いとうな日々

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李承と塩谷和彦

2006-04-25 | プロ野球
今日の「スポーツ朝鮮」は日韓の二人の外国人選手を挙げて、その共通点を論じている。巨人の韓国人の4番打者・李承と韓国・SK Wyvernsの日本人3番打者・塩谷和彦である。李承については昨年はロッテの日本一そしてアジア一に貢献しており、WBCでの活躍で、韓国に於いても日本に於いてもスター選手である。一方、塩谷は阪神、オリックスで準レギュラーであったが、日本球界ではさほど注目された選手ではない。

塩谷は日本で12年間プレーし、通算496試合に出場、1445打数381安打(2割6分4厘)、29本塁打、145打点。2003年には打率3割を記録している。塩谷は入来(前斗山)、森(前ロッテ)につづき、韓国プロ野球歴代3人目の日本人選手となった。

塩谷がオリックスを自由契約になってたのがトライアウトの3日前。それでも参加して国内の移籍先を探したがどこからも声がかからなかった。そして、韓国プロ野球のSKワイバンズに韓国語の専属通訳や日本人トレーナー、マンションなども提供される超VIP待遇での移籍が決まったという。

韓国プロ野球においては野手としては初の日本人助っ人である。塩谷にとって韓国の水があったのか開幕から大活躍である。MLBでも大家投手のように、日本ではたいした活躍はなかったが、アメリカの水にあって成功した例もある。野球ファンとしては、外国でプレーする以上、頑張って結果を残して欲しいと思っている。

塩谷の活躍が日本のマスコミにも取り上げられることを願っている!
「チームの柱」になったイ・スンヨプと塩谷

日本プロ野球のセントラルリーグ首位の読売ジャイアンツと韓国プロ野球首位を走るSKワイバンズの状況には共通点がある。両チームはシーズン開幕後、8割以上の勝率を上げ、破竹の勢いでトップを走っていたが、最近になり快進撃にややブレーキがかかっている。

なかでも、両チームの状況を左右している中心人物が、ともに韓日両国からの外国人選手であるという共通点に注目が集まる。イ・スンヨプは、巨人の4番打者として活躍し、日本野球に「韓流ブーム」を巻き起こしている。塩谷和彦は韓国で活躍する日本人打者第1号という点から日本メディアの注目を集めている。

「永遠のライバル」韓国と日本。日本プロ野球の象徴といえる読売ジャイアンツは、チームの4番打者に韓国出身のイ・スンヨプを据えた。SKもチーム打線の中核である3番打者に日本人選手の塩谷を起用した。塩谷はホームラン共同2位(3本)、打点1位(16点)、安打1位(15本)、打率6位(3割4分1厘)で攻撃の全部門に渡って最上位クラスにつけている。イ・スンヨプも、セ・リーグで打率6位(3割4分4厘)、安打2位(24 本)、ホームラン共同6位(4本)で、力を見せ付けている。韓日両国の外国人選手が、相手国のリーグでチームを引っ張っているという点が印象的だ。

チームの最近の成績は、両選手の成績にリンクしているかのようだ。5連勝の勢いを見せていたSKの快進撃は、今月19日と20日の2試合で塩谷の爆発的な打撃が鳴りをひそめたとたん、ストップしてしまった。塩谷はSKが2連敗した19、20日の両試合で8打数1安打の不振に終わった。8連勝を続けた巨人も 19日のスワローズ戦で、猛打を振るっていたイ・スンヨプの低迷で連勝がストップした。イ・スンヨプは当時2試合で8打数無安打という不振を記録した。試合のたびにすさまじい得点力を見せつけていた巨人打線も、イ・スンヨプが勢いを止めるのと同時に2得点(18日)、1得点(19日)という低得点に悩まされた。

【スポーツ朝鮮】

SK ワイバンズ

通信や石油関連で成長を遂げる財閥・SK(鮮京グループ)が親会社。2000年創団のインチョンを本拠地とする新生球団で、2002年からは新たに建設されたムナク競技場を本拠地にしている。2003年には初のポストシーズン進出を果たし、韓国シリーズで優勝したヒョンデをあと一歩のところまで追い詰めた。
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