金正日の亡命先はフランスか？

本日のテレビ朝日「サンデー・スクランブル」で独立総合研究所の青山繁晴社長から金正日の亡命先について衝撃の発言が飛び出した。

折りしも18日から六カ国協議が再開されるが、北朝鮮は硬軟両面作戦のようである。アメリカが北朝鮮の作戦に乗って譲歩すれば、経済援助（食料・燃料)を引き出し現体制を維持、また、交渉が長引き、噂される１～２月の食糧危機（重村智計氏）で現体制が危なくなれば金正日一派は安全な所に逃げようというのである。

今まで、ロシア、中国が金正日の亡命先として有力視されてきたが、本日の青山氏の発言は独自の取材に裏付けされ、フランスだというのである。某漫才師ではないが「フランスか？」である。もっとも、北朝鮮は高官の病気の際は常にフランスの病院を入院先としていた。高英姫も乳がんの治療をフランスの病院で受けた後、亡くなったとされている。

先日の拉致被害者の集会で安倍首相は「拉致問題の解決なくして北朝鮮との国交正常化なし」と発言した。しかし、軍事力のないわが国にとってはいくら首相がその気でもどうにもならないのが現実である。北朝鮮の現体制が崩壊しない限り解決はない。ロシア、中国から疎んじられている金正日には一日も早くフランスへでもベトナムへでも逃げ出してもらいたいものである。