いとうな日々

MLB、プロ野球他野球全般、ニュースなどについて、勝手にコメントさせて頂いてます!

日本に新リーグ

2004-10-30 | ニュース
北米に5つある野球の独立リーグの首脳らが29日、東京都内で会見し、すべての独立リーグを統括する組織をつくり、下部組織として、日本で2006年に新リーグを発足させる構想を発表した。

独立リーグは大リーグに属さないプロリーグで、現在、米国とカナダに計5リーグあり、来季から1リーグ増える。これまでリーグ間の連携はなかったが、来週中にも統括組織を発足させ、各リーグの勝者が対戦する仕組みを構築する。

「日本リーグ」は8チームが06年から年間各98試合行う予定で、複数の自治体にチーム誘致を持ち掛けている。初年度は本拠地を関東や関西など限られた地域に集中させるが、将来的には24チームに増やし、本拠地を全国に広げたい考えだ。

会見には2つのリーグのコミッショナーを務めるマイルズ・ウルフ氏や独立リーグ所属チームのスペシャルアドバイザーに就任した野球評論家の江本孟紀氏らが出席した。

江本氏は「独立リーグをプロ野球や大リーグを目指す選手の受け皿とし、町おこしにも役立てたい」と話した。(産経スポーツWEBより)

四国リーグ、東北リーグそして今回の独立リーグの発表。野球の裾野を広げるという面では大歓迎です。高校、大学の選手の受け皿がかなり広がります。自分の野球選手としての程度に合った野球を楽しくやりながらより上のレベルを目指すことが可能になります。

プロ側での改革が相当なスピードで進む可能性が出てきました。そこで、ガンである高野連がどれくらい自己改革できるかが、日本野球発展の鍵になると思います。


■アメリカンスポーツ・スクェアー 独立リーグ
■産経WEB プロ野球

ルースの呪い解けた!Rソックス86年ぶり世界一

2004-10-29 | 大リーグ
ア・リーグ優勝決定シリーズでヤンキースがまさかの3連勝4連敗で敗退したため、Wシリーズが行われていたことすら忘れていた。レッドソックスとカージナルスのWシリーズはレッドソックスの4連勝という一方的な結果に終わっていたのだ。1918年以来、世界一に見放されてきたレッドソックスが、バンビーノ(ベーブ・ルース)の呪いをついに解いた。リーグ優勝シリーズでヤンキースに喫した3連敗から始まった連勝は、ついに「8」に伸び、一気に世界一を決めてしまったのである。

改めて考えてみたい。レッドソックスがこの勢いに乗るきっかけはどこにあったのであろうか?所謂ターニングポイントは?勝負の恐ろしさを。

ヤンキースのトーリ監督が当地のヤンキースタジアムでの記者会見でレッドソックスとのリーグ優勝決定シリーズを振り返り、「第5戦の6回、松井の右直」がシリーズの流れを左右したと語った。すなわち、第5戦の6回2死満塁、松井の放った会心のライナーが左右どちらかにずれていれば、ヤンキースがダイヤモンドリングを手にしたということなのである。

ペドロ(マルティネス)を相手に4-2とリードして松井が右中間にライナーを打った。守備がそれほど評価されていない選手がそれをダイビングキャッチした。そこから流れが一気にレッドソックスに傾いていった。後で振り返ってみれば第4戦で決め切れなかったことが伏線となっている。延長12回のサヨナラ負け。負け方が非常に悪かった。

3連敗4連勝でのWシリーズ進出、Wシリーズでは4連勝。レッドソックスがバンビーノ(ベーブ・ルース)の呪いを解くために野球の神様が準備してくれた晴れの舞台であったような気がする。


■ ZAKZAK
■毎日新聞 (トーリ監督 分岐点は第5戦の松井の右直)

故郷忘じがたく候 司馬遼太郎

2004-10-28 | WEBLOG
村田喜代子著「龍秘御天歌」を読み終えた時、次は彼女の「百年佳約」を読むことに決めていた。例によってふらりと立ち寄った新橋の書店で司馬遼太郎の「故郷忘じがたく候」を自然に手に取ってページをめくってみた。

薩摩焼の陶芸家、沈寿官。約400年前朝鮮半島から薩摩軍によって連行され来た陶工。代々当主は沈寿官を名乗る。この作品は、薩摩焼の沈家・第14代当主の沈寿官氏が主人公となっていて、実在の人物を描いたノンフィクションなのである。

沈氏の祖先が日本に連れ去られた光景、沈氏が、いかにして薩摩で生きてきたかという光景、そして寿官氏の少年時代が綴られ、最後は沈寿官氏が韓国を訪問し、当時の朴大統領と会見した場面、先祖の故郷に里帰りする場面などが描かれる。

村田喜代子の「龍秘御天歌」が有田焼400年の歴史に唯一名を残した女性「百婆仙」をモデルとした創作であるのに対し、司馬遼太郎の「故郷忘じがたく候」は若干の創作が加えられているもののノンフィクション作品なのである。

司馬遼太郎は沈寿官に真の日本人・薩摩隼人の気骨を感じ取ったに違いない。日本を語りながらも同時に韓国・朝鮮を語り、日本人とは何かを語る。われわれ日本人の祖先が朝鮮半島からこの地に渡ってきたことを前提として・・・。


【LINK】

■ 沈寿官

■ 苗代川 美山 沈寿官陶苑

■ 司馬遼太郎を歩く

1年で約4万㍑節約・・・JAL

2004-10-26 | WEBLOG
JALは、日本の航空会社としては初めて、ボーイング747-400型貨物専用機を導入した。

軽量化して燃料を節約するため、白い塗装を省いたという。原油高騰のおり、胴体に塗装を塗らないことで約150㌔軽くなり、1年で約4万㍑の燃料が節約できるという。

一方、新潟県中越地震で目をひくのは上越新幹線で起きた“奇跡”だ。伝えられる解説や報道を総合すると、「とき325号」の車両は旧式で、いまのスピードアップされた軽量のものにくらべると五割も重い。しかしその古く重い車両が幸いし、地震の激しい揺れにも跳ねなかったそうだ。対向列車が来ていないことも幸運だったという。

先進国を自負するなら、わが国は効率を追求することより、資源の節減や安全性の追及が負うべき使命であろう。


■ 産経抄

龍秘御天歌:村田喜代子

2004-10-26 | WEBLOG
本を購入するときはいつもこんなものである。ぶらりと本屋に入る、そして何気なく見て回るが、偶然なのか、必然なのか手にとる事となるのである。

「龍秘御天歌」は緑色の帯の「哀号おー」が目に止った。韓国人がよく言う「アイゴー」を日本人が勝手に漢字を当てたものであるが、韓国と関係があるのかとその説明文を読んでみた。

「骨の髄まで日本人になりていのか」
17世紀の在日朝鮮人陶工たち。
葬儀をめぐって、母と息子の策謀がぶつかる。
涙あり、笑いあり、歴史物語の珠玉!

あらすじは、朝鮮人陶工の統領である龍窯当主辛島十兵衛こと張成徹が死亡、妻の百婆(朴貞玉)は故国式の葬儀を執り行い、土葬を強く望むが、長男の十蔵は日本式の弔いを行おうとする。最初は百婆の「葬式は死者を弔う為にするものだ」の剣幕に、麻の服を着ての朝鮮式の葬式を認めた十蔵だったが、代官所から「特別に白装束の着用を許す」の達しが来て、態度を変え、「今後の子孫のため、代官所の機嫌を損ねられない」と火葬の受け入れを百婆に迫る。
表向きは日本式、内向きは朝鮮式、お経も最後は朝鮮語であげることを僧侶に認めさせた百婆は、遺体をすり替え、長老たちだけで土葬をしようとするが、最後の別れの時、長男に逆にすり替えられたことに気付く。

1610年代、深海宗伝の妻である「百婆仙」は夫と共に一族900人を率いて韓半島から今の佐賀県に移り住み、陶祖・李参平がひらいた有田で多くの渡来陶工から尊敬され慕われました。1656年に96歳で亡くなり、その墓は今も報恩寺境内の「蔓了妙泰道婆之塔」に祀られています。「龍秘御天歌」は有田焼400年の歴史に唯一名を残した女性「百婆仙」をモデルとした創作であるということです。

以前有田の窯元巡りをしたこともあり、陶祖・李参平の碑にも何度も行きました。なた、韓国・利川(イチョン)が有田とよく似た町であったという印象もあり、親しみやすい作品でありました。

村田喜代子という作家の作品を読むのは初めてですが、民話的な雰囲気で非常に読みやすい作品です。

巻末の解説で作家辻原登氏は次のように結んでいる。

「龍秘御天歌」の続編とも言うべき「百年佳約」が出た。「百婆が死んでからだいぶ経った」とはじまる。その死んだ百婆が自分の墓の上に腰掛けて、こううそぶく。「おれはついに神になったのだな・・・。(略)いよいよ頑張らねばならぬ」地上ではじまる物語は結婚騒動である。葬式が先で、その後が結婚というわけだ。
新作は祝(ことほ)ぎの神力にみちている。
村田喜代子はいよいよ、九州島中間から神話的物語作者の相貌をくっきりと現わしはじめた。
中間とはどんな土地なのだろう。無と有の中間(ちゅうげん)に浮かぶ物語の島。

次は「百年佳約」を読むことになるだろう。

誕生日だったのだ・・・

2004-10-24 | WEBLOG
昨日は誕生日だった。誕生日がうれしい年でもなくなって早?年。仕事に忙殺されても仕方のないことかもしれない。

生まれた年にはどんな事であったのか?
今年の誕生日の記録として、せめてその程度の勉強はしておこう。

【野球】
プロ野球 優勝 阪神
第19回選抜選抜中等学校野球大会 優勝 徳島商 準優勝 小倉中
第29回全国中等学校優勝野球大会 優勝 小倉中 準優勝 岐阜商
●経営面で行き詰まったセネタースを東急電鉄が肩代わりし「東急フライヤーズ」に改称した。
●球団名にニックネームをつけることが決まり、太平パシフィックスは「大洋ロビンス、金星は「金星スターズ」、中部日本が「中日ドラゴンズ」、近畿日本グレートリングは「南海ホークス」、阪急は「ブレーブス」となった。発足当時からの「ジャイアンツ」、「阪神タイガース」とあわせて全球団のニックネームがでそろった。

今年のプロ野球界とよく似たことが起こっていたようだ。

【ヒットした流行歌】
啼くな小鳩よ(岡晴夫)、雨のオランダ坂(渡辺はま子)、夜のプラットフォーム(二葉あき子)、夜霧のブルース(ディック・ミネ)、長崎エレジー(ディック・ミネ)、港が見える丘(平野愛子)、夢淡き東京(藤山一郎)、白鳥の唄(藤山一郎/松田トシ)、とんがり帽子(川田正子)、山小舎の灯(近江俊郎)、星の流れに(菊地章子)

【ニュース】
●日本国憲法施行
●キャスリーン台風、関東・東北水害(9月14日~16日、房総半島南端から三陸沖へ抜けたキャスリーン台風は、関東、東北に大被害を及ぼした。死者2247人。)
●古橋選手、400m水泳世界記録

【同じ年に生まれた人々】
(野球) 衣笠祥雄・星野仙一・尾崎将司
(歌手) 西郷輝彦・吉田拓郎・千昌夫・森進一・布施明
(芸能人)高田純次・伊奈かっぺい・せんだみつお・和泉雅子・泉ピン子・西田敏行・根津甚八
(外国人)デヴィッド・ボウイ、スティブン・スピルバーグ、アーノルド・シュワルツネッガー、エルトン・ジョン





一場だけではないだろう?

2004-10-23 | プロ野球
一場だけではないだろうし、巨人、横浜、阪神だけでもないだろう。

こんな時こそコミッショナーの出番ではないのか。ライブドアや楽天にくだらない質問をしているセリーグの会長は何をしているのか?特に神戸地検検事、大臣官房長、法務事務次官、東京高検検事長などを歴任し公正取引委員会の委員長を務めた根来コミッショナーの出番ではないのか?

過去5年までさかのぼって、特に逆指名で入団した選手について調査し公表するべきである。得意分野なのだから。野球のことは分からないのであればせめて今回存在価値を示してほしい。

選手会も選手に聞き取り調査して、その結果を公表すべきである。自ら荒療治をしなければファンの期待に背くことになる。古田会長の英断に期待するものである。

一場だけではないだろう?巨人、横浜、阪神だけではないだろう?
このことは多分野球ファンは全てそう思うはずである。広島カープはないかもしれないとは思うが。


【関連記事】
■阪神・横浜オーナー辞任、一場投手に現金
■獲得競争過熱の末…阪神・横浜両オーナー、沈痛な表情

北朝鮮利権の真相 野村旗守編

2004-10-22 | 北朝鮮・拉致問題
ゼネコン10社訪朝計画 インフラ視察、総連が招待 出国後に突然中止 (産経新聞) - goo ニュース

なぜゼネコンが動いたのか?日朝国交回復近しということか?

記事によると、「訪朝計画は昨年浮上し、小泉純一郎首相が今年五月に再訪朝したのを受け、今回、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)が招待した。
ゼネコン各社がこの時期に極秘の訪朝計画を立てたのは、核、ミサイル、拉致問題などの包括的解決後、国交正常化を想定し、日本から北朝鮮への経済協力を見越した動きとの見方もある。北朝鮮にとっても、国交正常化後のインフラ整備事業を日本企業に発注する可能性を示唆することで、「圧力」を強めつつある日本側に揺さぶりをかける思惑があるようだ。」とのことだ。

いずれにしても、政治家、ゼネコン、マスコミ等、北朝鮮のまくエサに食いつく連中のなんと多いことか。独裁政権を相手に商売ができると思う常識を疑う。朝鮮が民主化されなければ商売などできるはずはない。賠償金を目当ての商売なら「国賊」ではないか?

要は、北朝鮮が嫌う政治家やジャーナリスト、文化人たちが真に日本の国益を考えている人たちである。

『是の故に百戦百勝は、善の善なる者に非ざるなり。戦わずして人の兵を屈するは、善の善なるものなり。故に上兵は謀を伐つ。其の次は交を伐つ。其の次は兵を伐つ。其の下は城を攻む。』(孫子)

日本は日米安全保障条約があるのであるから、北朝鮮を中国、ロシアから引きはなす戦略・外交を積極的に展開すべきである。「兵は詭道なり」である。北朝鮮は孫子をよく研究しているようだ。それに引き換え日本の不勉強は目を覆うばかりではないか。

朝鮮総連の話 「産経新聞社の取材はお断りしています」

朝鮮に嫌われる「産経新聞」は本物なのである。


ソフトバンク「ホークス」買収に名乗り

2004-10-19 | プロ野球
ダイエーが産業再生機構の支援要請を決めたことで、かねてより、「ホークス」買収に興味を示していた、京セラ、ソフトバンクのうち、ソフトバンクが買収に名乗りを上げた。

西武鉄道株の偽装で辞任に追い込まれた、堤氏。銀行から脅迫まがいのやり方で産業再生機構の支援要請を決めさせられた、高木氏。

こうなることは、ストライキ騒ぎの時点で分かっていたことではないのか?こんなことも予測できない現セ・パ両リーグ会長や球団経営者たちが新規参入希望企業の審査をしていることこそ、滑稽である。

いずれにしても、新規参入希望があるのだから、なんとか体裁は繕うことができるかもしれない。問題は今回のゴタゴタで有力選手たちがメジャーへ行ってしまう危険が増大したことである。

ダイエーの井口資仁内野手はメジャー挑戦に向け球団と交渉を始めたという。ダイエーでは来年FA件を取る城島健司捕手和田毅新垣渚両投手もメジャー志向のようだ。西武では、松坂大輔投手が以前からメジャー志向であることは有名だ。

殿様商売の巨人だってウカウカしてはいられない。仁志敏内野手がすでにメジャーを口にしているし、高橋上原二岡阿部と目白押しだ。阪神の藪投手もメジャー挑戦を発表した。

今のままでは、日本プロ野球はメジャーのマイナー化してしまう懸念がある!!

■ 東京新聞

■ 読売新聞


適者生存・長谷川滋利(マリナーズ)

2004-10-18 | WEBLOG
メジャーリーグの話題といえば、イチローと松井に目を奪われがちであるが、今年で8年目を向かえ、シーズンを安定した成績で終えた大リーガーがいる。シアトル・マリナーズ 長谷川滋利投手である。

彼の根底にある哲学は、「アジャスティング」、常におかれた環境にアジャストすることだ。企業であれ人であれ、生き残るためには環境に対応すしか道はないのである。

書の中でダーウィンの言葉を引用して、『進化の過程で生き残るのは、最も強い生き物ではなく、最も環境に適した生き物である』と。

「自分は常に環境に合わせてゴールの設定を変えてきたように思う。自分に地位を維持するといった消極的なゴールではなく、自分を高めるためのゴール」だと。

目標を立て、やってみて、それを評価する。そして修正計画を立て再度挑戦し成長する。この、Plan→Do→Seeの弛まぬ実践が今日の彼を支えているのだと思う。

物事を客観的に捉え、目標を設定、達成するためには何が必要か、達成への意欲と情熱。これらのことが伝わってくる一冊である。『超一流になれなくても、努力すれば一流にはなれる』この言葉が勇気を与えてくれる。


■ 長谷川滋利公式ホームページ
■ Seattle.Mariners公式ホームページ