いとうな日々

MLB、プロ野球他野球全般、ニュースなどについて、勝手にコメントさせて頂いてます!

これで子供にしめしがつくのか?

2006-12-01 | ニュース
29日に行われた衆院経済産業委員会での官製談合防止法改正案採決を佐藤ゆかり、片山さつきが無断欠席をしたということで、自民党の古狸たちが一斉に非難の嵐だ。欠席した二人にはのっぴきならない理由があったようだ。

ようは自民党村で起こった陰湿な「いじめ」なのだ。二人は、郵政「造反組」の復党に反対する「復党問題を考える会」の主要メンバー。しかし、自民党の他の議員が同様な場合全員出席していたとは考えられない。

自民党の古い体質はやはり「改革」されてはいない。もともと、役人もできない、医者もできない、○○ができないぼんくら集団が自民党なのだ。出身校が東大でも卒業時の席次の低さゆえ官僚のトップにもなれず仕方なく自民党で議員をしている連中なのだ。

刺客選挙のときは、送られたほうに同情が集まったが、判官びいきの日本人、次の選挙では刺客ほうが有利になった。特に、岐阜での佐藤ゆかり議員は好感が持てる。未練たらたら、女々しい野田聖子よりも。

産経新聞社がFNN(フジニュースネットワーク)と合同で11月30、12月1の両日行った世論調査では、「造反組」議員11人の復党について「反対」と回答した人が67.2%に達し、賛成の17.3%を大きく上回った。また、安倍内閣の支持率も、発足直後の9月に実施した前回調査で63.9%だったが、今回は47.7%と16.2ポイント低下した。道路特定財源の問題や6カ国協議の行方では、下手をしたら年明けには「政権交代」もあるかもしれない情勢だ。

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日本人は動物好きなのか嫌いなのか、ときどきわからなくなる。がけに取り残された野良犬の救出劇がテレビで生中継されたかと思えば、500頭もの馬が生死の境に立たされても救いの手はなかなか現れない。

▼最大1トンの荷物をソリにのせた馬が「歩く」北海道のばんえい競馬が廃止されようとしている。開拓時代、農民の余興から生まれた世界で唯一の競馬も近年は赤字がかさみ、旭川など主催4市が次々と撤退を決めてしまった。

▼昨年、東京国際映画祭でグランプリをとった「雪に願うこと」は、帯広競馬場が舞台だ。東京で傷つき、調教師の兄のもとに身を寄せた主人公が、輓馬(ばんば)と厩務(きゅうむ)員たちとの触れあいの中で再生していく物語だが、重い荷物を引いて力をふりしぼって坂をのぼる輓馬の姿は、人生そのものだ。

▼破産状態に追い込まれた夕張市に限らず、北海道、いや全国の市町村はどこも火の車だ。平成の大合併で誕生した某市では、合併前より予算が2割カットされ、「総務省にだまされた」と住民は嘆く。人間さまも大変なのに、馬にまでかまっていられないというのもよくわかる。

▼だが、主催自治体は、「北海道遺産」にも指定されたばんえい競馬の存続に全力を尽くしたのだろうか。観光客の誘致活動すらろくにせず、札幌に近い岩見沢も駅から競馬場行きのバスは1日数本。この夏、小欄が訪れたときには4人しか乗っていなかった。これでは処分される馬が浮かばれない。

▼戦後最長だった「いざなぎ景気」を超える景気回復と喧伝(けんでん)されても地方にその実感はない。むしろ過疎と老齢化が急速に進んでいる。ばんえい競馬に限らず、その地方独特の行事も少なくなっている。ふるさとが荒れ果てれば、この国の明日はない。

(2006/12/01:産経抄)

帯広で最後のシリーズ開幕 廃止決定のばんえい競馬

本年度での廃止が事実上決まった北海道ばんえい競馬の最後のシリーズが2日午前、帯広競馬場で開幕した。

 帯広シリーズは来年3月末まで予定されているが、同競馬を運営している帯広市など4市の間では打ち切りも浮上しており、競馬場には廃止を惜しむ多くのファンが訪れた。

 一方、調教師と騎手でつくる調騎会や馬主協会、生産者団体など関係者は、多額の寄付の提案や署名活動、嘆願書などで帯広市に存続を働き掛けている。

 ばんえい競馬は約31億円の累積赤字を抱え、帯広市などは10月に本年度での現在の4市開催廃止を決定、存続に積極的だった帯広市が岩見沢市との2市開催を提案し協議していたが、11月に両市がそれぞれ断念することを発表した。12月中旬に4市の市長が集まり廃止を最終確認する予定になっている。

西日本新聞