いとうな日々

MLB、プロ野球他野球全般、ニュースなどについて、勝手にコメントさせて頂いてます!

船頭多くして・・・頂点目指す

2006-04-11 | 大リーグ
ヤンキースは今年もスタートに躓きアメリカン・リーグ東地区で最下位である。①ボストン・5勝1敗、②トロント・3勝3敗、③ボルチモア・3勝4敗、④タンパベイ・3勝4敗、⑤ニューヨーク・2勝4敗。すでにヤンキースがワールドチャンピオンの座から遠ざかって6年目になるという。

なんとしてもワールドチャンピオンにという願いからか、今年はコーチ陣に4人の監督経験者をそろえたという。「船頭多くして船、山に登る」、秋の結末は?という記事が産経新聞に掲載されている。⇒産経新聞記事
ベンチコーチがリー・マジリ(オリオールズ)、一塁コーチがトニー・ペーニャ(ロイヤルズ)、三塁コーチがラリー・ボーワ(フィリーズ)、そしてブルペンコーチにジョー・ケリガン(レッドソックス)が、その4人なのである。

先日、大リーグ機構からメジャーリーガーの今年の年俸が発表された。高額年俸選手の1-3位はヤンキースで、ロドリゲス内野手が約2568万ドル(約30億円)で6年連続の首位。ジーター内野手が2060万ドルで続き、ジアンビ内野手が約2043万ドル。松井も1300万ドル(約15億2100万円)で全体でも25位であるということだ。球団別でもヤンキースが約1億9866万ドル(約232億円)で断然トップなのである。

ということは、ヤンキースには大リーグを代表するスター選手が集まっているということである。となれば、プライドの塊であるそれら選手をまとめていくためには監督一人では手に負えないことは当然である。選手に睨みが効く、監督経験のあるコーチが適切な指導を行わなければ、ワールドチャンピオンに近づくことは出来ないのだ。つまり、チームとして機能しないことになる。去年の巨人をみればよく分かるはずである。従って、ヤンキースに関して言えば、「船頭を多くして、船が山に登るを防ぐ」と解したほうが正解なのではないだろうか。

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