中国外務省は31日、米国、中国、北朝鮮の3カ国が北朝鮮の核問題に関する6カ国協議を近く開くことで合意したと発表した。日程は「6カ国の都合の良い時期」としている。同協議は米国の北朝鮮への金融制裁に北朝鮮が反発して昨年11月以来、途絶えており、実現すれば、北朝鮮による核実験をはさんでほぼ1年ぶりとなる。
外務省の発表は「中国の提案に基づいて、米中朝の6カ国協議首席代表が北京で非公式会合を開いた。3カ国は6カ国協議のプロセスを推進することに関して率直で突っ込んだ意見交換をし、近く6カ国が都合の良い時期に同協議を開催することで一致した」との内容。
北京での非公式協議にはヒル米国務次官補、武大偉・中国外務次官、金桂官(キム・ゲグァン)北朝鮮外務次官が出席したとみられる。6カ国協議のメンバーである日本、韓国、ロシアも6カ国協議を通じた問題解決を主張してきたことから、早期開催に異存はないとみられる。ロイター通信は「年内再開を期待している」とする米政府当局者のコメントを伝えた。(日本経済新聞)
北朝鮮にとっては予定の行動であろうが、金融制裁の効果は予想以上で年内の辛抱も不可能であったようだ。
国連の経済制裁は今からなのであるから、アメリカによる金融資産の凍結が予想以上に効いているということである。
とくに、食糧支援が途絶えれば北朝鮮国内の農業生産物(米)の不作とあいまって来年2~3月には底をつくといわれている。
11月中に人道支援を前面に出して食糧支援を再開できないと金王朝の崩壊が早まるための見え見えの6カ国協議復帰表明なのだ。
外務省の発表は「中国の提案に基づいて、米中朝の6カ国協議首席代表が北京で非公式会合を開いた。3カ国は6カ国協議のプロセスを推進することに関して率直で突っ込んだ意見交換をし、近く6カ国が都合の良い時期に同協議を開催することで一致した」との内容。
北京での非公式協議にはヒル米国務次官補、武大偉・中国外務次官、金桂官(キム・ゲグァン)北朝鮮外務次官が出席したとみられる。6カ国協議のメンバーである日本、韓国、ロシアも6カ国協議を通じた問題解決を主張してきたことから、早期開催に異存はないとみられる。ロイター通信は「年内再開を期待している」とする米政府当局者のコメントを伝えた。(日本経済新聞)
北朝鮮にとっては予定の行動であろうが、金融制裁の効果は予想以上で年内の辛抱も不可能であったようだ。
国連の経済制裁は今からなのであるから、アメリカによる金融資産の凍結が予想以上に効いているということである。
とくに、食糧支援が途絶えれば北朝鮮国内の農業生産物(米)の不作とあいまって来年2~3月には底をつくといわれている。
11月中に人道支援を前面に出して食糧支援を再開できないと金王朝の崩壊が早まるための見え見えの6カ国協議復帰表明なのだ。