の北朝鮮への金融制裁に北朝鮮が反発して昨年11月以来、途絶えており、実現すれば、北朝鮮による核実験をはさんでほぼ1年ぶりとなる。

外務省の発表は「中国の提案に基づいて、米中朝の6カ国協議首席代表が北京で非公式会合を開いた。3カ国は6カ国協議のプロセスを推進することに関して率直で突っ込んだ意見交換をし、近く6カ国が都合の良い時期に同協議を開催することで一致した」との内容。

北京での非公式協議にはヒル米国務次官補、武大偉・中国外務次官、金桂官(キム・ゲグァン)北朝鮮外務次官が出席したとみられる。6カ国協議のメンバーである日本、韓国、ロシアも6カ国協議を通じた問題解決を主張してきたことから、早期開催に異存はないとみられる。ロイター通信は「年内再開を期待している」とする米政府当局者のコメントを伝えた。(日本経済新聞)

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北朝鮮にとっては予定の行動であろうが、金融制裁の効果は予想以上で年内の辛抱も不可能であったようだ。

国連の経済制裁は今からなのであるから、アメリカによる金融資産の凍結が予想以上に効いているということである。

とくに、食糧支援が途絶えれば北朝鮮国内の農業生産物(米)の不作とあいまって来年2~3月には底をつくといわれている。

11月中に人道支援を前面に出して食糧支援を再開できないと金王朝の崩壊が早まるための見え見えの6カ国協議復帰表明なのだ。

「au」独り勝ち、約8万件増加

2006-10-30 | ニュース
事業者を変えても携帯電話の電話番号を継続して使用できる番号ポータビリティー(MNP)の加入者移動状況が30日明らかになった。スタート後6日たった29日現在の加入者の移動状況は、KDDIの「au」が約8万件増加する一方、NTTドコモは約6万、ソフトバンクモバイルは約2万の加入減となり、auの一人勝ちとなった。

関係筋によると、6日間の増加分と減少分を相殺した純増減は、auが8万600件の増加だったのに対し、NTTドコモは6万件減少、注目されたソフトバンクも、ふたを開けると2万400件の減少だった。

auはドコモ、ソフトバンクの両方から顧客を奪い取った。一方で、ソフトバンクとドコモの間では、ドコモが3000件ながら顧客を奪った。

8月末に冬モデルを発表し、MNPスタート時の機種を充実させるなど準備万端で臨んだauが、まずは優勢なスタートを切った。ただ、ソフトバンクのシステム障害の影響で今後の流動化も予想される。

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ソフトバンクの姑息な宣伝効果はなかったようだ。商売の原則は「顧客に満足を与えること」である。今回の結果はauの地道な努力が報われたということか?

テポドンを抱いた金正日

2006-10-29 | WEBLOG

本書の紹介文を読むと『将軍様を最も愛する男が書いた決定版評伝。極秘資料や独自取材、将軍様への「愛」と見紛う執念が生んだ「金正日」伝の決定版。朝鮮総連もCIAも驚愕の「真実」が明らかになる』とあった。

著者、鈴木琢磨氏については『1959年、滋賀県大津氏生まれ。いまや絶滅した「探訪記者」の生き残り。「サンデー毎日」記者時代から、北朝鮮問題にこだわる。日本中の穴場の焼肉屋をめぐり、1970~80年代の韓国歌謡にひたるのが至福のとき。現在、TBS「みのもんたの朝ズバッ!」コメンテーター。著書に「金正日と高英姫」がある』と紹介されている。

本書プロローグで本人が述べているように、『1978年に大阪外大朝鮮語学科に入学した我々新入生15人は、それこそ手探りの状態で朝鮮語を学んだ』と。従ってそれ以来の北朝鮮ウォチャーなのだ。北朝鮮本国、在日社会などこれまで培い蓄積した情報を基に「金正日」を語っているのである。

テポドンや核実験で一層の孤立化の道を歩む「北朝鮮」の今後を占う上でも一考に値する著書である。北朝鮮についての書物には独特の「言葉」が多く理解することに苦労する。しかし、本書では著者のシャレた言い回しに振り回された。

『少なくとも現代の平壌では人口に膾炙している』というものだ。辞典を紐解いてみると、『「人口に膾炙(かいしゃ)する」 - 膾(なます)と炙(あぶり肉、直火による焼き肉)はいずれも多くの人が喜んで食べることから、物事が多くの人の間で話題になることをいう。』とあった。一つ賢くはなったがこの言い回しを使うことはないであろう。『少なくとも現代の平壌では多くの人の間で話題になっている』と書いてくれればいいものを・・・・。

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北朝鮮5年以内に崩壊、97年に専門家予測 CIA会合

米中央情報局(CIA)が97年に開いた専門家会合で、「北朝鮮は5年以内に崩壊する可能性が高い」との予測が大勢を占めていたことが明らかになった。米民間研究機関「国家安全保障公文書館(ナショナル・セキュリティー・アーカイブ)」が26日、解禁されたCIAの文書を入手し、公開した。

会合には現役の情報当局者、軍関係者のほか外部の研究者や元政府当局者らが参加した。北朝鮮は90年代に深刻な食糧不足に見舞われており、日中韓など周辺国から大規模援助も期待できないことから、文書は「(存続期間の予測は)2年から10年と幅があったが、専門家の多くは5年以上存続すると言い切れなかった」としている。

また、「金正日(キム・ジョンイル)体制は大規模な経済改革による生き残り策は取らず、朝鮮半島情勢は不安定で危険な状況が続く」との分析も紹介。莫大(ばくだい)な統一費用がかかるため韓国は現状維持を希望しており、米国や関係国は北朝鮮に最低限の援助を続けて早期の体制崩壊を回避する以外に選択肢はほとんどない、との見方で一致したという。(朝日新聞)
中国が構想…金王朝崩壊後、親中派政権を樹立か

北朝鮮の盟友、中国が金正日(キム・ジョンイル)総書記(64)の独裁政権崩壊を予見して、脱北者を中心とした新政権ブレーンを国内で育成しているという仰天情報が飛び込んできた。北の口座凍結や原油パイプラインの送油カットなど徐々に北への締め付けを強化しつつある中国。体制崩壊後は手なずけたブレーンを素早く送り込み、親中派政権を樹立。豊富な天然資源の採掘権確保や難民の流出を阻止するもくろみだ。“金王朝” 後の北を見通す中国。体制崩壊のカウントダウンは予想以上に早いのか。

今週発売の米誌「ニューズウィーク」は「中国に亡命している北朝鮮の軍関係者を含む元高官たちが中心となり『菊派』と呼ばれるグループを結成。新政権の中心になるかもしれないという噂が流れている」と報じた。また「2003-4年に中国主導の北朝鮮の『影の内閣』に関する協議があったことは、韓国の北朝鮮専門家らの記憶に新しい」としている。

親中国勢力は脱北者だけではなく、北内部にも存在。中国で成功した「改革開放」政策を北でも取り入れようと考える高官は少なくないようだ。

「今年1月の訪中で、金総書記は最も開放が進んだ南部の広東省などを視察した。北の一部高官は『わが国も改革開放が進む』と期待したが、結局はなしのつぶて。相当、フラストレーションがたまっているのは間違いない」(民間の北朝鮮研究者)

中国は朝鮮有事の際、こうした内部の親中派と囲っていた脱北ブレーンを合流させ、新政権の樹立を画策しているものとみられる。「中国はとにかく、アメリカの息がかかった韓国と直に国境線を接するのを避けたい。また、北東アジア最大の鉄鉱石埋蔵量を誇る『茂山(ムサン)鉱山』(咸鏡北道(ハムギョンプクド))の50年開発権を1000億円近くかけて投資している。北には希少金属の埋蔵量も多く、北が韓国に吸収されるのは中国にとって非常に都合が悪い」(同)

そもそも北の建国は、旧ソ連が、領内に逃げ込んでいた金日成(イルソン)元主席を傀儡(かいらい)政権の最高指導者にすべく就任させたことが始まり。中国は同じ手法で都合のいい指導者を北へ送り込み、建国をもくろんでいるという見方が研究者の間ではまことしやかにささやかれ始めている。

実際、核実験後の中国は国境の監視体制を強化。さらに送油の停止や一部銀行の北への送金停止、観光での渡航禁止など、次々と制裁を行動に起こしている。中朝国境の町、丹東では最近、法人、個人を問わず、北に関係した銀行口座を凍結するという荒っぽい制裁も開始された。中朝貿易の中心地ゆえ、北にとっては手痛い仕打ちだが、この動きが「傀儡政権樹立」を後押しする動きとも見て取れなくもない。

コリア・レポート編集長の辺真一氏は「中国が北朝鮮に『反中国』というレッテルをはったとすれば、傀儡政権を作る動きが出てくる可能性がある。しかし、今は『反中』の烙印(らくいん)を押すかどうか、判断している最中。押すにはまだ早い」と指摘する。また、辺氏は「果たして海外にそういうタマがいるかどうか」とも語る。

スイス政府は26日から同国内にある北の資産凍結を実施。約40億ドル(4800億円)とも言われる金総書記の隠し財産も塩漬けとなる可能性が高く、ダーティーな北の経済はもはや破(は)綻(たん)寸前。次世代の朝鮮半島の利権争いはもうスタートしているようだ。 

ZAKZAK 2006/10/27

カージナルス、24年ぶり世界一 田口も栄冠

2006-10-28 | 大リーグ
米大リーグのワールドシリーズ(7回戦制)の第5戦は27日、当地で行われ、カージナルス(ナ・リーグ)が、4-2でタイガース(ア・リーグ)を降し、対戦成績を4勝1敗として1982年以来24年ぶり10回目の優勝を果たした。世界一10回達成は、ヤンキースの26回に次いで2球団目となった。

カージナルスの田口壮(37)は8番・左翼で先発出場。四回に決勝のホームを踏むなどチーム3得点に絡む活躍を見せた。昨年のホワイトソックスの井口資仁(31)に続き、同シリーズの試合に出場して世界一の栄冠を手にした2人目の日本人選手となった。

▽カージナルス・田口 信じられない。これが現実なのかどうか分からない。すごい。(世界一は)みんなの力を合わせて戦った結果だ。

○カージナルス4-2タイガース●

カージナルスは二回無死一塁から、田口の送りバントで好機を広げ、エクスタインの適時内野安打で先制。四回に逆転されたが、その裏に1死一塁から、田口が中前打を放って好機を広げ、続くウィーバーの投前バントが敵失を誘って同点。さらにエクスタインの内野ゴロの間に田口が生還して勝ち越し。七回にもローレンの適時打で突き放した。

◇“切り札”田口が再逆転の下地

汚れた純白のユニホームが、カージナルスナインの勲章だ。打つだけではなく、全力で走って守ることで、土や芝生の色が染み込む。今季の83勝78敗、勝率5割1分6厘はプレーオフ進出8チームで最低だったが、伝統の「ユニホームを汚す野球」で、24年ぶりの世界一に上り詰めた。

通算250本塁打の3番・プホルスが放つ華麗なアーチに目を奪われがちだが、むしろ汗水流して働く地味な仕事人たちこそが、原動力だった。フリーエージェントで獲得した1番・遊撃のエクスタインは身長170センチと小柄でバットを一握り余して持つが、しぶとい打撃で出塁し、ダイヤモンドを駆け回る。トレードで手に入れた4番・中堅のエドモンズ、5番・三塁のローレンは2人合わせて今季41本塁打だが、ゴールドグラブ賞の常連で、しばしば横っ飛びで打球を止める。そして日本からは「彼は私の切り札」(ラルーサ監督)という俊足、巧打、強肩の田口を獲得した。

3勝1敗と王手をかけた第5戦も脇役が輝いた。二回無死一塁で田口が三塁前へ精度の高い犠打を決め、2死後、エクスタインがバットを折りながら三塁内野安打を放ち、1点を先取した。田口は逆転された四回にも、1死一塁で中前へ抜ける安打を放ち、再逆転の下地をつくった。

カージナルスはエースのカーペンターら投手を軸とした堅実な守りでしのぎ、機動力を含めた小技で地をはうように得点を積み重ね、しぶとく競り勝ってきた。その象徴でもある田口は「(100勝した)去年の方が強かったが、今年の方がタフだった」と胸を張る。マイナーとの間を往復した時期もあった37歳が、念願だったチャンピオンリングをつかみ取った。

毎日新聞

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高田流「GM術」・・・日ハム日本一の裏に

2006-10-27 | プロ野球
日本ハムが日本一に輝いた裏には高田GMの存在があった。産経新聞はじめ多くの新聞社がこのことを取り上げている。

千葉ロッテがバレンタインを最初の監督に招聘した際、広岡達朗氏が日本球界初のGMとして登場したが采配に口を挟むなどうまくいかなかった。

多くの日本人選手がメジャーリーガーとなり、また日本球団の監督がアメリカから招聘されるようになった。

しかしフロントと現場の役割分担は不明確のままであった。日ハムの日本一はその「役割を明確化」して勝ち取ったものだ。

日本野球が大きくメジャーに近づいたといえる。
役割明確化 日本一導く(産経新聞)

日本ハム日本一の裏に高田繁ゼネラルマネジャー=GM=(61)の存在は大きい。かって「壁際の魔術師」と呼ばれたV9巨人の名外野手は、日本球界では初めてGMとして栄冠を手にした。札幌に本拠地を移して3年、昨年のリーグ5位から飛躍させた高田流GM術は、企業の組織論としても注目されるに違いない。

栄光は、札幌ドームのネット裏で見届けた。黒子に徹した2年だった。

GMの仕事はペナントレースを戦う戦力を整えて監督に渡し、新たな戦力を発掘、養成していくこと。だからヒルマン監督の戦い方に口は挟まないし、逆に補強や育成はこちらの専権事項。それを明確にできた

GM就任は一昨年の10月。日本ハムは1985年から4年間監督を務めて愛着があり、「フリーエージェント(FA)に頼らず自前で選手を養成するチーム作り」の方針が球団側と一致した。

ダルビッシュ有にマイケル中村、翌年の八木智哉、武田勝と、今年、大活躍した4投手はいずれも就任後2年間で加わった戦力だ。ダルビッシュの父親を説き伏せ、中村はロッテの動きから指名順を繰り上げた。八木は希望枠での獲得だった。

1,2番の森本稀哲外野手と田中賢介内野手は機動力を生かすべく育てた。今年のレギュラー定着の裏にはGMの助言がある。さらに大リーグを目指した稲葉篤紀外野手の動向を辛抱強く探り、中継ぎの左腕岡島秀樹投手は開幕直前に巨人からトレードで獲得した。

「スカウトが得たあらゆる情報は私のところで一元化される。短期と長期の視野に立ち、どの選手を獲得するか、最終的に私が直接見て決める。育成は担当者の情報をもとにファームスタッフたちと練り上げていく」

手元から離さないパソコンに補強対象から選手育成、編成のあらゆる情報が詰まっている。1億円近い巨費を投じて独自に開発したベースボール・オペレーション・システム(BOS)だ。それを基に補強、育成が一体化され、できあがった戦力をヒルマン監督に渡す回路を確立した。

日本球界初のGMは1995年から2年間務めた千葉ロッテの広岡達朗氏。以後、高田氏も含めて5例あるが定着したとは言い難い。広岡氏は当時のバレンタイン監督の采配に口を挟んで衝突、役割が明確でない日本的な野球のあり方が災いした。

その事例を念頭に、西武、ダイエーをトップ球団に育てた故根本陸夫氏の手法を探り、GM像をつくりあげた。「まだ発展途上、今年は幸運に恵まれた。球団の理解も大きく、外国人監督だから役割分担をよくわかってくれた」と言葉を選ぶ。

だが、徹底した情報収集とその一元化、それを基にした人材発掘とフロントと育成スタッフが一体化した育成方式、さらに実際に現場で指揮をとる監督との完全分業化の仕組みは、ビジネスの世界、組織運営に通じるものがある。
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日本ハムが44年ぶり2度目の日本一に

2006-10-26 | プロ野球
プロ野球の日本シリーズは26日、札幌ドームで第5戦を行い、パ・リーグ覇者の北海道日本ハムファイターズが、セ・リーグ優勝の中日ドラゴンズを4-1で破り、対戦成績を4勝1敗とし、前身の東映フライヤーズ時代以来、44年ぶり2度目の日本一に輝いた。日本ハムは、北海道に本拠地を移し3年目で頂点に立った。最優秀選手(MVP)には稲葉篤紀選手が選ばれた。

日本ハムは先制を許したが、五回に同点に追いつくと、六回、セギノール選手が決勝の2ランを放った。日本ハムの先発ダルビッシュ投手は立ち上がりは不安定だったが、中盤からは調子を取り戻し、シリーズ初白星を挙げた。

第1戦を落とした後に4連勝し、同シリーズを制覇したのは、73年に南海を破った巨人以来33年ぶり史上2度目。

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◇誇りに思う 

▽日本ハム・ヒルマン監督 (日本一に)シンジラレナーイ。投手も守備陣も、選手たちがよくやってくれた。この球団で指揮を執れたことを誇りに思う。(今季限りで引退を表明している)新庄は、最高の形でグラウンドを去ってくれるのではないか。

毎日新聞

北海道日本ハム・・・本当に強かった!

高校未履修問題

2006-10-25 | ニュース
進学校を中心に次々に明らかになる世界史などの未履修問題。受験を控えた時期に非常勤講師らを動員して補習の集中授業を検討するなど皮肉な結果になり、安易な“受験対策”を戒める声があがっている。

高校の学習指導要領で世界史が必修となったのは平成元年の改定で、平成6年から施行された。しかし少子化時代に学生を確保したい大学は受験科目を減らす“軽量化入試”に流れた。

学力低下が表面化してから一定の歯止めはかかったが、大手予備校の代々木ゼミナールによると、地理歴史科目で、2次試験で2科目課しているのは東京大学のみ。難関私大ですら地理歴史の受験科目は1科目でほぼ足並みをそろえている。

駿台予備学校も「地方では名の通った公立進学校ばかり。進学実績への期待も大きく、受験に特化した判断は他都道府県でもあるのではないか」と氷山の一角であることを指摘する。

文部科学省では事態を重く見ており「学習指導要領は本来、学校が何を教え、児童生徒が最低限何を学ぶかを学校教育法に基づき定めたもの。法令に反する学校運営であり、関係者は重く受け止めてほしい」としている。

不適切な履修操作が明らかになったのは、今回が初めてではない。

平成13年には広島県内の県立14校で、14年には兵庫県内の県立59校で必修科目の世界史を日本史などとの選択科目にしていた問題が発覚。受験を間近に控えた3年生に、集中的に世界史を勉強させる事態となった。

広島県では15年にも履修操作が発覚し、県教委の指導で世界史授業が徹底された。だが、それによって受験に悪影響が出たかといえば、結果は逆のようだ。

県教委によれば、国公立大への県内現役合格者数は、問題発覚前の12年度が1556人だったのに対し、今年度は1・5倍の2322人。「世界史の履修強化後も、毎年コンスタントに合格者数が増えている」(指導2課)という。

高校指導担当者は「受験に関係ないからといって履修科目を減らすことが、現場が考えるほど有利になるとは思えない。世界史を含めトータルの学力を伸ばすことが、回り道のように思えても結果につながるはずだ」と話してる。

<産経新聞>

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農業と教育に生産性を求めることが間違っていると常々思っていた。農業において生産性を追及すれば食の安全はおかされる。化学肥料の乱用である。

今回の高校未履修問題は手抜きをしても結果オーライという現代の風潮をもろに反映したものだ。しかし、一流大学を出て一流企業に就職すれば一生が保証される社会は既に崩壊していることを知るべきである。

大学はもっと卒業する時の資格を外国並みに厳しくするべきだ。学生には、入学のために色々なテクニックを使うことが如何に無意味かを教えるべきだ。

今の教育界に起こる全ての問題の根は同じである。つまりは手本となるべき「大人の社会」に倫理観が欠如しているからだ。とくに政治の世界はひどすぎる。

刺客を差し向けて気に食わない輩を落選させる。公然の「いじめ」ではないか?子供に「いじめ」はいけないと言っても説得力はない。

タイガース勝ちタイ(大リーグ・ワールドシリーズ)

2006-10-24 | 大リーグ
第2戦

米大リーグのワールドシリーズ(7回戦制)は22日、デトロイトでタイガース(ア・リーグ)―カージナルス(ナ・リーグ)の第2戦が行われ、地元のタイガースが3―1で快勝、1勝1敗のタイとした。

タイガースは一回、モンローのソロ本塁打などで2点を先制。五回にもカシーの右前打などで1点を加えた。41歳の先発左腕ロジャーズが8回無失点の好投。

カージナルスは打線が爆発せず、第1戦でフル出場し1安打した田口も出番がなかった。

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第1戦

米大リーグのワールドシリーズ(7回戦制)、タイガース(ア・リーグ)―カージナルス(ナ・リーグ)が21日、デトロイトで開幕。投打がかみ合ったカージナルスが7―2で快勝した。第2戦は22日に、デトロイトで行われる。

1点を先制されたカージナルスは二回、ローレンの左越えソロで追いつくと、三回にはプホルスの右越え2ランなどで3点を奪って勝ち越し。六回にも、敵失などで3点を追加した。投げては、メジャー2年目、通算6勝のレイエスが九回途中まで4安打2失点と好投した。

カージナルスの田口壮外野手は9番・左翼で先発出場。4打数1安打だった。三回無死一塁の第1打席は、捕ゴロ。五回先頭打者の第2打席は一ゴロ。六回二死二塁の第3打席は捕飛。九回一死走者なしの第4打席は投手強襲安打だった。

(読売新聞)

日本ハムが逆転勝ち、1勝1敗に

2006-10-23 | プロ野球
プロ野球日本一を決める日本シリーズ(7回戦制)の中日対日本ハムの第2戦が22日、ナゴヤドームで行われ、日ハムが5―2で勝ち、通算1勝1敗のタイとした。

日ハムは1回、1番森本が中前安打。2死二塁から4番セギノールの遊撃強襲安打で先制した。1点差を追う7回には、2死二、三塁から8番の金子が逆転の2点適時打。8回には森本を塁に置いて、セギノールが3番手岡本から右中間に2点本塁打を運び、ダメ押しした。

中日は1回裏、2番井端が左越えにソロ本塁打を放ち、すかさず追いついた。4回には3番福留が、勝ち越しの右越えソロ本塁打を打った。

先勝している中日は、山本昌が6回と3分の2を投げ、逆転された後、平井にマウンドを譲り、岡本、鈴木、久本がつないだ。日ハムは八木が6回を投げて2失点、武田久、マイケルが継投した。

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日ハムの勝因は新人・八木の力投に尽きる。6回を4安打2失点(ソロホームラン2本)と完璧な投球だった。
一方の山本昌もベテランらしく堂々たるピッチングだった。しかし、7回、2死二、三塁のピンチでの金子との勝負が悔やまれる。日ハムの右の代打陣を考えれば満塁策でもよかったのかもしれない。
前日は同じようなピンチに川上は勝負して切り抜けた。山本昌は金子に中前に逆転の2点適時打を許した。
どちらも落合監督がマウンドまで足を運んでの勝負だから悔いはないだろう。
第2戦は第1戦の裏返しのような試合だった。「勝負の神様」の粋な計らいだ。

訃報:ばってん荒川さん69歳=俳優、肥後にわか芸人

2006-10-22 | ニュース
ばってん荒川さん69歳(ばってん・あらかわ<本名・米崎一馬=よねざき・かずま>俳優、肥後にわか芸人)22日、ぼうこうがんのため死去。葬儀は24日正午、熊本市琴平2の1の40の玉泉院南熊本本館。自宅は同市新町3の4の26。喪主は妻美都江(みつえ)さん。

1937年熊本市生まれ。18歳の時に即興喜劇の肥後にわか劇団「ばってん組」入り。19歳のころ熊本弁丸出しの「お米ばあさん」で人気になり、ラジオ、テレビタレントとしても活躍。東京や大阪進出後も、九州を拠点に活動を続けた。映画「トラック野郎」、ビデオ映画「静かなるドン」などに出演した。

毎日新聞

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