いとうな日々

MLB、プロ野球他野球全般、ニュースなどについて、勝手にコメントさせて頂いてます!

巨人 逆転で4連勝

2006-04-06 | プロ野球
東京ヤクルトの先発川島の頭脳的なピッチングに凡打を繰り返していた巨人打線が、7回小久保の同点3ランで追いつき、一気に逆転、久保、林、豊田の新勝利の方程式で同カード3連勝、横浜戦からの連勝を4とした。

しかし、逆転劇のお膳立てを作ったのは桑田の後2番手のルーキー福田だ。3点のビハインドの5回のピンチに救援し「点を与えないように、試合を壊さないようにマウンドに立った」。6回も0点でしのぐと7回に打線が爆発し、白星が転がり込んだ。
 初勝利も中継ぎで踏ん張り、援護を呼び込んだ。ここまで被安打ゼロの右腕は「みんなに何か持っているな、と言われる」と強運ぶりに胸を張った。
巨人:逆転勝ちで4連勝 ヤクルトは投手交代裏目で4連敗

○巨人7-4ヤクルト●

巨人が逆転勝ちで4連勝。3点差を追う七回、小久保の左越え3ランと斉藤の左犠飛、清水の適時打で一挙5点。小刻みな継投で逃げ切った。2番手の新人・福田が2勝目。ヤクルトは川島から木田への投手交代が裏目に出て4連敗。

▽巨人・原監督 リリーフ、特に若い投手が頑張った。(2番手の)福田が、いい風をこっちに持ってきてくれた。

▽巨人・福田 (早くも2勝目)みんなから「何か(運を)持っているな」と言われてます

▽巨人・桑田 (今季初登板も五回途中で降板)コントロールが悪かった。何とか五回までは投げ切りたかったけど……。

◇古田監督、自ら今季初めて先発メンバー外れる…監督兼業が疲労と重圧に

古田監督が決断を下した。「古田選手」を今季初めて先発メンバーから外したのだ。

開幕から前日まで5試合で計17打数1安打。好機での凡退も多かった。八重樫打撃コーチは「(監督兼任の忙しさで)開幕前に十分に振り込めていない」と同情するが、守ってもワンバウンドのボールを再三、後にそらすなど動きの悪さが目立ち、古田監督は「迷惑をかけてしまっている」と責任を感じていた。監督兼業の疲労と重圧が、選手・古田の動きを悪くしていたのは明らかだ。

思いきってベンチに引っ込んだこの日は、前日までより表情が柔らかだった。単純に考えて、責任が半分消えるのだから、気分が楽になって当然だ。そのせいか一回には、先頭の青木が中前打で出ると、次打者・真中の時にヒット・エンド・ランを仕掛けて先取点のきっかけを作るなど、作戦にも積極性が出た。

兼任監督は休みの取り方が難しい。2日の阪神戦では6点差をつけられたところで米野に交代したが、その途端、球場全体に“本日閉店”ムードが漂い、チームも緊張感を失った。逆に5日の巨人戦は大差をつけられても出場し続けたが、これでは40歳の肉体がもたない。

無論、捕手・古田がグラウンドにいるかいないかでは相手にかかるプレッシャーは違う。七回の5失点も捕手が古田だったら……と言えないこともない。しかし、時には自分自身をプレッシャーから解放することも必要だろう。シーズンはまだ140試合も残っているのだ。

○…キャプテンの一振りがチームをよみがえらせた。ヤクルト・川島を打ちあぐみ六回まで2安打、1点に抑えられていた巨人。しかし七回1死から連打で一、三塁とすると、投手は木田に代わった。打席には今季から主将を務める小久保。「重苦しい雰囲気だったので、とにかく走者を返したかった」。3球目の145キロの直球をフルスイングすると、打球は快音を残して左翼席へ一直線。起死回生の同点3ランとなり、その後の逆転劇を呼んだ。「チームの状態はいい。今後もチャレンジャーの気持ちで頑張りたい」。生真面目でひたむきな男が、首位・巨人を引っ張っていく。

○…ヤクルトの状態が悪い。この日は古田兼任監督が今季初めて先発メンバーを外れ、ベンチで指揮に専念。しかしリリーフ陣が期待を裏切り、打線も10残塁とつながらず、4連敗で借金「2」となった。試合後の古田監督は、何を聞かれても「うーん……まあ……」と生返事。何より待たれるのは、開幕から計17打数1安打と不振が続く「選手・古田」の復活か。

毎日新聞 2006年4月6日


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松井2号 日本人大リーガー好調

2006-04-06 | 大リーグ
大リーグが開幕して日本人大リーガーの活躍が目立っている。マリナーズのイチロー、城島、ヤンキース・松井、ホワイトソックス・井口、カージナルス・田口、レンジャース・大塚。中でも、城島は日本人初の捕手として期待以上の活躍である。

まずヤンキースの松井である。スロースターターの松井は例年この時期、花粉症に悩まされる。しかし、今シーズンはWBCを辞退し並々ならぬ決意で望んでいるためか、開幕戦から好調をキープしている。日本から専属の整体師を呼び寄せ身体の手入れにも抜かりがないようである。チームはらしく1勝2敗の負け越しスタート。次はエンゼルス戦である。
打率 .500  本塁打 2  打点 5

城島効果かマリナーズはエンゼルスとの開幕シリーズを2勝1敗と勝ち越しスタートとなった。イチローも「考えがなくて、抑えられているとは思えない。意図は見えますよね」と城島に信頼を寄せている。守備のみならず、城島が7番にいる効果で、開幕3試合でイチローは7度も走者を置いて打席に立った。昨年までとは違って、打線のつながりをチーム全体で感じているという。
イチロー 打率 .333  本塁打 0  打点 0
城 島  打率 .364  本塁打 2  打点 3

相手投手との相性から第二戦はベンチとなったが、井口も好調である。第二戦の試合前のセレモニーでチャンピオンリングを授与され気持ちも新たに今年もリング目指して頑張ると決意を語っていた。今日の試合では4打数3安打、チームは延長戦で敗れたが、開幕からの2試合で7打数4安打と、好調なスタートを切っている。
打率 .571 本塁打 0 打点 2

その他の選手はカージナルスの田口が5年目にしてスタメン出場、現在打率は.250。ブルワーズの大家はパイレーツ戦に今季初登板。レンジャーズの大塚も強打のレッドソックスを相手に登坂。WBCからの安定感を引き継ぎ好調を維持している。
気がかりなのは、打者では松井稼だ。右ひざ痛で故障者リスト入りしており、復帰が待たれる。
投手では今季絶望のデビルレイズの森は別として、ホワイトソックスの野茂の復活が待ち遠しい。メッツ・入来、ロッキーズ・藪、ドジャース・斎藤、アスレチックス・マック鈴木、開幕早々インディアンスからアスレチックスに移籍した多田野など今後の活躍を期待したい。

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